スマホだけじゃ物足りない、けれどPCを持ち歩くのはちょっと重い——そんな人にとって「タブレット」は理想的な相棒ですよね。中でも近年注目を集めているのが、Snapdragon 870搭載タブレット。高性能なのに価格は控えめ、まさに「コスパ最強」の一角です。
今回は、このチップを搭載したおすすめモデルを5つピックアップし、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく紹介します。
Snapdragon 870ってどんなチップ?
まず、Snapdragon 870とは何者なのかを簡単に整理しておきましょう。
これはQualcomm社が2021年に発表したモバイル向けSoC(システム・オン・チップ)で、同社のハイエンドライン「Snapdragon 800シリーズ」に属します。最大3.2GHzで動作する高性能CPUと、Adreno 650 GPUを内蔵。ゲームや動画編集、複数アプリの同時起動など、重めの作業もスムーズにこなせます。
実際に使ってみると、SNSのマルチタスク操作やブラウジング、動画再生などがとても快適。
「最新のSnapdragon 8シリーズほどじゃないけど、ほとんどの作業はストレスなし」というバランス感が、人気の理由になっています。
870搭載タブレットが人気の理由
Snapdragon 870搭載タブレットは、単純に「性能が良い」だけではありません。ポイントは次の3つ。
- 価格が手頃
最上位のSnapdragon 8 Gen系よりも安く、同価格帯の中では圧倒的な性能を誇ります。 - 安定した発熱管理
870はチューニングが成熟しており、長時間の利用でも熱暴走しにくい。 - バランスの取れた電力効率
高負荷時でも省電力性を確保。長時間の動画視聴や作業にぴったりです。
つまり、最新機種のような尖った性能ではなく、「安定した高性能」を求める人にとって最良の選択肢。
ゲームも動画編集も仕事も1台でこなしたい——そんな欲張りなニーズを満たしてくれます。
おすすめ①:Xiaomi Pad 6
まず真っ先に挙げたいのが、Xiaomi Pad 6。
Snapdragon 870を搭載しながら、価格は3〜4万円台と驚くほどリーズナブル。11インチの2.8K(2880×1800)ディスプレイは発色がよく、144Hzのリフレッシュレートにも対応しています。
この価格でこの滑らかさは正直異次元です。
RAMは6〜8GB、ストレージは128GB〜256GBと十分な容量を確保。
ゲームやマルチタスク操作もサクサクで、AnTuTuベンチマークでも70万点台後半を記録しています。
さらにDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを備え、動画視聴の臨場感も抜群。
バッテリーは8,840mAhで、1日中使っても余裕。
「とにかくコスパ重視で後悔したくない」という人には、間違いなく最有力候補です。
おすすめ②:Lenovo Tab P12 Pro
次に紹介するのは、Lenovo Tab P12 Pro。
こちらは少し高価ですが、その分完成度が圧倒的。12.6インチのAMOLEDディスプレイはHDR10+やDolby Visionにも対応し、発色・コントラストともにトップクラスです。
Snapdragon 870×8GBメモリで、動画編集アプリやデザインツールも快適に動作します。
特筆すべきは、キーボードとスタイラスペンのサポート。
ペン入力でのメモやイラスト制作、キーボードを装着してノートPCのように使うなど、用途が広いのが魅力です。
さらにバッテリーは10,000mAhで、外出先でも長時間安心。
エンタメも仕事も両立したい人にピッタリな万能タブレットです。
おすすめ③:Vivo Pad
中国メーカーのVivoが展開する**Vivo Pad**も、Snapdragon 870搭載の注目モデル。
11インチの2.5K解像度ディスプレイを搭載し、120Hzの滑らかな描画を実現。
8GBメモリと128GBストレージを備え、マルチタスクにも余裕があります。
UIはVivo独自の「OriginOS HD」で、シンプルで軽快。
ペン入力や分割画面機能など、Android 13世代らしい使い勝手が特徴です。
軽量でデザインもスタイリッシュなので、出張先やカフェでの作業にも向いています。
Xiaomi Pad 6より若干高価ですが、質感や画面クオリティを重視する人にはおすすめです。
おすすめ④:OPPO Pad
こちらも中国勢から、OPPO Pad。
Snapdragon 870搭載で、コスパの良さが際立つモデルです。
11インチのWQXGA(2560×1600)ディスプレイは明るく、120Hzリフレッシュレートにも対応。
ゲームプレイや動画視聴時の滑らかさは他の追随を許しません。
メモリは6〜8GB、ストレージは128GB。AndroidベースのColorOS for Padを採用しており、スマホとの連携性も抜群です。
特にOPPOスマホを使っている人には便利な組み合わせ。
ペン対応・ステレオスピーカー搭載など、総合力の高いタブレットです。
おすすめ⑤:Lenovo Xiaoxin Pad Plus(またはLenovo Tab P11 Pro 2nd Gen)
Lenovoの中価格帯シリーズにも、Snapdragon 870搭載モデルが存在します。
中でも人気なのが**Lenovo Xiaoxin Pad Plus**。日本未発売ながら、並行輸入モデルとして高評価を得ています。
11.5インチの2Kディスプレイを搭載し、120Hz対応。
8GBメモリ、7,700mAhバッテリーで、軽作業から動画編集までスムーズ。
Dolby Atmos対応スピーカーも健在です。
上位のLenovo Tab P12 Proよりも軽量で持ち運びしやすく、コスパ重視で性能も妥協したくない人に最適。
海外モデルながら安定した品質を持ち、Androidタブレットの隠れた名機といわれています。
Snapdragon 870搭載タブレットを選ぶときのポイント
- ディスプレイ品質
2K以上の解像度を選ぶと、文字のくっきり感や色再現性が段違い。
リフレッシュレートが高いほど、ゲームやスクロールが滑らかです。 - メモリとストレージ
最低6GB以上のRAMを確保すると快適。
ストレージは128GB以上を目安に、クラウド併用で運用しましょう。 - バッテリー持ち
8,000mAh以上なら1日十分。急速充電対応だとより便利です。 - 対応アクセサリー
ペンやキーボード対応モデルを選ぶと、仕事や学習用途にも広がります。 - アップデートと保証
メーカーの更新頻度やサポート期間も要チェック。
信頼できる販売経路から購入するのが安心です。
Snapdragon 870搭載タブレットは「今が買い時」
Snapdragon 870搭載タブレットは、今がまさに“お得なタイミング”です。
後継のSnapdragon 8 Genシリーズ登場により価格が下がりつつも、性能はまだまだ現役レベル。
ゲーム・映画・勉強・仕事など、あらゆるシーンで活躍します。
最新チップ搭載機よりも安定していて、熱や消費電力の面でも扱いやすい。
つまり「無駄のないハイパフォーマンス」を求める人にピッタリです。
まとめ|Snapdragon 870搭載タブレットおすすめ5選!高性能でコスパ最強モデル
今回紹介した5モデルは以下の通りです。
- Xiaomi Pad 6
- Lenovo Tab P12 Pro
- Vivo Pad
- OPPO Pad
- Lenovo Xiaoxin Pad Plus(Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen)
どの機種もSnapdragon 870の力を最大限に引き出し、日常からビジネス、エンタメまで快適に使えます。
価格・性能・使い勝手のバランスを考えれば、今でも十分に“買い”な選択肢。
あなたのライフスタイルに合う一台を、ぜひ見つけてみてください。
