タブレットでLINEを使うには？スマホ連携と設定手順を解説
「タブレットでもLINEを使いたいけど、どうやって設定するの？」
そんな疑問を持っている人は多いですよね。スマホで使っているLINEをタブレットでも使えたら、家の中や仕事中など、もっと自由にコミュニケーションが取れるようになります。
この記事では、タブレットでLINEを使うための方法や設定手順、注意点までをわかりやすく紹介します。初心者の方でも迷わずできるように、スマホ連携の流れから、機種ごとの違いまでを丁寧にまとめました。
タブレットでLINEを使うための基本ルール
まず知っておきたいのは、LINEには「メイン端末」と「サブ端末」という考え方があることです。
スマホで使っているLINEが“メイン端末”であり、そこにログインしているアカウントを、PCやiPadなど“サブ端末”でも使える仕組みになっています。
ただし、サブ端末での利用にはいくつかの制限があり、どの端末でもまったく同じように使えるわけではありません。
そのため、「どのタブレットを使うのか」によって、設定方法や使える機能が少しずつ変わります。
iPadでLINEを使う方法
iPadを持っている人なら、最もスムーズにLINEを使うことができます。
iPad専用の「iPad版LINE」アプリが公式に用意されており、スマホのアカウントを連携するだけで利用できます。
手順
- App Storeで「LINE」を検索してインストール
- アプリを開き、「ログイン」を選択
- スマホで使っているLINEアカウントでログイン（メールアドレス・パスワード、またはQRコード）
- スマホ側に表示される認証番号を確認し、承認する
これだけで、iPadでもLINEを利用できるようになります。
トーク履歴は新しく同期されるため、スマホで送受信したメッセージがそのままiPadでも確認可能です。
注意点
iPadでは、アカウント設定やパスワード変更など一部の操作ができません。
スタンプ購入や決済系の機能も制限があるため、これらの操作はスマホで行うようにしましょう。
AndroidタブレットでLINEを使うには
Androidタブレットは、少し事情が異なります。
iPadのように「サブ端末」としてログインする方法は原則サポートされていません。Androidタブレットはスマホと同じOSのため、同じLINEアカウントを同時に使うことができない仕様になっています。
ではどうすればよいか。主に次の2つの方法があります。
方法1：新規アカウントを作成する
タブレットを別のアカウントとして利用する方法です。
- Google PlayストアでLINEをインストール
- 「新規登録」を選び、電話番号を入力
- SMSで届いた認証コードを入力
- 名前とパスワードを設定して完了
この方法では、スマホとは完全に独立したLINEアカウントとして使えます。
ただし、友だちリストやトーク履歴などは共有されません。家族用や仕事用など、用途を分けて使いたい場合におすすめです。
方法2：メイン端末をタブレットに引き継ぐ
今使っているスマホからLINEアカウントをタブレットに“移す”方法もあります。
アカウントを引き継ぐ際は、スマホ側でバックアップを取り、LINEの設定から「アカウント引き継ぎ許可」をONにしておく必要があります。
その後、タブレットでLINEを起動し、同じ電話番号でログイン。認証が完了すれば、タブレットがメイン端末として利用可能になります。
ただし、スマホからはLINEが使えなくなるため、切り替え目的でのみ使うようにしましょう。
Surface（PC版LINE）の利用方法
SurfaceなどWindows搭載のタブレットを使っている場合は、「PC版LINE」を利用するのがおすすめです。
PC版LINEは、スマホと同じアカウントを同時利用できる公式サブ端末対応アプリです。
手順
- 公式サイトからPC版LINEをダウンロード
- 電話番号またはメールアドレスとパスワードでログイン
- スマホ側で送られる認証番号を入力して承認
ログインが完了すると、トークや写真、グループチャットなどがすべて同期されます。
キーボード操作ができるため、長文メッセージを打ちたいときにも便利です。
スマホ連携をスムーズにするための設定
タブレットでログインする前に、スマホ側で以下の設定をしておきましょう。
- メールアドレス登録
「設定」→「アカウント」→「メールアドレス」で登録しておくと、サブ端末ログインが簡単になります。
QRコードでの認証も可能ですが、メールログインを用意しておくと安心です。 - ログイン許可をONにする
「設定」→「アカウント」→「ログイン許可」をON。
これを忘れるとタブレットからのログインが拒否されます。 - 二段階認証に注意
タブレットで初めてログインするときは、スマホ側に認証番号が届きます。
表示される番号を正確に入力して認証を完了させましょう。
タブレットでLINEを使うメリット
大画面でLINEを使うと、想像以上に快適です。
例えば—
- 写真や動画の表示が見やすい
- トーク画面を横に広く使える
- ビデオ通話で顔が大きく映る
- 作業中にLINEを開いても操作しやすい
家の中ではスマホを探さずにすぐ返信でき、ビジネス利用にも向いています。
特にiPadやSurfaceはキーボード入力にも対応しているため、メッセージのやり取りがスムーズです。
注意しておきたいこと
タブレットを使う際に注意すべきポイントもあります。
- サブ端末ではLINEの一部機能（設定変更・決済・スタンプ購入など）が制限される
- トーク履歴のバックアップはメイン端末でしか取れない
- 同一アカウントを複数のスマホ・Android端末で同時利用することはできない
- アプリを削除するとトーク履歴は消えるため、バックアップを忘れずに
これらを理解しておくと、トラブルを防ぎながら快適に使うことができます。
タブレットでのLINE活用アイデア
タブレットでLINEを使うと、活用の幅が広がります。
- 家族共有の連絡用端末として設置
リビングに置いて家族でメッセージを確認。
「お風呂沸いたよ」「夕飯何時？」などのやり取りにぴったりです。 - 仕事のサブ画面として
PCで資料を見ながら、タブレットでLINEの連絡を確認。
マルチタスクでの業務効率化にもつながります。 - オンライン授業・会議の連絡用
学校や仕事のグループLINEも、タブレットで閲覧すれば作業スペースを圧迫しません。
こうした使い方をすれば、スマホだけのLINE利用よりも格段に便利になります。
トラブル時の対処法
もし「ログインできない」「認証が通らない」といった場合は、次の点をチェックしてみましょう。
- メイン端末で「ログイン許可」がONになっているか
- メールアドレス・パスワードの入力に誤りがないか
- 二段階認証の番号が最新のものか
- 通信環境が安定しているか
それでも解決しない場合は、LINE公式ヘルプの「ログインできない」項目から案内を確認し、サポート手順に従うと安全です。
タブレットでLINEを使うには？スマホ連携と設定手順を解説
ここまで紹介してきたように、タブレットでLINEを使う方法は端末によって少しずつ違います。
どの方法でも、スマホとの連自宅のリビング、仕事のデスク、出先のカフェ。
場所を問わず、大画面で快適にLINEを使える環境を整えてみてください。
タブレットでLINEを使うには？その一歩を踏み出せば、日常のやり取りがもっと自由になります。携設定がスムーズにできれば、タブレットが第二のコミュニケーションツールとして活躍します。
