タブレットを選ぶとき、「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」のどちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか?
最近は在宅ワークや動画視聴、電子書籍など、家の中で使うことが中心という人も多いですよね。そんなときにおすすめなのが「Wi-Fiモデルのタブレット」です。
この記事では、通信費を抑えながら快適に使えるWi-Fiモデルの魅力や選び方、2025年におすすめの8機種を紹介します。
Wi-Fiモデルのタブレットとは?
Wi-Fiモデルのタブレットは、SIMカードを挿さずに無線LAN(Wi-Fi)だけで通信するタイプの端末です。
モバイル通信を使わないため、月々の通信費がかからないのが最大の特徴。インターネットにはWi-Fi環境があればどこでも接続できます。
セルラーモデル(LTE/5G対応)との大きな違いは、「外でも単体でネットができるかどうか」。セルラーモデルはスマホのように電波を拾えますが、通信契約が必要で、ランニングコストが発生します。
その点、Wi-Fiモデルは通信費をかけずに使えるので、コストパフォーマンスに優れています。
Wi-Fiモデルのメリットとデメリット
メリット
- 通信費がかからない
月々のデータプラン契約が不要。自宅のWi-Fiだけで完結します。 - 本体価格が安い
同一シリーズならセルラーモデルより1〜2万円ほど安い傾向があります。 - バッテリーの持ちが良い
モバイル通信機能を省いている分、消費電力が少なくなります。
デメリット
- Wi-Fi環境が必須
Wi-Fiのない場所ではインターネットに接続できません。 - 外出時にやや不便
公衆Wi-Fiがない場所ではスマホのテザリングなどが必要になります。
ただし、最近はカフェ・ホテル・駅などでも無料Wi-Fiが使える場所が増えており、実際の使い勝手は以前よりかなり良くなっています。
通信費を抑えながら快適に使うコツ
Wi-Fiモデルは通信費を節約できるのが魅力ですが、外出時にどう使うかがポイントです。
おすすめの方法は次の3つ。
- 自宅では高速Wi-Fiルーターを使う
Wi-Fi 6対応のルーターを導入すれば、動画視聴やオンライン会議も快適。 - スマホのテザリングを活用する
外出先ではスマホ経由でネット接続すれば、別契約は不要。通信費を一本化できます。 - 無料Wi-Fiスポットを上手に利用する
カフェや公共施設のWi-Fiを使えば、外出時でも通信費ゼロ。VPNアプリで安全対策も忘れずに。
この3つを組み合わせれば、「低コスト × 快適」を両立できます。
Wi-Fiモデルの選び方
タブレット選びで迷ったら、次のポイントをチェックしてみましょう。
- 画面サイズ:
動画や作業重視なら10〜11インチ、携帯性を重視するなら8インチ前後。 - 性能(CPU/RAM):
ネットや動画中心なら中位クラスで十分。ゲームや仕事用なら高性能モデルを。 - ストレージ容量:
写真・アプリを多く保存するなら64GB以上を目安に。 - OSの種類:
iPadOS(iPad)、Android(多機種)、Windows(ビジネス向け)から選択。 - バッテリー持ち:
外出時の使用が多い人は10時間以上持つものが理想。
Wi-Fiモデルのタブレットおすすめ8選(2025年版)
ここからは、性能・価格・使いやすさのバランスが良いおすすめ機種を紹介します。どれもWi-Fiモデルで、通信費をかけずに使えるモデルです。
1. Apple iPad(第10世代) Wi-Fiモデル
直感的な操作性と安定したパフォーマンス。
長期サポートと豊富なアプリが魅力で、初心者からビジネス用途まで幅広く対応します。
2. Google Pixel Tablet
充電ドックが付属し、スマートディスプレイとしても活躍。
Androidタブレットの中でも特に操作が軽快で、スマートホーム連携にも強い一台です。
3. Samsung Galaxy Tab S10 FE
大画面で映像が美しく、Sペンも使える万能モデル。
動画視聴・ノート取り・資料閲覧など、幅広い用途に向いています。
4. Xiaomi Redmi Pad SE
2万円台で購入できる高コスパモデル。
軽量でバッテリー持ちも良く、SNSや読書用として人気です。
5. Lenovo IdeaPad Duet 370
キーボード付きでノートPCのようにも使える2in1タイプ。
オンライン授業や資料作成など、学習用におすすめです。
6. Amazon Fire HD 10
コスパ重視ならこの一台。
動画視聴や電子書籍に最適で、家族で共有して使うのにも向いています。
7. ASUS ZenPad 10
軽量でスリム、デザイン性も高いモデル。
外出時の持ち歩きにも便利で、ビジネスパーソンにも人気です。
8. NEC LAVIE Tab T10
国内メーカーの安心感があり、サポート体制も充実。
動画や音楽を楽しむライトユーザーにおすすめです。
これらのモデルは価格帯も1万〜7万円台と幅広く、使い方に合わせて選びやすいラインナップです。
Wi-Fiモデルを安全・便利に使うポイント
外出先で無料Wi-Fiを使うときは、セキュリティ対策が欠かせません。
VPNアプリを使えば、通信が暗号化され、個人情報の漏洩リスクを大幅に下げられます。
また、アプリの自動アップデートやバックアップは「Wi-Fi接続時のみ」に設定しておくと、データ使用量を節約できます。
ストリーミング動画の画質設定を下げる、使わないアプリのバックグラウンド通信を止めるといった小さな工夫も、快適な通信環境づくりに役立ちます。
まとめ:Wi-Fiモデルのタブレットで通信費を抑えて快適に使おう
Wi-Fiモデルのタブレットは、初期費用・通信費の両方を抑えられる賢い選択です。
外出先での使い方さえ工夫すれば、セルラーモデルに劣らない快適さを実現できます。
- 自宅では高速Wi-Fiを利用
- 外ではスマホのテザリングや無料Wi-Fiを活用
- 用途に合った機種を選ぶ
この3つを意識するだけで、通信費をかけずにストレスなく使える環境が整います。
コストを抑えつつ快適に使いたいなら、Wi-Fiモデルのタブレットが最有力候補です。
