タブレットを選ぶとき、「USBで直接つなげるかどうか」を重視する人は少なくありません。
Wi-FiやBluetoothも便利ですが、やっぱり“ケーブルでつなぐ安心感”ってありますよね。
この記事では、USB接続ができるタブレットの魅力と、実際におすすめできる10モデルをわかりやすく紹介していきます。
なぜUSB接続できるタブレットが人気なのか?
最近のタブレットは軽量・高性能化が進み、ノートPC代わりに使う人も増えています。
でも、データ転送や周辺機器との接続を考えると、やっぱり「有線で安定してつなげる」ことが重要です。
USB接続対応タブレットのメリットは主に4つ。
- USBメモリや外付けSSDに直接アクセスできる
- 有線LANアダプタを使えば安定したネット通信が可能
- キーボード・マウス・プリンタなどを有線で接続できる
- スマホとUSBテザリングしてネット共有もできる
つまり、Wi-Fiが不安定な場所でも、USBケーブル1本で確実に作業できるのが魅力です。
USBポートの種類と違いを理解しよう
USB接続できるかどうかを確認するには、まず「ポートの種類」を押さえておきましょう。
最近のタブレットはほぼUSB-Cポートを採用していますが、古いモデルやWindows系ではUSB-Aが付いている場合もあります。
USB-A
いわゆる“従来の四角いUSB端子”。
マウスやUSBメモリなどの多くがこれに対応しています。
ただし、サイズが大きいため薄型タブレットでは省かれることが多いです。
USB-C
最近の主流。向きを気にせず挿せて、データ転送・充電・映像出力まで1ポートで対応できます。
OTG(On-The-Go)機能があれば、USBメモリや外部デバイスを直接接続可能です。
USB-C対応でも「充電専用」や「映像出力非対応」など機能が限られていることもあるため、購入前に仕様をチェックしましょう。
USB接続でできること、できないこと
USBポートがあるからといって、なんでもできるわけではありません。
たとえば、iPadなどでは特定のUSB機器しか使えないことがあります。
一方、WindowsタブレットはPCと同等の互換性があり、ほとんどのUSB機器をそのまま使えます。
主な利用例を挙げると次の通りです。
- 外付けSSD・USBメモリでデータ転送
- デジカメの写真を直接取り込み
- 有線LANアダプタでネットに接続
- USBキーボードやマウスを使用
- スマホとのUSBテザリング
注意点として、外付けHDDなど電力を多く使う機器は、給電不足になることがあります。
その場合はセルフパワー式USBハブを使うと安定します。
USB接続対応タブレットを選ぶときのポイント
有線接続を重視するなら、以下の4つを基準に選ぶと失敗しません。
- USBポートの種類と数
USB-Cだけか、USB-Aもあるかを確認。複数ポートだと周辺機器を同時に使いやすいです。 - USB規格(転送速度)
USB 3.1以上に対応していれば、大容量データもサクサク転送できます。 - 映像出力・PD対応の有無
外部ディスプレイやモニターに繋げるならDisplayPort Alt Mode対応かを確認。
PD(Power Delivery)対応なら急速充電も可能です。 - OSの違い
AndroidはOTG対応かどうかが重要。
iPadはiPadOS以降で外部ストレージに対応しました。
WindowsはUSB機器との互換性が最も高いです。
USB接続できるおすすめタブレット10選
ここからは、USB接続が可能なおすすめタブレットを厳選して紹介します。
価格帯や用途に合わせて、自分に合った1台を見つけてみてください。
1. Samsung Galaxy Tab S10 FE
サムスンの人気シリーズ。USB-C搭載で高速データ転送に対応。
ペン操作も快適で、仕事にもエンタメにもバランスの良いモデルです。
2. Lenovo IdeaTab Pro
Androidタブレットながら性能が高く、USB-C経由で外付けストレージや有線LANも使えます。
ビジネス用途にもおすすめ。
3. Lenovo Idea Tab
エントリーモデルながらUSB-C搭載。
動画視聴やネットブラウズ中心のライトユーザーに最適。
4. Xiaomi Redmi Pad SE
軽量でコスパ抜群。
USB-Cポート付きで有線接続が可能。自宅でも外でも気軽に使えます。
5. DOOGEE U11 Android16 タブレット
価格を抑えつつUSB-C搭載。
USBメモリ接続や有線マウス操作もOK。初めての1台にも。
6. Android 15 タブレット 10インチ
PD急速充電対応のUSB-Cポート搭載。
仕事とエンタメを両立できる万能型。
7. Microsoft Surface Pro 9
Windows搭載でUSB-AとUSB-Cを両方備えたハイエンドモデル。
PC同等の拡張性があり、外部機器との接続自由度が高いです。
8. Surface Go 4
軽量コンパクトなWindowsタブレット。
USB-C経由でディスプレイ出力・データ転送・充電に対応。
9. Lenovo Yoga Duet 7i
2in1タイプのWindowsタブレット。
USB-A/USB-C両対応で、有線派ユーザーにも安心の設計。
10. HP ENVY x2
モバイルノートに近い使い心地のWindowsタブレット。
USB-Cで高速通信ができ、外部モニター出力にも対応しています。
有線派におすすめの使い方
USB接続ができると、タブレットの使い方がぐっと広がります。
たとえば、写真家やデザイナーなら外付けSSDに直接データを保存したり、
出張先でUSBテザリングして安定したネット環境を確保したり。
また、イベント現場や展示会などWi-Fiが混雑する場面では、有線LANアダプタを使えば通信が安定します。
Bluetoothが苦手な方も、USB接続キーボードやマウスなら遅延なく快適に操作できます。
注意しておきたいポイント
USB対応タブレットを選ぶ際は、いくつかの注意点もあります。
- USB-Cでも「データ転送非対応」モデルがある
- 高消費電力機器はセルフパワー式ハブが必要
- OSによって認識できる機器が異なる
- 外部ストレージは形式(exFATなど)に対応していないと認識されない場合がある
また、タブレット側のバッテリーが少ない状態で大きな機器を接続すると、電圧不足で動作が不安定になることもあります。
USB接続できるタブレットを選べば、作業も安心・快適
無線接続が当たり前になった今だからこそ、有線の安定感が見直されています。
USB接続できるタブレットは、データ転送や周辺機器の操作、ネット接続まで1本のケーブルで完結。
仕事でもプライベートでも頼れる存在です。
お気に入りの1台を見つけて、あなたの「有線派ライフ」をもっと快適にしてみませんか?
最後にもう一度──
USB接続できるタブレットおすすめ10選!有線派に最適なモデルを厳選紹介。
安定性を求めるなら、USBでしっかりつながる1台を選びましょう。
