「L8020タブレットって本当に効くの?」
そんな疑問を持っている方は多いと思います。
歯磨きやマウスウォッシュに加えて“口の中の菌バランスを整える”という新しいアプローチで話題になっているL8020乳酸菌入りのタブレット。
この記事では、実際に利用している人たちの口コミや研究情報をもとに、L8020タブレットの特徴や使用感、向いている人・注意点などをわかりやすく紹介します。
L8020タブレットとは?口内の「菌バランス」を整える新しいケア
L8020タブレットは、歯磨き後などに舐めることで口の中の環境をサポートする“オーラルケア補助食品”です。
このタブレットには「L8020乳酸菌」と呼ばれる乳酸菌が含まれており、口内の善玉菌を増やして悪玉菌の繁殖を抑えることが期待されています。
一般的なマウスウォッシュのように“殺菌”するのではなく、菌のバランスを整えるというのがL8020の考え方。
だからこそ、毎日のケアに取り入れることで少しずつ口内環境が整っていく仕組みです。
味はヨーグルト系が多く、小粒で舐めやすいタイプ。
薬ではなく食品扱いなので、子どもや高齢者でも取り入れやすいのも特徴です。
L8020乳酸菌ってどんな菌?研究でわかったこと
L8020乳酸菌は「ラクトバチルス・ラムノーサス」という乳酸菌の一種です。
広島大学の研究チームが健康な子どもの口の中から発見し、口腔内の悪玉菌の増殖を抑える働きがあることを確認しました。
この菌株の名前「L8020」は、“80歳になっても20本以上自分の歯を残そう”という8020運動の理念からつけられたもの。
つまり、生涯自分の歯で食べるための口内環境づくりを目指した乳酸菌なんです。
論文や実験では、L8020乳酸菌を摂取したグループで歯周病菌の減少や歯肉炎症状の改善傾向が見られたという報告もあります。
ただし、医薬品のような「治療効果が証明されたもの」ではなく、口内環境をサポートする食品という立ち位置です。
L8020タブレットを使った人のリアルな口コミ
実際の利用者が感じているのはどんな効果なのでしょうか。
口コミサイトや通販レビューから多く見られた声をまとめました。
良い口コミ
- 朝起きたときの口のネバつきが減った
- 口臭が気にならなくなった
- ヨーグルト味で美味しく続けやすい
- 歯磨き後の仕上げとして使うとスッキリ感が長持ちする
- 家族みんなで使えるのがいい
「劇的に変わった」というより、続けるうちに“なんとなく調子が良い”と感じる人が多いようです。
特に口の乾きや朝の不快感が気になる人に好評でした。
気になる口コミ
- 効果をあまり感じない
- 味が粉っぽい
- 値段がやや高い
- 即効性はない
味や食感の好みは分かれるようですが、共通しているのは「継続が大事」という点。
1回2回で効果を判断するより、1ヶ月〜2ヶ月続けることで違いが分かるという声が多くありました。
L8020タブレットの使い方とタイミング
使い方はとても簡単です。
歯磨きのあとに1〜2粒を口の中でゆっくり溶かすだけ。
噛まずに舐めて溶かすことで、乳酸菌が口全体に広がります。
おすすめのタイミングは「寝る前」。
睡眠中は唾液の分泌が減って細菌が増えやすい時間帯なので、その前にL8020乳酸菌を口内に残しておくと環境維持に役立ちます。
また、外出先で歯磨きができないときや、食後のリフレッシュにもぴったりです。
L8020タブレットで期待できること・できないこと
期待できること
- 口の中のネバつきや不快感の軽減
- 口臭ケアのサポート
- 歯ぐきの健康維持
- 虫歯菌や歯周病菌のバランスを整える
できないこと
- 虫歯や歯周病の“治療”
- 医薬品のような即効的な効果
- 摂取だけで口内トラブルを完全に防ぐこと
つまり、L8020タブレットは「歯磨きの代わり」ではなく「歯磨きの味方」。
毎日のケアを底上げしてくれる補助的な存在と考えるのが正解です。
他製品との違いは?殺菌ではなく“育菌”の発想
一般的なマウスウォッシュや歯磨き粉は「菌を殺す」アプローチが中心です。
一方でL8020は「良い菌を育てて、バランスを整える」という発想。
殺菌によって一時的にスッキリしても、口の中の善玉菌まで減らしてしまうことがあります。
その点、L8020乳酸菌は自然に近い形で環境を整えるため、継続するほど効果が感じられやすいという特徴があります。
この“育菌ケア”という考え方は、腸内フローラと同じように口内フローラを意識する人が増えている今、注目されているポイントです。
どんな人に向いている?
L8020タブレットが合いやすいのは、次のようなタイプの人です。
- 朝の口臭やネバつきが気になる
- 歯磨きしてもスッキリしない
- 歯ぐきが弱くなってきた
- 口内炎や乾燥ができやすい
- マウスウォッシュが刺激的で苦手
- 子どもや高齢者の口内ケアを手軽にしたい
口臭対策や歯周病予防を意識している人だけでなく、“将来のためのケア”を始めたい人にもおすすめです。
購入時の注意点と選び方
L8020タブレットは薬局やネット通販などで手に入ります。
いくつかのメーカーが出していますが、共通して「L8020乳酸菌配合」と明記されています。
選ぶときは次のポイントを確認してみてください。
- **L8020乳酸菌の株名(Lactobacillus rhamnosus L8020)**が明記されているか
- 砂糖不使用・キシリトール配合など成分バランス
- 味や形状(タブレットタイプ・ミント味など)
また、アレルギーがある人や乳製品に敏感な人は、成分表示を必ず確認しておくと安心です。
継続してこそ意味がある
L8020タブレットは、1日で劇的に変化を感じるようなものではありません。
数週間〜1ヶ月ほど続けるうちに、「朝の不快感が減った」「口の中が乾きにくくなった」と感じるケースが多いです。
これは、乳酸菌が口内に定着しやすくなるまで時間がかかるため。
つまり、続けるほど効果が出やすいというタイプの製品です。
歯磨きのあとに1粒舐めるだけ。
この小さな習慣が、将来の口内環境を大きく左右するかもしれません。
L8020タブレットの効果は本当?まとめと筆者の見解
ここまで紹介してきたように、L8020タブレットは「口の中の菌バランスを整える」という考え方に基づいた新しいオーラルケアアイテムです。
口コミでも多くの人が“口内のスッキリ感”や“朝の爽快さ”を実感している一方で、効果には個人差があり、即効性を求めすぎると期待外れに感じることもあります。
筆者の見解としては、
「L8020タブレットは、日常のケアをちょっと良くしたい人にぴったりな“口内の育菌習慣”」です。
歯磨きやフロスと同じように、長く付き合うことで本当の良さが見えてくる。
そんな“地味だけど頼れる”存在として、L8020タブレットを取り入れてみるのもいいかもしれません。
最後にもう一度。
L8020タブレットの効果は本当?
それは「続けた人ほど実感している」というのが現実です。
