最近、健康管理や通知チェック、キャッシュレス決済などに使えるスマートウォッチがますます人気ですよね。
でも、いざ買ってみると「メニューが英語でわからない…」「日本語にできないの？」と悩む人も多いはず。
この記事では、スマートウォッチの日本語設定方法を、初心者でも迷わずできるようにわかりやすく解説します。
OSごとの違いや注意点、設定後にチェックしておきたいポイントまでまとめているので、購入直後の人も、設定で困っている人も参考になる内容です。
スマートウォッチを日本語に設定できる？対応状況を知ろう
まず知っておきたいのは、「どのスマートウォッチでも日本語設定ができるわけではない」という点です。
対応しているかどうかは、搭載されているOS（システム）によって変わります。
主なスマートウォッチのOSは以下の3種類です。
- Wear OS by Google（旧 Android Wear）
Androidスマホとの相性がよく、日本語対応がしっかりしています。初回起動時に言語選択画面が出て、「日本語」を選ぶだけでOK。 - watchOS（Apple Watch）
iPhone専用のOSで、こちらも完全に日本語対応。iPhoneの「Watch」アプリで言語を設定すれば、自動的にウォッチ側も日本語になります。 - メーカー独自OS（中華系・格安スマートウォッチなど）
最近は独自OSでも日本語表示ができる機種が多いですが、すべてが対応しているわけではありません。購入前に「日本語対応」の記載があるか必ず確認を。
日本語に設定できるかどうかは、「初回の言語選択画面」で判断できます。もしその中に「日本語」がなければ、残念ながらその機種では日本語表示が難しい可能性があります。
スマートウォッチを日本語にする基本手順
ほとんどのスマートウォッチでは、以下の流れで日本語設定が可能です。
- スマートウォッチの電源を入れる
初回起動時に言語選択画面が出たら「日本語」を選ぶ。 - スマホとペアリングする
専用アプリ（「Wear OS」「Zepp Life」「FitCloudPro」など）を使ってBluetooth接続します。
スマホの言語設定が日本語になっていると、自動的にウォッチも日本語化されるケースが多いです。 - 必要に応じて再設定
言語がうまく変わらなかった場合は、ウォッチの設定メニューから「言語（Language）」を開き、「日本語（Japanese）」を選びましょう。 - 最後に再起動して確認
メニューや通知、文字盤の表示などが日本語になっていれば完了です。
この基本手順はどのOSでもほぼ共通です。違いがあるのは、設定メニューの位置や名称くらいなので、落ち着いて探せば必ず見つかります。
Wear OS の日本語設定方法
GoogleのWear OSを搭載したスマートウォッチでは、言語設定はとてもシンプルです。
スマホとのペアリング時にスマホの言語を「日本語」にしておくのがポイント。
手順は以下の通りです。
- スマートウォッチの電源を入れる
- 言語選択画面で「日本語（Japanese）」を選ぶ
- スマホで「Wear OS by Google」アプリを起動
- スマホとウォッチをペアリング
- 設定が完了すると、メニューや通知が日本語化されます
もし英語のままになってしまった場合は、スマホの言語を日本語に変更し、再ペアリングすると直ることがあります。
また、Wear OSではアップデートによって日本語フォントや入力対応が強化されることもあるので、定期的にソフトウェア更新をチェックしましょう。
Apple Watch の日本語設定方法
Apple Watchは、iPhoneとの連動で自動的に言語が設定されます。
iPhoneが日本語なら、ウォッチも基本的に日本語表示になります。
設定の流れはこちら。
- iPhoneの「Watch」アプリを開く
- 「マイウォッチ」→「一般」→「言語と地域」をタップ
- 「カスタム」で「日本語」を選択
- Apple Watch が自動で日本語に切り替わる
これで完了です。メニュー、通知、Siriなどすべてが日本語で表示されるようになります。
Apple Watchは最初から日本語対応が前提なので、特別な操作は不要です。
メーカー独自OS（中華系・格安スマートウォッチなど）の日本語設定方法
最近人気の「Amazfit」「HUAWEI Watch」「Xiaomi Smart Band」などは、独自OSを採用しています。
多くのモデルは日本語に対応していますが、初回設定時に「English」がデフォルトになっていることが多いので注意。
設定手順の一例を紹介します。
- スマートウォッチの電源を入れる
- 初期画面で言語一覧が表示されたら「日本語」を選ぶ
- 専用アプリ（Zepp Life、HUAWEI Healthなど）をスマホにインストール
- アプリでウォッチを追加し、Bluetoothで接続
- 同期が完了すると、ウォッチのメニューや通知が日本語表示になります
もし言語変更メニューが見つからない場合は、初期化（リセット）して最初からやり直すと、再び言語選択画面が出ます。
また、アプリの言語設定が英語だと、通知内容が英語で届くこともあります。アプリ側も日本語に設定しておくのがおすすめです。
日本語化できないときの原因と対処法
「日本語にしたのに英語のまま…」という場合、いくつかの原因が考えられます。
- 本体が日本語非対応
日本語フォントが入っていない機種では、設定しても英語表示のままになります。購入前に「日本語対応」と明記されたモデルを選ぶのが重要です。 - スマホ側が英語設定
スマホが英語や他の言語になっていると、ウォッチも同じ言語に引きずられます。スマホを日本語にして再接続しましょう。 - アプリのバージョンが古い
アプリやファームウェアを更新すると日本語対応が改善することがあります。アップデートを確認してください。 - 初期設定時に日本語を選ばなかった
言語設定メニューがない機種では、リセットして最初からやり直すしかありません。
「言語設定が見つからない」「日本語が文字化けする」という場合は、メーカー公式アプリや公式サイトのサポートページをチェックするのが確実です。
日本語設定後に確認したいポイント
日本語化できたら、次の項目も確認しておくとより快適に使えます。
- 時刻・日付の形式
日本では「24時間表示」が一般的。設定メニューで「24-hour format」をオンに。 - 地域設定
「Region」や「Locale」を「Japan」にしておくと、曜日や日付表示が日本式になります。 - 通知やメッセージの文字化け
一部機種では日本語フォントが未対応で、通知が「□□□」と表示されることも。アップデートで直る場合があります。 - スマホとの同期
時刻や天気、通知などはスマホと連動しているため、Bluetoothを常にオンにしておくことが大切です。
こうした細かい調整をしておくと、毎日の使い心地がぐっと良くなります。
日本語設定で得られるメリット
スマートウォッチを日本語に設定することで、単に「見やすくなる」だけでなく、多くのメリットがあります。
- 設定や通知を直感的に理解できる
- 健康データの内容（歩数・心拍数など）が正確に把握できる
- ミス操作が減り、安心して使える
- 家族や高齢の方でも操作が簡単になる
逆に、英語のままだと誤操作や通知の見落としが起きやすく、せっかくの機能を十分に活かせません。
最初に日本語設定をしておくことは、快適に使うための“最重要ステップ”です。
まとめ｜スマートウォッチの日本語設定方法まとめ！初心者でも簡単にできる手順を紹介
スマートウォッチを日本語に設定する方法は、OSやメーカーによって少しずつ違いますが、共通して言えるのは「初回の言語選択がカギ」ということ。
- 購入前に「日本語対応」モデルを確認
- スマホを日本語設定にしてからペアリング
- 設定メニューで「日本語」を選択
- 必要ならアップデートや初期化で再設定
この流れさえ押さえておけば、どんなスマートウォッチでも安心です。
日本語でメニューを読めるだけで、操作のストレスが一気に減り、使い勝手が格段に向上します。
今日からあなたのスマートウォッチも、日本語で快適に使いこなしていきましょう。
