「スマートウォッチって、地図機能付きは高いんでしょ?」
そう思っている人、多いのではないでしょうか。
確かに以前は、高級モデルしか地図やGPSをまともに使えませんでした。でも今は違います。技術が進み、1万円前後でもしっかり地図を表示したり、ルートを記録できるスマートウォッチが登場しています。
今回は、「安くても地図機能付き!」をテーマに、コスパ重視で選びたいおすすめのスマートウォッチを5つ紹介します。
スマートウォッチの地図機能って、何ができるの?
地図機能付きスマートウォッチとは、簡単に言えば「腕時計で現在地やルートを確認できる」デバイスのこと。
GPSやGLONASSといった衛星測位システムを使い、ランニングや登山、旅行などで自分の位置をリアルタイムで表示してくれます。
さらに、オフライン地図をダウンロードできるモデルなら、電波の届かない山の中や海外でも安心。スマホを取り出さなくても、手元で「今どこにいるか」がわかるのが最大の魅力です。
なぜ今、「安くても地図付き」が注目されているのか
ここ数年でGPSモジュールやディスプレイ技術が進化し、コストがぐっと下がりました。その結果、数千円〜1万円台でも、GPSや地図機能を搭載するスマートウォッチが増えています。
もう「地図機能=高級ウォッチの特権」ではありません。
日常使いや軽いランニング、旅行のナビなら、コスパ重視モデルでも十分活躍します。
また、健康志向やアウトドア人気の高まりも追い風です。
「荷物を減らしたい」「スマホを取り出さずに地図を見たい」といったニーズが広がり、腕の上で完結できる地図デバイスが注目されています。
地図機能付きスマートウォッチを選ぶポイント
安さだけで選ぶと、「GPSはあるけど地図が見えない」「バッテリーがすぐ切れる」といった落とし穴もあります。
以下の6つをチェックすれば、失敗しにくくなります。
- GPS対応かどうか
GPSやGLONASS、Galileoなど、複数衛星に対応しているモデルほど位置精度が高いです。 - オフライン地図に対応しているか
事前に地図をダウンロードできると、電波がなくてもルート確認が可能です。 - バッテリー持ち
GPSを使うと消費が激しいため、長時間の外出や登山では「GPSオンでも1日以上持つか」が重要。 - ディスプレイの見やすさ
屋外でも見やすい明るさ・サイズかどうかは意外に大事。地図が小さくて見えないと意味がありません。 - 防水・耐久性
汗・雨・衝撃に強いモデルを選ぶと長く使えます。 - スマホ連携の有無
スマホなしでも地図が見られるか、それともスマホアプリが必要か。使い方に合わせて選びましょう。
コスパ最強!地図機能付きスマートウォッチ5選
ここからは、実際に「安いのに地図機能を使える」と評判のモデルを紹介します。
価格はおおよそ5,000円〜1万円前後を目安にしています。
1. Xiaomi Mi Watch Lite
価格:約5,000円前後
GPSとGLONASSに対応し、基本的なルート記録やナビ機能が使える人気モデル。
軽量で装着感がよく、通勤やランニング、旅行にもぴったりです。
シンプルなデザインとバッテリー持ちの良さも魅力。初めてのGPSウォッチとして最適な一台です。
2. Xiaomi Redmi Watch 5 Active
価格:約3,500円〜4,000円
驚くほど低価格ながら、GPSトラッキングに対応。
ランニングやウォーキングのルート記録に十分使える性能を持っています。
地図表示は簡易的ですが、「スマホを出さずに今どこにいるかを確認したい」程度の用途なら満足度は高め。
コスパを最重視するなら、まずこのモデルをチェック。
3. RUIMEN Smart Watch(1.85インチ)
価格:約3,800円前後
大画面で見やすく、通話機能や健康管理も搭載された多機能モデル。
GPS軌跡記録が可能で、運動ログを地図上で確認できます。
画面サイズが大きいため、地図の視認性が良く、デザインもシンプルで普段使いしやすいのがポイント。
4. HUAWEI WATCH GT2(46mm)
価格:約6,000円〜
やや価格は上がりますが、品質・精度の高さでは一歩抜けた存在。
GPSの測位精度が非常に良く、運動記録、ナビ、心拍測定、睡眠分析なども充実しています。
見た目も高級感があり、日常からアウトドアまで幅広く使いたい人におすすめです。
5. HUAWEI Band 10 Aluminum Edition
価格:約5,500円前後
スマートバンド寄りの軽量モデルですが、GPS機能を搭載し、地図アプリと連携できます。
軽くて装着感が良く、日常のウォーキングや通勤時の位置確認には十分。
「地図機能を試してみたい」「安くて軽いモデルがいい」人にぴったりです。
安いモデルに共通する注意点
地図機能付きとはいえ、数万円クラスのハイエンドモデルと比べるといくつか制約があります。
- 地図表示が簡易的で、細かな地名や施設は見えない
- GPSオンではバッテリー消耗が早い
- オフライン地図非対応のモデルが多い
- スマホアプリと併用が前提のものもある
とはいえ、軽いアウトドアや旅行、街歩き程度なら、必要十分な性能。
「地図機能を試したいけど、高いのはちょっと…」という人にはベストな選択です。
どんな人におすすめ?
- スマホを取り出さずに地図を見たい人
- ランニングやウォーキングでルートを記録したい人
- 登山や旅行で自分の位置を確認したい人
- 初めてスマートウォッチを買う人
「地図を見る機会が多い」「外で活動することが多い」なら、GPS付きモデルを選ぶ価値は十分あります。
まとめ:安くても地図機能付き!コスパ最強のスマートウォッチ5選で“腕ナビ生活”を始めよう
安くても地図機能付きのスマートウォッチは、もはや特別な存在ではありません。
5,000円前後でも、GPSでルートを記録し、地図を確認できる時代です。
もちろん、オフライン地図や長時間バッテリーなど、本格的な登山レベルの機能を求めるなら上位モデルが必要です。
でも、「普段使い+ちょっとしたナビ」なら、今回紹介したようなコスパモデルで十分。
腕の上で地図を見る。
それだけで、日常の移動も、ちょっとした冒険も、少しだけ自由になります。
最初の一歩は、無理のない価格から。
安くても地図機能付きのスマートウォッチで、あなたの毎日を“スマート”にアップデートしてみてください。
