最近、SNSや動画配信でも「緑色のゲーミングPC」が注目を集めています。黒や白が定番だったゲーミングPCの世界に、爽やかで個性を感じる“グリーン”が新風を吹き込んでいるのです。この記事では、なぜ今グリーン系のPCが人気なのか、選び方のポイント、そしてデザインと性能の両方を兼ね備えたおすすめ機種を紹介します。
なぜ緑色のゲーミングPCが人気なのか
これまでゲーミングPCといえば「黒」「赤」「RGBイルミネーション」が王道でした。しかし、ここ1〜2年で「グリーン」「パステルカラー」「抹茶色」といった落ち着いたトーンのデザインが急増しています。きっかけの一つは、海外の展示会で発表された“Matcha Green（抹茶グリーン）”シリーズ。従来の重厚感とは異なる、柔らかく自然な雰囲気が話題を呼びました。
緑色のゲーミングPCが人気の理由をもう少し掘り下げてみましょう。
- インテリアとの調和
デスク周りをおしゃれに整える人が増え、PCも「家具の一部」として見られるようになっています。緑色は観葉植物や木目調の家具とも相性がよく、自然でリラックスした空間を演出できます。 - 他人とかぶらない個性
黒一色のゲーミングPCが多い中で、グリーン系はまだ少数派。差別化を狙うユーザーにとっては魅力的な選択肢です。 - “グリーン”のポジティブなイメージ
自然・エコ・健康といった印象を持つ色でもあり、長時間ゲームをしていても視覚的な疲労を感じにくいという意見もあります。
緑色ゲーミングPCを選ぶときのチェックポイント
デザイン重視で選びがちなカラーモデルですが、性能面のバランスを見逃すと後悔することも。ここでは、見た目も中身も満足できる選び方のコツを紹介します。
1. 色味と質感をしっかり確認する
一口に「緑」といっても、ライムグリーン、フォレストグリーン、抹茶グリーンなど、トーンによって印象がまったく異なります。写真では明るく見えても実物は濃かったり、メタリック調だったりするので、購入前にレビューや実機写真をチェックするのがおすすめです。
2. 性能と価格のバランス
ゲーミングPCはデザインよりも中身が命。目安としては以下の構成をチェックしましょう。
- CPU：Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上
- GPU：NVIDIA GeForce RTX 4070 以上（WQHD〜4K対応）
- メモリ：16〜32GB
- ストレージ：1TB SSD以上
緑色モデルは特別カラーや限定版が多く、同スペックでもやや価格が上がる傾向があります。色にこだわるなら、性能を落とさずコスパを見極めることが大切です。
3. 冷却と静音性
美しいケースデザインほど通気口が制限されていることもあります。高性能GPUを搭載するなら、前面メッシュや大型ファンを備えたモデルを選ぶと安心です。静音性にも配慮して、ファンの回転数制御ができるものが理想的です。
4. メンテナンス性と拡張性
緑色ケースは強化ガラス仕様が多く、内部が見える設計です。ホコリや配線の整理も目立つので、内部構造がスッキリしているか確認を。将来的にGPUやメモリを交換できる拡張余地もポイントです。
デザインも性能も両立したおすすめの緑色ゲーミングPC5選
ここからは、デザイン性とパフォーマンスを兼ね備えた注目のモデルを5つ紹介します。
1. Thermaltake The Tower 200 Racing Green
コンパクトながら個性を放つ縦型ケース。鮮やかなレーシンググリーンが印象的で、強化ガラスのサイドパネル越しに内部のライトアップが楽しめます。冷却性能も高く、小型ながらハイエンドGPUを搭載可能。自作派やBTOカスタムにもおすすめです。
2. Thermaltake The Tower 300 Racing Green
上位モデルのTower 300は、より拡張性を重視した構造。大型ラジエーターや追加ファンを搭載でき、見た目だけでなく冷却性能も抜群。深みのあるグリーンが上品で、インテリアにもなじみます。
3. ASUS ROG Strix G10DK（カスタム対応）
ROGシリーズらしいゲーマー向けの高性能PC。公式ストアやBTOショップでは、筐体カラーのカスタマイズも可能。緑色LEDライティングを組み合わせれば、スタイリッシュで力強い印象に仕上がります。Ryzen 7 × RTX 4070クラスの構成で、最新タイトルも快適です。
4. Dell Alienware Aurora シリーズ（特注カラー）
Alienwareはデザイン性の高さで知られ、海外限定でグリーンアクセントモデルも登場。未来的なフォルムとRGBライティングで、存在感は抜群。静音設計や冷却チャンバー構造など、内部設計も洗練されています。
5. 自作・BTOカスタム：グリーンケース＋最新パーツ構成
緑色のケースをベースに、好きなパーツを組み合わせるのも一つの方法。Thermaltake The Tower 200 Racing Green／Fractal Design Pop Air Green などのケースを選び、RTXシリーズGPUと最新CPUを搭載すれば、自分だけのオリジナル“グリーンPC”が完成します。LEDを緑系統に統一すると、一層まとまりが出ます。
緑色ゲーミングPCを取り入れたおしゃれなデスク環境
緑色のPCは、それ単体でも目を引きますが、周囲の環境と合わせることでさらに映えます。例えば――
- デスクに観葉植物を配置して“ナチュラル×テック”の空間に
- モニターやキーボードのLEDをグリーン〜ホワイト系で統一
- 木目調デスクやライトグレーの壁に合わせて柔らかい印象に
こうした工夫をすることで、PCが単なる“機械”ではなく、空間デザインの一部として活躍します。SNS映えするセットアップとしても人気です。
購入時の注意点とメンテナンス
緑色ゲーミングPCを選ぶ際は、見た目に惹かれて性能を妥協しないよう注意が必要です。
- 色味の確認
モニター上の画像と実際のカラーが違う場合があるため、レビュー写真を参考に。 - 保証とサポート
限定カラーは海外モデルが多く、国内保証が付かない場合があります。購入元のサポート内容をチェック。 - 清掃と配線管理
ガラスパネル越しに内部が見えるので、ホコリやケーブルが目立ちやすいです。定期的な清掃を習慣に。 - 価格差の確認
通常モデルよりも数千〜数万円高いことがあります。性能差がない場合は価格比較をして納得の上で購入を。
まとめ：緑色のゲーミングPCで自分らしい空間を作ろう
緑色のゲーミングPCは、単なるカラーバリエーションではなく、“ライフスタイル”を映す選択肢になりつつあります。性能もデザインも妥協せず、部屋の雰囲気までこだわりたい人にぴったりの選択です。
今回紹介したように、Thermaltake The Tower 200 Racing GreenやASUS ROG Strix G10DK、Dell Alienware Auroraなど、信頼性の高いメーカーからも緑色モデルやカスタム対応機種が登場しています。ぜひ、自分の好みのトーンやスタイルに合った1台を見つけてみてください。
そして最後にもう一度。
緑色のゲーミングPCが人気急上昇！デザイン性と性能を両立したおすすめ機種5選。
“遊び”と“美しさ”を両立するその存在が、あなたのデスクに新しい風を吹き込むはずです。
