ゲームをしていて「今のシーン、最高だった!」と思う瞬間、ありますよね。そんな時にサッとスクリーンショットを撮れると、あとで見返したり、SNSで共有したりできてとても便利です。
でも、「どのキーを押せばいいの?」「保存先が分からない…」という人も多いはず。この記事では、ゲーミングPCでスクリーンショットを簡単に撮る方法と、押さえておきたいコツをわかりやすく解説します。
まずは基本!ゲーミングPCでスクリーンショットを撮る理由
ゲーミングPCでプレイしていると、映像の美しさやスピード感が段違い。そんな中で、プレイ中の名シーンやレアな瞬間を記録するのは、ゲームの楽しみ方の一つです。
例えば次のような用途があります。
- SNSやコミュニティでプレイを共有したい
- バグやエラー報告の証拠として残したい
- 自分のプレイ記録を振り返りたい
- 動画編集や配信用の素材に使いたい
つまり、スクリーンショットは“プレイの証拠”であり“思い出の記録”でもあります。
Windows標準機能で撮るシンプルな方法
ゲーミングPCの多くはWindowsを搭載しています。まずは、標準機能だけで撮る方法を覚えておくと安心です。
Print Screenキーを使う
最も基本的なのが「Print Screen」キー。
- PrtSc(Print Screen)キー単体:画面全体をクリップボードにコピー。
- Alt + PrtSc:アクティブなウィンドウだけをコピー。
コピーされた画像は「ペイント」などに貼り付けて保存します。
Windowsキーを組み合わせる
もっと便利なのがショートカットキーの活用です。
- Windowsキー + PrtSc:画面全体を撮って、自動で「ピクチャ → スクリーンショット」フォルダに保存。
- Windowsキー + Shift + S:範囲を選択して撮影できる。クリップボードに保存され、すぐに貼り付けて使える。
- Windowsキー + G:ゲームバーを起動し、撮影や録画を操作できる。
特に「Win + G」はゲーマー向け。撮影ボタンをクリックするだけで、プレイ中でも中断せずに撮影できます。
ゲーム中に撮るなら「ゲームバー」と「GPUソフト」を活用
ゲーミングPCなら、GPU(グラフィックボード)の機能を使うと快適に撮影できます。
ゲームバー(Game Bar)
Windows標準の「Game Bar」は、ゲーム中でも画面を止めずに撮影できる便利機能です。
「Windowsキー + G」で起動し、カメラアイコンをクリックするとすぐに撮影可能。
ショートカット「Windowsキー + Alt + PrtSc」でも撮影できます。保存先は「ビデオ → キャプチャ」フォルダです。
GeForce Experience(NVIDIA)
NVIDIA製のGPUなら「GeForce Experience」が強力。
ショートカット「Alt + F1」でスクリーンショット撮影。
ゲーム名ごとに自動フォルダ分けされ、撮影後の編集やSNS投稿もスムーズに行えます。
AMD Software Adrenalin Edition(Radeon)
AMD製GPUでは「Ctrl + Shift + I」で撮影可能。
オーバーレイ(Alt + Z)を使えば、録画・撮影・設定変更を一画面で行えます。
MSI Afterburnerなどの汎用ツール
グラボのメーカーを問わず使えるのがMSI Afterburner。
任意のホットキーを設定できるので、撮影用に自分の押しやすいキーを登録しておくと便利です。
保存先・管理のポイント
スクリーンショットは撮るだけでなく、管理しやすい状態にしておくのがコツです。
- 保存先の把握:「ピクチャ → スクリーンショット」や「ビデオ → キャプチャ」が基本。
- 保存先を変更する:右クリック→プロパティ→「場所」タブ→移動、で任意のフォルダに設定可能。
- クラウド連携:OneDriveに自動アップロードする設定にすれば、PCが壊れても画像が守られます。
- フォルダ整理:ゲーム名や日付で分けると、後から探しやすい。
頻繁に撮る人は、ストレージ容量の管理も忘れずに。特に4Kモニタでの撮影は1枚あたり数十MBになることもあります。
撮影をスムーズにするコツ
ゲーミングPCでのスクリーンショットを「簡単に」するために、いくつかの工夫があります。
1. ホットキーを覚える
撮影の基本はスピード。プレイ中の「今だ!」という瞬間に押せるように、使うショートカットを体に覚えさせましょう。
2. 事前準備でトラブル防止
- フルスクリーンモードで撮影できない場合は、ウィンドウモードやボーダーレスに変更。
- 保存先フォルダの空き容量をチェック。
- グラフィックボードのオーバーレイ設定を確認しておく。
3. 編集を想定して撮る
後でトリミングしたり、SNSに載せることを考えて撮影すると仕上がりが違います。
構図を意識したり、UIやチャットログを非表示にするだけで、ぐっと印象が良くなります。
4. マルチモニタ環境の注意
複数モニタを使っている場合、「主モニタを指定」しておかないと別の画面が撮れてしまうことがあります。
撮影前に設定を確認しておくと安心です。
撮影後の活用とトラブル対処法
撮影後の編集
「ペイント」や「フォト」でトリミングや明るさ調整をするだけでも見栄えが変わります。
さらにこだわるなら「Canva」などの無料ツールで文字入れや加工をしてみるのもおすすめです。
よくあるトラブル
- 保存されない:Fnキーが必要なノートPCもあります。
- どこに保存されたか分からない:「Win + Shift + S」は自動保存されないので注意。
- ホットキーが効かない:ゲームや他ソフトのショートカットと競合している場合は設定を変更。
共有の工夫
SNSに投稿する場合は、画像を少しリサイズしたり圧縮することでアップロードが早くなります。
また、Twitter(X)やDiscordではJPEG形式が最適です。
ゲームプレイをもっと楽しむために
スクリーンショットはただの記録ではありません。
一瞬の興奮や達成感を形に残すことで、ゲームの楽しみが広がります。
撮影した画像をまとめてアルバム化したり、ブログやnoteで「プレイ日記」を作るのもおすすめです。
ゲーミングPCの高画質を活かせば、まるで公式スクリーンショットのようなクオリティで思い出を残せます。
自分だけの“ゲームギャラリー”を作る感覚で、撮影を楽しんでみてください。
まとめ:ゲーミングPCでスクリーンショットを簡単に撮る方法とコツ
最後にもう一度ポイントを整理します。
- Windowsのショートカット「Win + PrtSc」「Win + Shift + S」を覚える
- ゲームバーやGPUソフトを活用して、ゲーム中でもスムーズに撮影
- 保存先を管理し、クラウドやフォルダ整理で探しやすく
- 編集・加工で見栄えを整え、SNS共有も楽しむ
- トラブル防止のために設定とストレージをチェック
ゲーミングPCは高性能だからこそ、スクリーンショットの画質も映える。
この記事を参考に、あなたの最高のプレイを“最高の一枚”として残してみてください。
