「ゲーミングPCって高いんでしょ？」そう思っている人、多いと思います。確かにハイスペックモデルになると10万、20万円は普通。でも実は、中古や型落ちを上手に選べば、**5万円以下でも“ゲームが遊べるPC”**は手に入るんです。この記事では、そんなコスパ重視のゲーミングPC選びを、初心者にもわかりやすく解説していきます。
- 5万円以下のゲーミングPCは本当にあるの？
- どんなゲームが遊べるのか
- コスパ重視で選ぶときの基本ポイント
- 5万円以下で買えるおすすめゲーミングPC10選
- 1. G-StormR（Ryzen5 2600／GTX1060／16GB）
- 2. GALLERIA 中古モデル（Core i5／GTX1050Ti）
- 3. MSI Apache Pro（Core i7／GTX1060／ノート）
- 4. EPSON Endeavor Pro5000（Core i7／GTX960）
- 5. 自作構成（Ryzen3 3200G／内蔵Vega8）
- 6. Mouse中古モデル（Core i5／GTX970）
- 7. HP ProDesk改造モデル（Core i7／GTX1050）
- 8. Lenovo ThinkCentre 改造版（Ryzen5／GTX1050Ti）
- 9. ドスパラ中古（Core i5／GTX750Ti）
- 10. NEC整備済みモデル（Core i7／内蔵GPU）
- 5万円以下PCを選ぶときの注意点
- 5万円以下のゲーミングPCをより快適に使うコツ
- 「安くても満足できる」ゲーミング環境をつくる
- まとめ：5万円以下で買えるゲーミングPCおすすめ10選！コスパ重視の選び方
5万円以下のゲーミングPCは本当にあるの？
まず結論から言うと、「新品」で5万円以下のゲーミングPCは、ほとんど存在しません。
ただし、中古・整備済み・型落ちモデルなら十分に選択肢があります。
新品でゲーミング性能を求めると、CPU・GPU・メモリなどの部品コストが重なり、最低でも8万円前後からが一般的。5万円以下の新品モデルは、軽作業向けの「ミニPC」や「オフィスPC」が多く、3Dゲームを快適に遊ぶにはスペック不足です。
一方で、中古市場には旧世代の高性能CPUやGPUを搭載したモデルが数多く出回っています。
たとえば「Core i7 第7世代＋GTX1060」「Ryzen5 2600＋GTX1050Ti」といった構成なら、軽〜中程度のゲームなら快適に動作します。中古や整備済みなら、これが4〜5万円で手に入ることもあります。
どんなゲームが遊べるのか
予算5万円以下のゲーミングPCでプレイできるゲームは、設定を工夫すれば意外と幅広いです。
- フォートナイト
- VALORANT
- マインクラフト
- Apex Legends（低設定）
- 原神（中設定）
- PUBG LITE など
フルHD・高画質・高フレームレートを狙うのは厳しいですが、「中〜低設定」であれば問題なく動くタイトルも多く、eスポーツ系の軽量ゲームは十分楽しめます。
つまり、“グラフィック美麗な最新大作”ではなく、“プレイ重視・軽量ゲーム中心”なら5万円PCでもしっかり遊べるのです。
コスパ重視で選ぶときの基本ポイント
限られた予算でゲーミングPCを選ぶなら、どこにお金をかけるかが重要です。
1. GPU（グラフィックボード）は最優先
ゲーム性能を決めるのはGPU。
CPUよりも、まずGPUの型番と世代をチェックしましょう。
おすすめラインは「GTX 1050 Ti」「GTX 1060」「GTX 1650」あたり。
このクラスなら、軽めの3DゲームをフルHD解像度で快適に動かせます。
逆にGPU非搭載モデルは、ほぼ“ゲーミング”を名乗れません。
2. CPUはCore i5／Ryzen 5以上を目安に
CPUも大事ですが、GPUとのバランスが取れていればOK。
第6世代以降のCore i5やRyzen 5なら、ゲームや配信ソフトの同時起動もこなせます。
3. メモリは最低8GB、理想は16GB
最近のゲームは8GBでも動作しますが、ブラウザや配信を同時に使うなら16GBが安心。
中古でもメモリ増設ができるモデルを選ぶと長く使えます。
4. SSDは必須
HDDのみだと起動やロードが遅く、体感速度が大きく違います。
256GB SSD以上を搭載しているモデルが理想。
中古品でもSSD換装済みモデルを選ぶと快適です。
5. 冷却・電源・保証にも注目
中古品は内部のホコリや熱対策が甘いと寿命が短くなります。
整備済み・クリーニング済み・保証付きのモデルを選びましょう。
5万円以下で買えるおすすめゲーミングPC10選
ここからは、実際に5万円以下で見つかるおすすめモデルを紹介します。
※価格は2025年11月時点の参考価格です。
1. G-StormR（Ryzen5 2600／GTX1060／16GB）
価格：約49,800円
Ryzen 5とGTX1060の組み合わせは、軽中量級ゲームに最適。16GBメモリ搭載で、複数ソフトを同時起動しても安定。整備済み品ながらコスパ抜群。
2. GALLERIA 中古モデル（Core i5／GTX1050Ti）
価格：約49,500円
ゲーミングブランド「GALLERIA」の中古。GTX1050TiでVALORANTやマイクラは余裕。静音性も高く、初心者におすすめ。
3. MSI Apache Pro（Core i7／GTX1060／ノート）
価格：約47,500円
ノートタイプながらGTX1060搭載。持ち運び重視の人にぴったり。排熱がやや弱いので、冷却スタンドを併用すると安心。
4. EPSON Endeavor Pro5000（Core i7／GTX960）
価格：約45,000円
型落ちGPUながら安定感あり。フルHD低設定で十分遊べる。デザインもシンプルで、ビジネス兼用にも。
5. 自作構成（Ryzen3 3200G／内蔵Vega8）
価格：約40,000円〜（パーツ代）
GPUなしの構成ながら、内蔵Vegaグラフィックでフォートナイト程度は動作可能。自作初心者にも人気の入門構成。
6. Mouse中古モデル（Core i5／GTX970）
価格：約45,000円
旧世代GTX970は今でも軽量ゲームなら十分。ケース内部が整備済みで、冷却性能も安定。
7. HP ProDesk改造モデル（Core i7／GTX1050）
価格：約42,000円
ビジネスPCを改造した“隠れゲーミング”モデル。静音性が高く、インテリアになじむ。中古ショップで人気。
8. Lenovo ThinkCentre 改造版（Ryzen5／GTX1050Ti）
価格：約48,000円
中古ながらSSD搭載済みで高速。筐体も小型で場所を取らない。ライトゲーマー向け。
9. ドスパラ中古（Core i5／GTX750Ti）
価格：約38,000円
古めのGPUだが、eスポーツ系タイトル中心ならまだまだ現役。保証付き中古で安心して購入可能。
10. NEC整備済みモデル（Core i7／内蔵GPU）
価格：約35,000円
内蔵GPUで軽めのタイトル専用。動画編集や普段使いもこなせる万能型。ゲーム入門用におすすめ。
5万円以下PCを選ぶときの注意点
- GPUが本当に搭載されているか確認する
「ゲーミング」を名乗るだけでGPU非搭載というケースも。必ず型番を確認しましょう。 - 状態・保証の有無をチェック
中古なら「整備済み」「保証あり」「クリーニング済み」を選ぶのが鉄則。 - 冷却性能・電源容量に注意
長時間プレイすると熱がこもりやすく、パーツ寿命に影響します。 - あまりに安すぎるモデルは要注意
極端に安いものは部品劣化・動作不安定などのリスクあり。信頼できるショップで購入を。
5万円以下のゲーミングPCをより快適に使うコツ
- 設定を下げる：グラフィック設定を「中」や「低」に落とすだけで大幅に快適になります。
- 不要なアプリを停止：バックグラウンドアプリを切るだけでも動作が軽くなります。
- 定期的な清掃：中古品は埃が溜まりやすいので、月1回は掃除を。
- SSD換装やメモリ増設：数千円の投資で体感速度が大きく変わります。
「安くても満足できる」ゲーミング環境をつくる
5万円という予算は、ゲーミングPCの世界では確かにギリギリのライン。
でも、GPU付きの中古や整備済みモデルを選べば、ライトゲーマーなら十分満足できる環境が手に入ります。
ポイントは「無理に新品を狙わない」「信頼できるショップを選ぶ」「プレイするゲームを明確にする」。
これだけで、コスパ重視のPC選びはグッと現実的になります。
まとめ：5万円以下で買えるゲーミングPCおすすめ10選！コスパ重視の選び方
最後にもう一度おさらいです。
5万円以下でも、条件を絞れば“遊べるゲーミングPC”は見つかります。
大切なのは、「どんなゲームをしたいか」「どこまで妥協できるか」。
中古・整備済み・自作といった選択肢を駆使すれば、限られた予算でも十分楽しめるのです。
ゲームはスペックだけがすべてではありません。
設定を工夫し、自分に合った環境を整えれば、5万円以下のゲーミングPCでも最高の時間を過ごせます。
