スマートウォッチに興味はあるけど、何万円も出すのはちょっと怖い。そんな風に思っているあなたに、今じわじわと人気を集めているのが「スマートウォッチ R8」です。ネットで見かけてポチってみたものの、「説明書がわかりにくい!」「どうやって設定するの?」と、箱を開けた瞬間に頭を抱えていませんか?
実はこのR8、中華製の格安モデルで、koolepやKAKAといった様々な販売元から出回っています。箱に入っている説明書が簡素すぎるのは、もはやお約束。でも、大丈夫。この記事が、あなたの代わりの説明書になります。多機能なのに5,000円前後で買えてしまうこの時計、一緒に使いこなしていきましょう。
スマートウォッチ R8の「これだけは最初にやること」
専用アプリをスマホに入れてペアリングする
さあ、まずはR8をスマホと繋げましょう。これがすべての始まりです。箱の中をよく見てください。説明書にQRコードが載っていませんか?そこから専用アプリをダウンロードします。
ちょっとここで注意点。R8を販売している会社によって、使うアプリが違うんです。主に「FitCloudPro」か「GloryFit」のどちらかです。もしQRコードがうまく読み取れなければ、お使いのiPhoneのApp StoreやAndroidのGoogle Playストアで「FitCloudPro」と検索してみてください。大抵はこれで当たりです。
アプリを入れたら、次はスマホのBluetooth設定をオンにして、アプリを起動します。アプリの画面に従って「デバイスを追加」を選び、表示されたデバイス名(R8など)をタップすれば接続完了。この時、スマホ本体のBluetooth設定画面から直接ペアリングしようとすると、うまくいかないことが多いです。必ずアプリ経由で接続する、これが最初の関門です。
充電の方法とバッテリーの持ちについて
R8を初めて起動したら、まずは充電です。箱の中に専用の磁石式充電ケーブルが入っています。本体背面にある接点に、ケーブルの突起をカチッとくっつけましょう。磁石で吸い付くので、向きさえ合えば難しくありません。
フル充電までは約2時間ほど。バッテリーの持ちは、通知を常に受け取る標準的な使い方で5日から7日くらいです。時計の文字盤を常時表示にしたり、明るさをMAXにすると、もう少し短くなりますよ。
気になる機能をひとつずつ試していこう
通知機能でスマホを見る手間を減らす
R8の一番便利なところ、それはスマホをカバンやポケットから出さなくても、LINEや電話の着信がパッと手首で確認できることです。仕事中でも、会議中でも、チラリと時計を見るだけで済むのは想像以上に快適ですよ。
設定はアプリ側で行います。アプリの「通知」メニューから、連携したいアプリ(LINEやメールなど)のスイッチをオンにするだけ。ただし、通知はあくまで「見るだけ」です。この時計から返信はできませんので、その点は割り切って使ってくださいね。
健康管理機能は「目安」として使おう
さて、ここは一番大切なところです。R8は心拍数、血中酸素濃度、血圧、睡眠状態といろいろ測れます。
でも、いいですか。これはあくまで参考値です。医療機器としての認可を受けたものではありません。実際に使ってみると、じっとしているのに歩数がカウントされたり、睡眠時間が実際より短く記録されたりすることも多々あります。特に血圧の測定値は、本格的な機器とはかなり誤差があると感じているユーザーが多いです。
「昨日より心拍数が高いな」とか「今日はあんまり寝れてないのかも」くらいの、ゆるい体調管理の相棒として使うのが正解です。数字の正確さにこだわりすぎると、買ったことを後悔してしまいますからね。
ユーザーがぶつかる壁とその対処法
接続が切れやすい・通知が遅れるときは
よくある悩みが「いつの間にかBluetoothが切れてる」「LINEの通知が来ない」というもの。これ、たいていはスマホ側の省電力設定が原因です。
アプリがバックグラウンドで動くのをスマホが止めてしまっているんですね。お使いのスマホの「バッテリー」設定から、FitCloudPro(もしくはGloryFit)アプリを「制限なし」や「保護する」に変更してみてください。iPhoneとAndroidの両方を使っていますが、特にAndroid端末はこの設定がシビアな印象です。
アプリが違う?文字盤の変え方は?
「アプリを入れたけど、説明書の画面と違う…」という声も聞きます。これも販売ロットによるアプリ違いのせいで、機能自体に大きな差はありません。落ち着いて画面を見てください。「デバイス」や「ウォッチフェイス」といったメニューが必ずあります。
R8の楽しいところは、このウォッチフェイス(時計の文字盤デザイン)を山ほど変えられること。アプリ内のギャラリーから好きなデザインを選んで、「同期」を押せばすぐに時計に反映されます。ちょっとしたファッションアイテムとしての楽しみ方もできますよ。
スマートウォッチ R8はこんな人におすすめ
初めてのスマートウォッチにぴったり
改めて言います。このR8、完成された高級品を求める人が買うと、間違いなく不満が出ます。タッチパネルの反応は時々もたつくし、精度も完璧とは言えません。でも、そういう粗さも含めて、「初めてのスマートウォッチ」にはこれ以上ない入門機です。
「通知が見られたら便利そうだな」「試しにスマートウォッチってやつを触ってみたい」その軽い気持ちに、3,000円台から6,000円ほどの価格はうってつけ。もし壊したり、飽きたりしても、諦めがつく金額ですよね。サブ機や、運動用に割り切って使うのも賢い選択です。
これだけは知っておいてほしい注意点
最後に、気持ちよく使い続けるためのお約束を。
ひとつ、防水性能はIP68と表示されていますが、過信は禁物です。軽い雨や手洗い程度なら問題ないとされていますが、お風呂やプールには絶対に連れて行かないでください。故障の原因になります。
ふたつ、特に「健康数値をしっかり管理したい」という方は、このスマートウォッチ R8だけで判断するのはやめましょう。あくまでエンターテイメントに近い、日々のモチベーションを上げるためのツールです。
説明書が不親切で最初は戸惑うかもしれませんが、一度設定してしまえば意外と頼れる相棒になってくれます。この記事が、あなたのR8ライフのスタートダッシュを決める、実用的な説明書代わりになれば嬉しいです。さあ、箱から出して、充電ケーブルを挿してみましょう!

