スマートウォッチ選びで「充電が面倒くさい」って思いませんか。僕もそうでした。Apple Watchを使ってた時期があるんですけど、毎日寝る前に「あ、充電しなきゃ」ってなるストレス、けっこう地味にきついんですよね。
そこで出会ったのがHUAWEI WATCH GT 3です。発売から時間は経ってるんですけど、実際に1週間ガッツリ使ってみたら「これ、今でも全然アリだな」と感じる場面が多かった。今回はそんなリアルな使用感を、良いところもイマイチなところも包み隠さずお伝えします。
HUAWEI WATCH GT 3の基本スペックをおさらい
まずはざっくりとしたスペックから。本機は2021年12月に発売されたモデルで、46mmと42mmの2サイズ展開。僕が使ったのは46mmモデルです。
ケース素材にはステンレススチールが使われていて、見た目の高級感はかなりのもの。カジュアルな服装にもスーツにも合わせやすく、ビジネスシーンでも浮かないデザインになっています。
ディスプレイは46mmが1.43インチ、42mmが1.32インチのAMOLED。発色が鮮やかで、晴れた日の屋外でもしっかり視認できました。画面常時表示にも対応しているので、腕を動かさなくても時刻がチラ見できるのが地味に便利です。
対応OSはAndroid 6.0以降とiOS 9.0以降。iPhoneユーザーでも使えますが、Apple Watchのようなシームレスな連携は期待しないほうがいいです。防水性能は5ATMで、水泳やランニング中の汗にも余裕で耐えられます。
ここまでは公式スペックの話。じゃあ実際に使ってどうだったのか、本音でいきます。
バッテリー持ちはガチ。充電ストレスからの解放
本機の最大の魅力は、なんといってもバッテリーです。公式スペックでは46mmが最大14日間、42mmが7日間となっています。
僕は常時表示をオンにした状態で使ってみました。そうするとだいたい5〜6日で残量20%くらいになるイメージ。常時表示をオフにすれば10日以上は余裕で持ちます。これ、Apple Watchと比べると次元が違います。Apple Watch Series 7だと、どうがんばっても1日半が限界でしたから。
「毎日充電しなくていい」って、こんなに快適なんだって久々に実感しました。出張や旅行のときに充電ケーブルを持っていくかどうか悩まなくていい。これだけでもGT 3を選ぶ価値はあると思います。
健康管理機能は実用的、ただし過信は禁物
心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、睡眠トラッキングに対応しています。特に睡眠トラッキングは優秀で、深い眠り・浅い眠り・レム睡眠をかなり細かく記録してくれます。朝起きて「昨日の睡眠スコアは78点か…」と確認するのが習慣になりました。
計測にはファーウェイ独自の「TruSeen 5.0+」が使われていて、前世代より精度が上がっているとのこと。実際に使っていても、ランニング中の心拍数が急に変な値を示したりすることはなかったです。
ただし、ここは声を大にして言いたいんですけど、本機には血圧測定と心電図(ECG)機能は搭載されていません。もしこれらの機能が必要なら、HUAWEI WATCH D2のような別モデルを検討してください。GT 3はあくまで「日常の健康管理をサポートする」レベルと割り切りましょう。
スマホなしで使える?GPSと通話機能の実際
本機にはGPSが内蔵されています。これが地味に便利で、ランニングやウォーキングのときスマホを持たずに家を出ても、後からアプリでルートを確認できます。「今日はどこを走ったか」が地図上でバッチリ見られるので、モチベーション維持にも役立ちます。
一方で注意したいのが、eSIMには非対応だということ。Bluetooth通話はできるので、スマホが近くにあれば腕時計スタイルで通話できますが、本機単体での通話はできません。「スマホ完全置き換え」を狙っている人は要注意です。
実際に1週間使って感じた弱点
正直なところ、気になる点もいくつかありました。
まずベルトです。純正のシリコンベルトは最初こそ快適なんですが、半年以上使っているユーザーからは「切れた」「ひび割れた」という声が出ています。実際にAmazonで交換用ベルトを探してみたんですが、Apple Watchほど選択肢は多くない。予備を早めに確保しておくのが無難です。
次にアプリの充実度。Huawei Healthアプリは必要十分ではあるものの、Apple WatchやGarminと比べるとサードパーティアプリの少なさが気になります。ワークアウトの種類は100種類以上あるので、一般的な使い方なら問題ないですけどね。
あと、これは仕方ないんですが、最新のHUAWEI WATCH GT 6 Proと比べるとバッテリー持ちで劣ります。GT 6 Proは約21日間持つので、「とにかく充電したくない」という人はそちらを選んだほうが幸せかもしれません。
あえて今HUAWEI WATCH GT 3を選ぶ意味
じゃあなぜ今さらGT 3なのか。答えは簡単で、「価格と機能のバランスがめちゃくちゃ良いから」です。
健康管理の基本機能はしっかり押さえているし、バッテリーはApple Watchの数倍持つ。デザインも安っぽくない。それでいて価格はこなれてきている。ECGや超長時間バッテリーがどうしても必要じゃないなら、GT 3は今でも十分「買い」だと思います。
逆に、血圧測定やECGが必要な人、とことんバッテリーにこだわりたい人は、HUAWEI WATCH GT 6 ProやHUAWEI WATCH FIT 4 Proを検討したほうがいいでしょう。FIT 4 Proは軽量カジュアル路線で、常時表示オンでも4日持ちます。
まとめ:HUAWEI WATCH GT 3はこんな人におすすめ
最後に、本機が向いている人・向いていない人を整理します。
向いているのは、毎日の充電から解放されたい人、ビジネスでも使えるデザインのスマートウォッチを探している人、ランニングやウォーキングでGPSを使いたい人。そして何より、「必要十分な機能を、なるべくお金をかけずに手に入れたい」という人。
一方、心電図や血圧測定といった高度な健康管理が必要な人、スマホ完全不要で通話したい人、アプリをとことんカスタマイズしたい人には、別の選択肢をおすすめします。
発売から年月が経っても、HUAWEI WATCH GT 3が色あせていないのは事実です。毎日充電するストレス、そろそろ卒業しませんか。
