「1万円台で買えるワイヤレスイヤホンって、結局どれがいいの?」──そう思ったこと、ありませんか?
最近は、数万円するハイエンドモデルに負けないクオリティのイヤホンが、1万円台でもどんどん登場しています。音質も機能も十分、デザインもおしゃれ。この記事では、そんな“ちょうどいい価格帯”のモデルを厳選して紹介します。
1万円台ワイヤレスイヤホンが人気の理由
数年前まで、ノイズキャンセリングや高音質コーデック対応は「高級機だけの特権」でした。
でも今は違います。技術の進化と製造コストの最適化によって、1万円台でも“必要十分”な性能を備えたモデルが増加。
たとえば、Bluetooth 5.3対応で遅延が少なく、LDACやaptXなど高音質コーデックをサポートするイヤホンも登場しています。
さらに、通勤・在宅ワーク・動画鑑賞などの多用途化で、手軽に使えるワイヤレスイヤホンの需要が爆発。
「音質も、機能も、価格も、バランス良く」──これが1万円台イヤホンの最大の魅力です。
ワイヤレスイヤホン選びで失敗しないためのポイント
音質とコーデックをチェック
音の良し悪しは、ドライバーとBluetoothコーデックで決まります。
一般的には10mm前後のドライバーを搭載しているモデルが多く、低音の迫力や全体のバランスが安定します。
また、LDACやaptX Adaptive対応なら、高音質でワイヤレスの弱点をカバー。音の遅延も少なく動画視聴にも向いています。
ノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込み
通勤・通学の電車内やカフェでの作業に欠かせない機能がノイズキャンセリング。
1万円台でも「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」を搭載するモデルが増えています。
さらに、外音取り込みモードを使えば、会話やアナウンスも自然に聞こえるため、外でも安心して使えます。
バッテリーと充電のしやすさ
長時間使うなら、バッテリー持ちは重要。
1万円台の最新モデルでは「本体7時間+ケース込み30〜50時間」という長持ちタイプも珍しくありません。
USB-C対応やワイヤレス充電ができるかもチェックしておくと便利です。
装着感と防水性能
耳へのフィット感が悪いと、音質もノイズキャンセリングも半減します。
イヤーピースのサイズ展開が豊富なものや、軽量設計モデルを選ぶと快適。
また、雨や汗に強いIPX4以上の防水性能があると、スポーツや通勤でも安心です。
1万円台で買えるおすすめワイヤレスイヤホン8選
ここからは、実際に人気のある1万円台モデルを厳選して紹介します。
それぞれ「音質」「機能」「デザイン」「使いやすさ」のバランスに注目して選びました。
1. Galaxy Buds Pro(Samsung)
高い完成度で人気のGalaxyシリーズ。
音の分離感が良く、低音の迫力もありながら中高域がクリア。
ノイズキャンセリング性能も高く、通話品質の高さも魅力です。
マルチポイント接続対応で、スマホとPCを同時に使いたい人にもおすすめ。
2. Audio-Technica ATH-SQ1TW
角ばったスクエアデザインが特徴の日本ブランド。
軽量で耳への負担が少なく、装着感の良さが光ります。
低音が強すぎず、バランス重視の音づくり。ナチュラルなサウンドを好む人にぴったりです。
普段使いに最適な“コスパの良い国産モデル”です。
3. Technics EAH-AZ60
音質を最優先にしたいなら外せないモデル。
ハイレゾ相当のLDAC対応で、繊細な高音と厚みのある低音が両立。
ノイズキャンセリングの効きも強力で、集中したい時に最適です。
価格はやや上ですが、1万円台後半で手が届く“高級志向の一台”。
4. JLab JBuds Open Sport 2
耳をふさがないオープンイヤー型のイヤホン。
周囲の音を聞きながら安全に音楽を楽しめるので、ランニングやサイクリングに最適です。
バッテリー持ちも長く、防水性能も高め。アクティブな人に向いています。
5. Anker Soundcore Liberty 4 NC
定番ブランドAnkerの上位モデル。
強力なノイズキャンセリングと、専用アプリでの音質カスタマイズが魅力。
10mmドライバーによる厚みのあるサウンドで、低音好きにもおすすめ。
マルチポイント・LDAC対応・ワイヤレス充電と、機能面でも抜け目なし。
6. SONY WF-C700N
SONYの人気コスパモデル。
軽量ボディで長時間でも疲れにくく、ANC搭載で静かな環境を実現。
専用アプリ「Headphones Connect」で音質を自分好みに調整可能。
高級機譲りの技術を手頃な価格で体験できます。
7. EarFun Air Pro 3
価格以上の実力で評価が高いモデル。
Bluetooth 5.3・aptX Adaptive対応で接続が安定。
ANCや外音取り込み、通話ノイズリダクションなど、機能も充実しています。
カジュアルに使える万能タイプです。
8. SoundPEATS Capsule3 Pro
中国ブランドながら、音質の良さとコスパの高さで人気急上昇中。
12mmダイナミックドライバーによる広がりのあるサウンドが魅力。
LDAC対応で高音質再生も可能。軽量でフィット感も抜群です。
1万円台イヤホンの比較ポイントまとめ
1万円台イヤホンは「全部入り」のように見えて、実は得意分野が少しずつ違います。
選ぶときは、自分の使用シーンをイメージするのがコツ。
- 通勤・通学中心 → ノイズキャンセリング重視(Anker、SONYなど)
- スポーツ・外出が多い → 防水・フィット感重視(JLab、SoundPEATSなど)
- 音楽鑑賞中心 → 音質・コーデック重視(Technics、Galaxyなど)
「どこを重視するか」でベストな一台は変わります。
“音質・機能・価格”のバランスを見極めることが大切です。
価格だけで選ばない!1万円台イヤホンの賢い選び方
セール時期やオンラインストアでは、同じモデルでも価格差が大きく出ることがあります。
購入前には、公式サイトや信頼できる販売店で最新価格をチェックしましょう。
また、保証やサポート体制がしっかりしているかも見逃せません。
長く使いたいなら、ファームウェアアップデートに対応しているモデルが安心です。
まとめ:1万円台でワイヤレスイヤホンを選ぶなら「自分の使い方」に合わせて
1万円台で買えるワイヤレスイヤホンは、まさに“価格と性能の黄金バランス”。
高音質・ANC・長時間再生・快適な装着感──この価格帯でも妥協のないモデルが揃っています。
今回紹介した8モデルは、それぞれに個性と魅力があるものばかり。
通勤中に音楽を楽しむ人、仕事中の集中を高めたい人、運動時に安全に使いたい人……。
どんなシーンでもぴったりのイヤホンが、きっと1万円台の中にあります。
自分の耳とライフスタイルに合う“ベストな一台”を見つけて、毎日の音時間をもっと快適に楽しんでください。
