「あれ、この黄色い丸、なに?」「急に画面に出てきて邪魔なんだけど…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
iphoneを使っていると、ある日突然、画面に黄色い丸や枠のようなものが現れて、操作がしづらくなることがあります。
「もしかしてウイルス?」「故障かな?」って心配になりますよね。でも、安心してください。これは故障でもウイルスでもありません。
正体は、実は[iPhone]に標準で搭載されている「アクセシビリティ」という便利機能の一部なんです。ただ、意図せずオンになってしまうと、画面表示が変わってしまって「戻し方がわからない!」と困ってしまう方も多いようです。
この記事では、その「黄色い丸」の正体を徹底解説するとともに、機能ごとの消し方・戻し方を画像付きでわかりやすく説明します。
まずは確認!画面の「黄色い丸」はどれ?
といっても、「黄色い丸」と一口に言っても、実はいくつか種類があります。
まずは、自分の[iPhone]に表示されているものが何なのかをチェックしましょう。
タイプ1:白っぽい丸が画面の端っこにある
画面の端っこに、白またはグレーの丸いボタンが浮いていませんか?
これをタップすると、拡大・縮小などのメニューが出てくるタイプです。
タイプ2:画面全体が拡大されて、丸を動かすと画面が動く
画面全体がズームアップされていて、白い丸をドラッグすると見える範囲が移動する。そんな状態なら、こちらのタイプです。
タイプ3:項目をタップすると黒い枠が出て、声が聞こえる
アイコンをタップすると黒い長方形の枠に囲まれて、画面に表示されている文字を読み上げ始めた…これは少し特殊な操作モードに入っています。
タイプ4:半透明の丸がずっと画面にある
ちょっと透けた丸が常に表示されていて、それを押すとホーム画面に戻ったり、通知センターが開いたりする。これは一番有名な機能かもしれません。
タイプ5:項目をタップすると、色付きの枠が順番に移動する
タップした場所が反応するのではなく、青や緑(時には黄色)の枠が勝手に動いていく。そんな不思議な状態になっていませんか?
自分の[iPhone]がどの状態か、なんとなくイメージできましたか?
ここからは、それぞれの正体と消し方を詳しく見ていきましょう。
【タイプ別】黄色い丸の正体と消し方
白い丸が画面の端にある場合:「ズーム機能のコントローラー」
この白い丸の正体は、「ズーム機能」のコントローラーです。
画面を拡大して見るための機能なんですが、これがオンになると、画面のどこかに白い丸(コントローラー)が表示されます。
消し方
- [設定]アプリを開きます
- [アクセシビリティ] をタップ
- [ズーム機能] をタップ
- 「ズーム機能」のスイッチをオフにする
これで、あっという間に白い丸は消えます。
画面全体が拡大されて丸で動かす場合:「ズーム機能(表示モード)」
さっきの「ズーム機能」が、コントローラーなしで有効になっている状態です。画面全体が拡大されていて、とにかく操作しづらい…そんな状態ですね。
消し方(通常の操作ができない場合の裏ワザ)
ズーム機能がオンのままでは、設定アプリを探すのも一苦労です。こんな時は、3本指のジェスチャーを使いましょう。
- 3本指で画面をダブルタップします(これで拡大が解除されます)
- 画面が元のサイズに戻ったら、上記と同じ手順で設定からオフにしましょう
- または、同じく3本指でダブルタップ&ホールドすると設定メニューが出ます
項目をタップすると黒い枠と音声が出る場合:「VoiceOver」
これは「VoiceOver(ボイスオーバー)」という、画面の内容を読み上げてくれる機能です。視覚に障害のある方向けの、とても高度な機能なんです。
このモードになると、タップの操作方法がガラッと変わります。
- アイコンを1回タップ:選択される(黒い枠で囲まれる)
- 選択したアイコンを開く:ダブルタップ
この操作に慣れていないと、「タップしても反応しない!」とパニックになりますよね。
消し方(VoiceOverモードでの操作手順)
VoiceOverがオンの状態でオフにするには、ちょっとしたコツがいります。
- [設定]アプリのアイコンを1回タップして選択します(黒い枠で囲まれる)
- 選択された状態で、画面のどこでもいいのでダブルタップして設定を開く
- 同様に「アクセシビリティ」を選択&ダブルタップ
- 「VoiceOver」を選択&ダブルタップ
- 「VoiceOver」のスイッチを選択&ダブルタップしてオフにする
これで、通常の操作感に戻ります。
半透明の丸がずっとある場合:「AssistiveTouch」
これは「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」といって、物理ボタンが使えないときなどに画面上にホームボタンなどを表示する機能です。この丸は操作の邪魔になることもありますが、実はかなり便利な機能でもあります。
消し方
- [設定]アプリを開きます
- [アクセシビリティ] → [タッチ] と進む
- [AssistiveTouch] をタップ
- 「AssistiveTouch」のスイッチをオフにする
もし、この丸を便利だなと思ったら、オンのまま使ってみてもいいかもしれませんね。
色付きの枠が勝手に移動する場合:「スイッチコントロール」
最後は「スイッチコントロール」という機能です。外部スイッチを使って[iPhone]を操作するためのものなんですが、これがオンになると、画面上の項目を順番にハイライト(枠で囲む)していきます。
消し方
- [設定]アプリを開きます
- [アクセシビリティ] をタップ
- [スイッチコントロール] をタップ
- 「スイッチコントロール」のスイッチをオフにする
なぜ急に黄色い丸が表示されたのか?主な原因
「触ってないのに急に出てきた…」という声、よく聞きます。
原因として多いのは、こんなパターンです。
その1:Siriの誤認識
「ねえSiri、ズームをオンにして」などと話しかけたわけじゃなくても、テレビの音声や周りの会話をSiriが拾ってしまい、勝手に機能がオンになることがあります。これ、意外と多いんです。
その2:アクセシビリティショートカットの誤操作
[iPhone]には、本体のボタンを押すだけで特定の機能を呼び出せる「ショートカット」機能があります。
- サイドボタン(またはホームボタン)のトリプルクリック
- iPhone背面をダブルタップ/トリプルタップする「バックタップ」
これらの操作に、うっかり何かの機能を割り当ててしまっていたり、ケース越しに背面タップが反応してしまったりすると、突然「黄色い丸」が出現します。
その3:お子さんやペットの操作
「子どもが触っていたら、知らない画面になっていた…」これ、めちゃくちゃ多いケースです。設定画面は複雑なので、大人でも迷うのに、子どもが触ればどこかをオンにしてしまうのは当然ですよね。
【上級編】もしもの時に知っておくと便利なこと
アクセシビリティショートカットを確認しよう
突然の「黄色い丸」出現を防ぐには、このショートカット設定をチェックしておくのがおすすめです。
- [設定]アプリ → [アクセシビリティ] を開く
- 一番下までスクロールして [アクセシビリティショートカット] をタップ
- 何もチェックが入っていなければ、ショートカットで起動することはありません
- もしチェックが入っている機能があれば、それがトリガーになっている可能性大です
これらの機能、実は超便利なんです
最後に、ちょっとだけプラスな情報を。
この記事で紹介した機能は、一見「邪魔なもの」に見えますが、実はすごく便利な使い道もあるんです。
- ズーム機能:小さな文字を拡大して見たい時にサッと使える
- AssistiveTouch:物理ボタンが壊れそうな時や、画面ショットを簡単に撮りたい時の救世主
- VoiceOver:運転中など、画面を見ずに操作したい時に使うテクニックもある
今回紹介した消し方を覚えておけば、もう「黄色い丸」にビビることはありません。
もしまた出てきても、「あ、あの機能ね」と落ち着いて対処してくださいね。
まとめ:iPhoneの黄色い丸は故障じゃない!落ち着いて設定からオフにしよう
[iPhone]の画面に突然現れる「黄色い丸」。その正体は、アクセシビリティ機能のどれかがオンになっているサインです。
- 白い丸(ズーム機能のコントローラー)
- 黒い枠と読み上げ(VoiceOver)
- 半透明の丸(AssistiveTouch)
- 動く色枠(スイッチコントロール)
どれも、設定アプリ→アクセシビリティから簡単にオン・オフを切り替えられます。
表示されているものを特定して、この記事で紹介した手順通りに試してみてください。ほとんどのケースで、あっという間に解決します。
どうしても直らない場合は、アップルサポートに相談するのも手ですが、まずは一度落ち着いて、自分の[iPhone]と向き合ってみましょう。
