「動画を撮影したのに、音声が入っていなかった…」
「相手の声が小さすぎて何を言ってるか聞き取れない」
「急にSiriが反応しなくなった」
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、iphoneのマイク周りで起きるよくあるトラブル。でも大半は、ちょっとした確認や設定で解決できるんです。
この記事では、撮影中の音声トラブルからLINE通話の不具合まで、マイクに関するお悩みを症状別に解決する方法を10個まとめました。最後まで読めば、あなたのiphoneが今日から正常に戻るはずですよ。
まずはコレをチェック!マイクトラブルの基本対処法
いきなり難しい設定をいじる前に、基本的な確認事項から見ていきましょう。実はこれだけで半数以上のトラブルは解決するんです。
マイク部分の汚れを確認する
iphoneには複数のマイクが搭載されています。機種によって位置は異なりますが、主に以下の3ヶ所です:
- 本体下部(充電口の横)
- 背面カメラ付近(小さな穴)
- フロントカメラ上部(受話口付近)
これらの小さな穴にホコリや糸くずが詰まっていませんか?特にポケットに入れていると、知らず知らずのうちにゴミが詰まってしまうことがあります。
やさしい掃除方法:
- 柔らかい歯ブラシで軽くブラッシング
- エアダスターを距離を取って短く噴射
- ネバネバした汚れは、少し湿らせた綿棒で優しく
※爪楊枝やピンなどの硬いものでほじるのは絶対にNG。マイクを壊す原因になります。
保護ケースやフィルムが邪魔してない?
お気に入りのケースが原因かもしれません。ケースの形状によっては、マイク穴を完全に塞いでしまっているケースも。
一度ケースを外して、その状態で録音や通話を試してみてください。問題が解決したら、ケースが原因です。別のケースに買い替えるか、マイク穴部分を自分で少し広げるなどの対応が必要です。
画面保護フィルムがマイク部分にかかっている場合も同様。貼り直すか、マイク用の穴が空いたフィルムを選びましょう。
症状別!iPhoneマイクトラブルの徹底解決法
基本チェックでダメだった場合、症状によって原因が絞れます。自分の症状に合った項目から試してみてください。
音が全く入らない・認識されない場合
まずはハードウェアが正常に動いているか確認しましょう。Apple純正の「ボイスメモ」アプリで録音してみてください。
音が全く録音できない時は:
「すべての設定をリセット」は、ネットワーク設定やキーボード辞書などは初期化されますが、写真やアプリのデータは消えません。マイク設定がおかしくなっている場合、これで直ることが結構あるんです。
音は入るけど異常に小さい・こもっている
音は録れているけど聞き取れないほど小さい…そんな時は、マイク穴のつまりが原因であることがほとんどです。
特に気をつけたいのが、液体や湿気。iphoneは防水機能付きモデルでも、完全防水ではありません。お風呂場での使用や突然の雨、汗などでマイク部分に水分が入ると、一時的に音がこもったように聞こえます。
この場合は、数時間〜丸一日乾燥させるのが一番。シリカゲル(乾燥剤)と一緒に密閉袋に入れておくと効果的です。ご飯に埋める方法は逆効果なのでやめましょう。
特定のアプリだけ使えない場合
LINEの通話はできるのに、カメラアプリでは音が入らない…これ、よくあるパターンです。
原因はアプリごとのマイクアクセス許可。iphoneではアプリごとにマイク使用の許可/不許可を設定できるんです。
確認方法:
「設定」アプリを開く→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」と進みます。
ここで、問題のアプリのスイッチがオンになっているか確認。オフならオンに切り替えましょう。逆に、使っていないアプリがたくさんオンになっていると、プライバシーの観点からも良くないので、この機会に見直すのがおすすめです。
Bluetooth機器を使うと不具合が出る
ワイヤレスイヤホンを使っている時に限って音声がおかしい…そんな時は、接続機器との相性問題かもしれません。
一度Bluetoothをオフにして、iphone本体のマイクだけでテストしてみてください。問題が解決するなら、イヤホン側のマイクか接続に問題があります。
また、通話中に突然音声が聞こえなくなる場合は、画面のオーディオボタンをチェック。うっかり「スピーカー」や「Bluetooth機器」を選択してしまっていることも。
iOSアップデート後に起きるマイク不具合への対処
「アップデートしたら急にマイクの調子が悪い」という声、よく聞きます。実はこれ、私も経験があります。iOSのバージョンアップに伴って、一時的に不具合が出ることがあるんです。
強制再起動でシステムをリフレッシュ
通常の再起動では直らない場合、強制再起動が効果的です。機種によって操作方法が異なるので注意してくださいね。
Face ID搭載モデル(iPhone X以降):
- 音量を上げるボタンを素早く押して離す
- 音量を下げるボタンを素早く押して離す
- サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
Touch ID搭載モデル(iPhone SEなど):
ホームボタンと電源ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで長押し
これでシステムがリフレッシュされ、マイク関連の一時的な不具合が解消されることがあります。
アップデート待ちかダウングレードか
大規模なiOSアップデート直後は、どうしても予期せぬバグが発生しがち。Appleもすぐに修正パッチを出すことが多いので、アップデートから数日経っているなら、再度「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を確認してみてください。
マイナーアップデート(例:17.0.1のような細かい番号のもの)が配信されていたら、すぐに適用しましょう。
外部マイクを使いたい人のための基礎知識
「もっと高音質で撮影したい」「配信やポッドキャストに挑戦したい」という方も多いはず。iphone用の外部マイク、実は種類がたくさんあるんです。
接続方式の選び方
Lightning接続タイプ:
デジタル信号で直接つながるので音質が良いのが特徴。RØDEのVideoMic Meシリーズなんかが人気ですね。ただし、充電しながらの使用は別途アダプタが必要な場合があります。
3.5mmイヤホンジャック接続タイプ:
iphone7以降は本体にジャックがないので、純正のLightning−イヤホンジャック変換アダプタが必要です。このアダプタの品質で音が変わることもあるので、できればApple純正を使うのが安心。
ワイヤレス(Bluetooth)タイプ:
ケーブルレスで動きやすい!でも、動画撮影では音声と映像のズレ(遅延)が気になることも。音楽制作やシビアな動画撮影には不向きな場合があります。
シーン別おすすめマイク
インタビューやVlog撮影には:
ピンマイク(ラベリアマイク)が便利。服の襟元に付けるだけで、話している人の声をクリアに拾えます。RØDEのWireless GO IIは送信機と受信機がセットになったワイヤレス式で、配信者に大人気。
野外での動画撮影には:
ガンマイクが活躍。特定の方向からの音だけを拾うので、風切り音を抑えたい時に効果的です。
ライブ演奏や自然音の録音には:
ステレオマイクがおすすめ。臨場感あふれる音が録れます。SHUREのMV88+ Video Kitは、iphoneに直接挿せるステレオマイクとして有名です。
これでも直らない!修理に出す前に知っておくべきこと
ここまでの方法を全部試してもダメだった…そんな時は、ハードウェアの故障を疑いましょう。
自分でできる最終チェック
以下の3つのマイクをそれぞれテストしてみてください:
- 通話用マイク(本体下部):電話アプリで留守番電話に吹き込む
- 背面カメラ用マイク(カメラ横):背面カメラで動画を撮影
- フロント用マイク(受話口付近):前面カメラで動画を撮影
このうち、どれかひとつだけ音が入らない場合は、その特定のマイクの故障です。すべてのマイクが機能しないなら、基板などの深刻なトラブルの可能性が。
修理の選択肢
Apple Storeや正規サービスプロバイダ:
保証期間内なら無償修理の可能性あり。AppleCare+に入っていれば、自己負担額も抑えられます。一番確実な方法ですが、予約が取りにくいのが難点。
非正規の修理店:
安く早く修理してくれる場合も。ただし、非正規パーツを使うと、その後のiOSアップデートで不具合が出たり、防水性能が元に戻らないことも。信頼できる店舗かしっかり見極めて。
買い替えも視野に入れるなら、下取り価格を調べてみるのも手です。修理代が高くつくなら、新しいモデルに買い替えた方が結果的に安い場合もありますからね。
まとめ:iPhoneマイクトラブルは焦らず一つずつ確認
いかがでしたか?iphoneのマイクトラブル、意外と身近な原因で起きていることが多いんです。
今日からできる予防策も覚えておきましょう:
- 定期的にマイク穴のホコリをチェック
- アプリのマイク許可設定は定期的に見直す
- iOSアップデート後は特に動作確認を
- 水回りでの使用はなるべく控える
「動画を撮影したら音声が…」という悲劇を防ぐためにも、今のうちに一度、あなたのiphoneのマイクをチェックしてみてくださいね。
もしこの記事を読んでも解決しない場合は、Appleサポートに連絡するのが確実です。でも、きっと今日紹介した方法のどれかで、あなたのiphoneは息を吹き返すはずですよ。

