みなさん、こんな経験ないですか?
iphoneの画面の右上を見ると、しっかりWi-Fiマークは出ている。「設定」アプリを開いても、ちゃんと自宅のWi-Fiが「接続済み」って表示されている。
なのに、SafariでWebページを開こうとしてもグルグル回るだけで全然表示されない…。
あるいは、AirPodsとちゃんとペアリングできて「接続済み」って出ているのに、音楽を再生したらなぜかiphone本体から音が出ちゃってる…。
これ、本当にイライラしますよね。
「接続済み」って表示されているんだから、使えて当然じゃない?って思いますよね。
でも実はこの「接続済み」という表示、そんなにあてにならないんです。今日はそんな「接続済みなのに繋がらない」問題の原因と、今すぐ試せる対処法をたっぷりご紹介します。
Wi-Fiはもちろん、Bluetoothやモバイル通信までカバーしているので、最後まで読んで自分の症状に合った解決法を見つけてくださいね。
そもそも「接続済み」ってどんな状態?
まずは原因を探る前に、ちょっとだけ仕組みをお話しします。
iphoneでWi-Fiの「接続済み」という表示は、ルーターとの無線通信自体は確立しているという意味なんです。いわば「握手はできましたよ」という状態。
でも、インターネットに繋がるためには、この握手のあとに
- ルーターからIPアドレスをもらう
- ルーターがモデムを通して外の世界と繋がっている
- 見たいサイトの住所(DNS)を解決できる
といったいくつものステップが必要なんですね。
つまり「接続済み」というのは、ローカルネットワークには参加できているけど、インターネットまでは保証できていませんよという状態。ここを理解しておくと、原因の切り分けがグッと楽になりますよ。
まずはこれだけ試そう!超基本の対処法3選
難しい設定の前に、まずはこれだけは試してほしい基本の3つから。
機内モードのオン/オフ
これ、めちゃくちゃ簡単なんですが、かなりの確率で効くんです。
コントロールセンターを開いて、機内モードのアイコンをタップ。10秒くらい待ったら、もう一度タップしてオフに戻します。
これだけで無線関連のソフトウェアがリセットされて、ちょっとした不具合ならスッキリ解消されることもしばしば。
iphoneの再起動
「え、そんな基本のこと?」って思いました?
でもですね、この「基本」を意外とやってない人、多いんです。再起動することでメモリに溜まったキャッシュがクリアされて、ネットワーク周りの不具合も一緒にリセットされます。
サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しするか、設定アプリから「一般」→「画面オフ」でスライドして電源を切りましょう。
Wi-Fiルーターの再起動
ここ、見落としがちなポイントです。
iphoneだけ再起動してもダメな時は、相手側(Wi-Fiルーターやモデム)もリセットしてあげましょう。
ルーターとモデムの電源ケーブルを抜いて、1分くらい待つ。これを「完全な放電待ち」って呼んだりするんですが、この待ち時間が意外と大事。すぐに差し込むと内部のコンデンサに電気が残っていて完全なリセットにならないんです。
1分経ったら再度ケーブルを差し込んで、ランプが落ち着くまで待ちましょう。
Wi-Fi「接続済み」でインターネットが使えない時の対処法
さて、基本を試してもダメだった人、ここからが本番です。
DNSを変更してみる
これはあまり知られていないテクニックなんですが、効果絶大なことがあります。
「特定のサイトだけ繋がらない」「なんとなく遅い」という場合、プロバイダから自動で割り当てられたDNSサーバーに問題がある可能性が高いです。
設定アプリから「Wi-Fi」を開き、接続中のネットワークの右側にある「i」マークをタップ。下の方に「DNSを構成」という項目があるので、そこを「自動」から「手動」に変えます。
そこで入力するのがこちら。
- 「8.8.8.8」
- 「8.8.4.4」
これ、Googleが公開しているパブリックDNSなんです。世界中で使われている信頼性の高いDNSなので、これに変えるだけで劇的に改善することも。
もちろん古い設定は削除して、新しく追加してくださいね。
このネットワーク設定を削除する
iphoneは接続したWi-Fiの情報を覚えているんですが、その情報が古くなってしまってトラブルの原因になることがあります。
さっきと同じように「i」マークをタップして、一番下にある「このネットワーク設定を削除」を選びましょう。
これでIPアドレスやらセキュリティ設定やらが全部リセットされます。その後、もう一度Wi-Fiを選び直してパスワードを入力してください。
「え、パスワード覚えてないよ…」という方は、この方法は最終手段にした方がいいかも。
日付と時刻を自動設定にする
これ、意外な盲点です。
iphoneの日付や時刻が手動設定になっていて、しかも実際の時間とズレていると…。
セキュリティ保護されたサイト(httpsのサイトですね)にアクセスする時、「この証明書は有効期限が…」みたいなエラーが出てページが見られないことがあるんです。
設定アプリから「一般」→「日付と時刻」と進んで、「自動設定」がオンになっているか確認してください。もしオフだったら、オンにしましょう。
プライベートWi-Fiアドレスをオフにする
これは特にカフェやホテルのWi-Fiで起きやすいトラブル。
iOS 14以降、iphoneには「プライベートWi-Fiアドレス」というプライバシー機能が搭載されました。これは接続先ごとに違うMACアドレスを使うことで、追跡されにくくする機能なんですね。
でもこれが仇になることも。
特に公衆Wi-Fiで、接続後に利用規約の同意画面(キャプティブポータルって言います)が出るはずなのに出てこない…という場合はこれが原因かもしれません。
さっきの「i」マークを開いて、「プライベートWi-Fiアドレス」を一旦オフにしてみましょう。その上でWi-Fiに接続し直すと、同意画面が表示されるようになることが多いです。
VPNやセキュリティアプリをオフにする
VPN(仮想プライベートネットワーク)を使っている方、あるいはセキュリティアプリで通信を監視している方。
これらのアプリが、iphoneの通信をブロックしてしまっている可能性があります。
設定アプリから「一般」→「VPNとデバイス管理」と進んで、VPNが「接続済み」になっていないかチェック。なっていたら一旦オフにしてみてください。
また、セキュリティアプリを入れている方は、アプリの機能を一時的に無効にしてみるのも手です。
Bluetooth「接続済み」で音が出ない時の対処法
次はBluetooth編。特にAirPodsなどの完全ワイヤレスイヤホンで起きがちなトラブルです。
音声の出力先を確認する
これ、本当によくあるんです。
iphoneのコントロールセンターを開いて、音楽再生のウィジェットを見てください。右上にくるくるっとしたAirPlayのアイコンがあるので、それをタップ。
すると「出力先」というのが表示されるので、そこに自分のイヤホンやスピーカーが選ばれているか確認しましょう。
なぜかiphone本体が選ばれていたり、他の機器が選ばれていたりすることって、意外とあるんですよね。
デバイスの登録を解除して再接続
「接続済み」とは表示されているけど、なんか動作が不安定…という場合。
これ、プロファイルレベルの接続で固まってしまっている可能性があります。
設定アプリから「Bluetooth」を開き、該当の機器の右側にある「i」マークをタップ。「このデバイスの登録を解除」を選びましょう。
一度ペアリング情報を完全に消去したら、もう一度ペアリングし直します。こうすることで、音楽用のプロファイル(A2DP)も通話用のプロファイル(HFP)も、きれいに接続し直されるんです。
最終手段!ネットワーク設定をリセットする
ここまで試しても全く改善しない…。
そんな時は、最終手段として「ネットワーク設定のリセット」を試しましょう。
これはiphoneに保存されているネットワーク関連の設定を、工場出荷時と同じ状態に戻すもの。具体的には
- 保存したWi-Fiのパスワード
- Bluetoothのペアリング情報
- VPNの設定
- モバイルデータ通信の設定
などが全部消えます。
だからちょっと面倒なんですが、その分効果は絶大。ソフトウェア的な問題のほとんどはこれで解決します。
やり方は、設定アプリから「一般」→「転送またはiphoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」です。
iphoneが再起動して、完了したらもう一度Wi-Fiにつなぎ直してみてください。
それでもダメなら…故障の可能性も
ネットワーク設定をリセットしても改善しない。
しかも、家のWi-Fiだけじゃなくて、会社のWi-Fiでも、友達の家のWi-Fiでも、あるいはBluetoothでも同じような症状が出る…。
そんな時は、iphone本体のハードウェア障害も考えられます。具体的にはWi-FiやBluetoothのアンテナ、あるいはそのチップ自体が壊れてしまっている可能性。
自分でどうこうできる問題じゃないので、素直にプロに見てもらいましょう。
Appleサポートに連絡するか、正規サービスプロバイダで診てもらうのが確実です。
まとめ:まずは簡単なところから試してみよう
いかがでしたか?
「iphone 接続 済み」というキーワードで検索してここまで辿り着いたあなたは、きっと今まさにこの問題で困っているんでしょうね。
でも、ほとんどのケースは、この記事で紹介した対処法のどれかで解決します。
まずは簡単な機内モードのオンオフや再起動から始めてみてください。それでダメなら、もう一段階踏み込んだDNS変更やネットワーク設定のリセットへ。
大切なのは、焦らず一つずつ試していくこと。
この記事があなたのiphoneライフを取り戻すお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。
さあ、今すぐ一番簡単な「機内モードのオンオフ」から試してみましょう!
