「iPhoneの壁紙、透明にできたらいいのにな」
そう思ったこと、ありませんか?SNSでたまに見かける、壁紙にアイコンが浮いて見えるようなホーム画面や、ウィジェットが背景と一体化しているようなおしゃれな画面。「あれ、どうやって作ってるんだろう?」って気になりますよね。
実は、iPhoneの壁紙を本当に「透明」にすることはできません。でも、「透明に見える」錯覚を利用したテクニックなら誰でも簡単に再現できるんです。
今回は、初心者でもすぐに試せる方法から、こだわり派のためのちょっとした裏ワザまで、iPhoneの壁紙を透明風にするテクニックをたっぷり紹介します。
そもそも「iPhone 壁紙 透明」は可能なのか?
まず最初に、一番気になる疑問からハッキリさせておきましょう。
残念ながら、iPhoneのホーム画面の壁紙を「完全に透明」にする設定は存在しません。壁紙を「なし」に設定することもできないんです(設定しない場合は真っ黒または真っ白な背景になります)。
じゃあ、SNSで見かけるあの幻想的なホーム画面はどうやって作ってるの?
答えは「錯覚」です。
例えば、机の上に置いたコーヒーカップの写真を壁紙に設定して、そのカップの後ろにアイコンが隠れているように見せかける。あるいは、ウィジェットの背景を壁紙と同じ画像で「切り抜く」ことで、まるで透けて向こう側の壁紙が見えているかのように演出する。
つまり、「iPhone 壁紙 透明」の正体は、背景とアイコン・ウィジェットを巧みに融合させるカスタマイズテクニックなんです。
この仕組みさえ理解してしまえば、あとはやり方次第。あなただけのオリジナルホーム画面が作れますよ。
【初級編】アプリで手軽にウィジェットを透明風にする方法
一番手軽なのは、専用アプリを使う方法です。アプリが自動で画像を加工して、「透明なウィジェット」を作ってくれます。
おすすめアプリ「透明なウィジェット」の使い方
App Storeで「透明ウィジェット」と検索すると、いくつかアプリが出てきます。中でもシンプルで使いやすいのが「透明なウィジェット」というアプリ。基本的な機能は無料で使えます。
手順はたったの3ステップ
- アプリで背景画像を設定する
アプリを開き、「壁紙を選択」から、これからホーム画面に設定したい画像を選びます。ここで選ぶ画像が、後でウィジェットを通して「見える」背景になります。 - 透明にしたい位置を選んでウィジェットを作成する
アプリ内で「小」「中」「大」からウィジェットのサイズを選び、配置したい場所(画面上部、中部、下部)を指定します。「保存」または「ウィジェットを作成」をタップすれば完了です。 - ホーム画面にウィジェットを追加する
ホーム画面の何もないところを長押しして、編集モードに入ります。左上の「+」ボタンをタップし、先ほどインストールした「透明なウィジェット」を探して追加。サイズを選んで「ウィジェットを追加」をタップします。
追加したウィジェットをタップすると、先ほどアプリで作成した「透明な見た目」のウィジェットに切り替わります。
これだけで、壁紙の一部が透けているかのようなウィジェットの完成です!
アプリを使うメリットと注意点
メリット
- 難しい画像加工が一切不要
- 直感的な操作で数分あれば設定できる
- 無料で十分な機能が使えるものが多い
注意点
- ウィジェットの配置は、作成時に選んだ「画面上部」などの位置に合わせる必要がある(後から位置を変えるとズレて見える)。
- たまにウィジェットの表示が真っ黒になることがある。その時は、ウィジェットを一度削除して再度追加すると直ることが多いです。
【中級編】ショートカットアプリでアイコンごと透明化する方法
ウィジェットだけでなく、アプリのアイコン自体を壁紙に溶け込ませたいなら、Apple純正の「ショートカット」アプリを使う方法がおすすめです。少し手間はかかりますが、その分自由度と完成度は格段にアップします。
準備するもの
- ショートカットアプリ(iPhoneに標準でインストールされています)
- 画像加工アプリ(写真アプリのマーカー機能でもOKですが、透過処理ができるアプリがあると便利。おすすめは「Photoforge」や「Picsart」など)
基本的な手順
- ホーム画面のスクリーンショットを撮る
まずは、これから壁紙にしたい画像をホーム画面に設定した状態で、スクリーンショットを撮ります。これが「型紙」になります。 - アイコン用の画像を作成する(ここが一番大事!)
撮ったスクリーンショットを画像加工アプリで開きます。
そして、アイコンを重ねたい位置にある背景の一部分だけを正方形に切り抜きます。例えば、机の写真の「何も置いていないスペース」を切り抜くイメージです。この切り抜いた画像が、あたかも透明なアイコンのように見えるパーツになります。
コツ:切り抜く位置を間違えると、後でアイコンを配置した時に背景とズレて見えます。スクリーンショットを見ながら、慎重に位置を決めましょう。 - ショートカットでカスタムアイコンを作る
- ショートカットアプリを開き、「+」ボタンで新しいショートカットを作成します。
- アクションを追加で「App」→「アプリを開く」を選び、このアイコンで開きたいアプリ(例:Twitter)を選択します。
- 画面右上の「︙」メニューをタップし、「ホーム画面に追加」を選びます。
- ここで「名前」を入力(後でアイコンの下に表示されます。非表示にしたい場合は、絵文字などを入れて空白に見せかけるテクニックも)。
- 「アイコン」の部分をタップし、「写真を選択」から先ほど切り抜いた画像を選びます。
- 右上の「追加」をタップすれば、ホーム画面にカスタムアイコンが追加されます。
あとは、元のアプリのアイコンはホーム画面から削除(ホーム画面から取り除くだけで、アプリ自体が消えるわけではありません)すれば完成です。このカスタムアイコンをタップすると、一瞬ショートカットアプリを経由して目的のアプリが開きます。
この方法のメリットとデメリット
メリット
- アイコン一つ一つを自由にデザインできる。背景の一部を切り抜けば「透明風」に、好きな画像を設定すれば「オリジナルアイコン」にもなる。
- ウィジェットと組み合わせると、世界で一つだけのホーム画面が作れる。
デメリット
- 設定に時間がかかる(たくさんのアプリのアイコンを変えたい場合は特に)。
- アイコンをタップしてからアプリが開くまでに、ほんのわずか遅延が生じる。
- アイコンの下にアプリ名を完全に消すことはできない(空白風にはできる)。
透明風カスタマイズを成功させる!背景画像の選び方のコツ
せっかくテクニックを覚えても、背景画像がイマイチだと、透明風の仕上がりも半減してしまいます。ここでは、カスタマイズ映えする画像の選び方を伝授します。
こんな画像がおすすめ
- 奥行きのある写真
例えば、本棚、観葉植物、窓辺の風景など。奥行きがあると、アイコンやウィジェットをそのオブジェクトの「手前」や「後ろ」に配置することで、立体感が生まれます。 - 無地よりも模様やテクスチャーがあるもの
木目調の机、大理石、布地の質感など。背景に表情がある方が、ウィジェットの透明部分との境界がわかりにくくなり、自然に溶け込みます。 - アイコンを「隠せる」場所があるもの
「コーヒーカップの後ろ」「本と本の間」「花瓶の影」など、アイコンやウィジェットを配置したときに「そこにあった!」と面白く感じられるようなスポットがある画像を選ぶと、遊び心のあるホーム画面になります。
おすすめの画像入手先
- Unsplash(アンスプラッシュ)
プロのカメラマンが撮影したような、高品質でおしゃれな写真が無料でダウンロードできます。検索も英語ですが、直感的に見つけられます。 - Pinterest(ピンタレスト)
「iPhone wallpaper aesthetic」などで検索すると、世界中のユーザーが集めた美しい壁紙画像が無限に出てきます。テーマ別に探すのにも最適です。 - 自分で撮った写真
実はこれが一番の「映え」画像だったりします。自分のデスク周り、コーヒーショップのテーブル、旅先の風景…。あなただけのオリジナル写真を使えば、完全に世界に一つだけのホーム画面の完成です。
【実例付き】思わず真似したくなるデザインアイデア集
ここで、実際のカスタマイズ例をいくつかイメージで紹介します。あなたの作りたいイメージの参考にしてみてください。
アイデア1:ナチュラル&ミニマル
木目調の机の写真を背景に、カレンダーウィジェットだけを透明風にして配置。机の上に直接カレンダーが置いてあるかのような錯覚を楽しめます。アイコンはフォルダにまとめて、ドックだけを残すとよりスッキリ。
アイデア2:推し活ホーム画面
推しのコンサート写真などを背景に、メンバーの顔の部分だけを避けるようにアイコンを配置。ショートカットで作ったカスタムアイコンを背景の一部から切り抜けば、まるで推しとアイコンが一体に。ファンならではのこだわりが光ります。
アイデア3:ダークトーンで統一
夜景や街灯の写真を背景に、ダークモードと組み合わせます。ショートカットで作るアイコンの画像も暗めの色味に加工し、ウィジェットもダーク系のデザインのものを選べば、スタイリッシュで落ち着いた大人のホーム画面に。
透明風カスタマイズのトラブルシューティング(よくある質問)
最後に、カスタマイズ中に起こりがちなトラブルとその解決法をまとめておきます。
Q. ウィジェットが真っ黒/真っ白になって表示される
A. アプリで背景画像を再設定するか、ウィジェットを一度ホーム画面から削除して、再度追加し直してみてください。iPhone本体の再起動も効果的な場合があります。
Q. ショートカットで作ったアイコンをタップすると、一瞬ショートカットアプリが開いてしまう
A. これは仕様です。カスタムアイコンはショートカットアプリを経由して目的のアプリを開くため、どうしてもこのような動作になります。気になる場合は「自動化」機能を使うなど別の方法もありますが、基本的には「そういうもの」と割り切って使うのがおすすめです。
Q. カスタマイズするとバッテリーの減りが早くなる?
A. ウィジェットの更新頻度や、アプリの動作によって、ごくわずかにバッテリー消費に影響が出る可能性はあります。しかし、通常の使用範囲で極端にバッテリーが減るということはほとんどありません。もし気になるようであれば、使用していないウィジェットは削除しておきましょう。
まとめ:自分だけの「透明風」ホーム画面を楽しもう
「iPhone 壁紙 透明」の裏ワザ、いかがでしたか?
最初は少し難しそうに感じるかもしれませんが、慣れてしまえばとっても簡単。アプリを使えば5分でおしゃれなウィジェットが作れますし、ショートカットを使いこなせれば、あなたのセンスが光る唯一無二のホーム画面が完成します。
大切なのは、完璧を目指しすぎないこと。何度も試行錯誤しながら、自分が「いいな」と思える画面を作っていくプロセス自体が楽しいものです。
今回紹介したテクニックを参考に、ぜひあなただけのクリエイティブなiPhoneホーム画面を作り出してみてくださいね。
