「さっきまで使えてたのに、急にiPhoneの画面が真っ暗になった…」
「リンゴループから先に進めないんだけど、これってもう終わり?」
そんな風に、愛用しているiPhoneが突然「使えなくなる」状況に陥ると、本当に焦りますよね。仕事の連絡もできない、大事な写真も見られない、何よりこの先どうすればいいのか全く見えない。そんなパニック状態、よくわかります。
でも、ちょっと待ってください。実はその症状、自分で解決できるケースが意外と多いんです。この記事では、iPhoneが使えなくなる原因と、今この瞬間から試せる対処法を、状況別にわかりやすく解説していきます。
「まさか自分が…」という方も、「いつか来るその日に備えたい」という方も、最後まで読んでみてください。きっと、iphoneとの付き合い方が変わるはずです。
iPhoneが使えなくなる前に知っておきたい3つの基礎知識
突然のトラブルに焦らないために、まずは基礎知識を押さえておきましょう。iPhoneが「使えなくなる」と一口に言っても、原因は大きく分けて「ソフトウェアの問題」と「ハードウェアの故障」の2パターンしかありません。
ソフトウェアの問題は、OSのバグやアップデート失敗が原因で、比較的簡単に修復できることが多いです。一方、ハードウェアの故障は、落下や水没、経年劣化による部品の寿命が原因で、修理や買い替えが必要になります。
大事なのは、どちらの原因なのかを見極めること。症状によって対処法がまったく変わってくるんです。
【緊急対処編】iPhoneが動かなくなったら最初にやること
もし今まさにiphoneが動かなくて困っているなら、深呼吸して落ち着いてください。以下の3つを、順番に試してみましょう。
まずは「強制再起動」を試そう
ほとんどの不具合は、これで解決します。機種によって操作方法が違うので、自分のiPhoneに合った方法を選んでください。
Face ID搭載モデル(iPhone X以降)
- 音量を上げるボタンを素早く押して離す
- すぐに音量を下げるボタンを素早く押して離す
- サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで押し続ける(約10秒)
Touch ID搭載モデル(iPhone SE、iPhone 8など)
- サイドボタン(またはトップボタン)をAppleロゴが表示されるまで押し続ける
iPhone 7シリーズ
- サイドボタンと音量下げボタンを同時にAppleロゴが表示されるまで押し続ける
強制再起動は、データが消える心配はありません。まずはこれを試してみてください。
充切れかも?充電ケーブルをつないでみる
画面が真っ暗で何の反応もない場合、単純にバッテリーが完全に切れている可能性も。純正またはMFi認証(Appleの認証を取得した製品)のケーブルで30分ほど充電してから、もう一度電源ボタンを長押ししてみましょう。
この時、充電マークすら表示されない場合は、ケーブルやアダプタの故障、あるいは本体の充電ポート周りのトラブルも考えられます。
PCにつないで復旧を試みる
強制再起動でも改善しない場合は、パソコンを使った方法に移ります。
- パソコンでiTunes(macOS Catalina以降はFinder)を開く
- iPhoneをケーブルで接続する
- 画面に「復元」か「アップデート」を選ぶポップアップが表示されたら、まずは「アップデート」を選ぶ
「アップデート」はデータを保持したままOSだけを再インストールする方法です。これで改善することが多いので、ぜひ試してみてください。もし「アップデート」で失敗するようなら、最終手段として「復元」(初期化)を選ぶことになりますが、データは消えてしまうので注意が必要です。
【原因別解説】なぜiPhoneは使えなくなるのか?
症状が改善しなかった場合、もしくは「そもそもなぜ使えなくなったのか」を知りたい方向けに、代表的な原因を解説します。
ソフトウェアが原因で使えなくなるパターン
iOSアップデート後の不具合
新しいiOSにアップデートした直後から動きが遅くなったり、アプリが頻繁に落ちるようになったりすることがあります。特に、古い機種に最新のiOSを入れた場合に起こりやすい現象です。これは「実質的に使えない」状態と言えるでしょう。
また、アップデートの途中で電源が切れたり通信が不安定になったりすると、最悪の場合「文鎮化」してまったく動かなくなります。
ストレップ不足によるフリーズ
ストレージがいっぱいになると、システムが正常に動作できず、フリーズや再起動を繰り返す原因に。設定アプリの「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量をチェックしてみてください。
ハードウェアが原因で使えなくなるパターン
バッテリーの寿命
リチウムイオンバッテリーは、充放電を繰り返すたびに化学的に劣化していきます。一般的には約500回のフル充電で最大容量が80%程度まで低下。Appleの公式見解では、最大容量が80%を下回ると交換推奨の目安とされています。
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で現在の最大容量を確認できます。もし80%を下回っていて、突然シャットダウンするなどの症状が出ているなら、バッテリー交換を検討する時期かもしれません。
物理的な衝撃と水没
落下による画面割れや内部基板の破損は、もちろん「使えなくなる」原因の代表格。特に厄介なのが水没です。防水機能がある機種でも、海水や炭酸飲料などは腐食性が高く、故障リスクが跳ね上がります。
水没させてしまったら、すぐに電源を切り、絶対に充電しないこと。SIMトレイを抜いて乾燥させる応急処置をしながら、早めに修理に出すのがベストです。
【費用とリスク】修理?それとも買い替え?
もし自分での対処が難しい場合、次は「修理するか、買い替えるか」の判断が必要です。
公式修理のメリット・デメリット
Apple Storeや正規サービスプロバイダでの修理は、一番安心できる選択肢。使われる部品も純正ですし、修理後の保証もついてきます。バッテリー交換の料金は機種によって異なりますが、だいたい1万円前後。画面割れは2〜3万円台が目安です。
ただ、予約が必要だったり、預かり修理になることが多いのが難点。代替機がないと困る方は、少し不便に感じるかもしれません。
非公式修理店のメリット・デメリット
町の修理ショップなど、非公式の業者に依頼する場合、価格が安くてスピーディーなのが魅力。その場で数十分で直してくれるお店も多いです。
ただし、デメリットもあります。非純正部品を使うため、品質にばらつきがあること。そして、非公式で修理した後は、Appleの保証が効かなくなる可能性があること。さらに、防水性能が元通りにならないケースもあるので、その点は覚悟しておく必要があります。
価格.comのクチコミでも「非公式でバッテリー交換したら、数ヶ月でまたヘタった」「True Tone(画面の色調調整機能)が使えなくなった」といった声が見られます。
買い替えを検討するタイミング
修理費用と新しいiphoneの価格を比較して判断するのが現実的です。例えば、3年以上使っている古い機種で画面が割れた場合、4〜5万円の修理代を出すより、最新のiPhone SEを買い替えた方がトータルで安くつくこともあります。
また、新しいiOSのサポート対象外になった機種は、セキュリティ面でもリスクが出てきます。動作が極端に遅くなったと感じたら、買い替えのタイミングかもしれません。
将来「使えなくなる」を防ぐための3つの習慣
最後に、突然のトラブルを未然に防ぐための習慣を紹介します。
1. こまめなバックアップ
これが一番大事。iCloudでも、パソコンでもいいので、定期的にバックアップを取っていれば、最悪の事態になってもデータは守れます。「あの時バックアップしててよかった」という声は、数えきれないほどあります。
2. バッテリーをいたわる使い方
極端な高温・低温を避けること。また、「最適化されたバッテリー充電」の設定をオンにしておくと、80%までは速やかに充電し、それ以降はゆっくり充電するよう制御されるので、バッテリーの寿命を延ばせます。
3. ストレージは常に余裕をもって
ストレージがいっぱいになりそうになったら、使っていないアプリや大きなデータを整理しましょう。動作の安定性に直結します。
まとめ:焦らず、原因を見極めて冷静に対処しよう
iphoneが突然「使えなくなる」と、本当に心細い気持ちになりますよね。でも、原因の多くは「強制再起動」や「バッテリー交換」で解決できるもの。まずは落ち着いて、症状を確認してみてください。
どうしても直らない時は、公式のサポートに相談するのが一番の近道です。そして日頃からバックアップを取っておけば、どんなトラブルが起きても、あなたの大切なデータは守られます。
この記事が、あなたとiphoneの、穏やかな関係を保つためのお役に立てれば嬉しいです。
