「iPhoneのメールアドレスを変えたいな…」そう思ったこと、ありませんか?でもいざ変更しようとすると、Apple IDの話が出てきたり、iCloudがどうのこうのと説明があったりして、「結局どこを変えればいいんだっけ?」って混乱しちゃいますよね。
じつはiPhoneの「メールアドレス変更」には、大きく分けて2つのパターンがあるんです。これを間違えると「あれ?思ってたのと違う…」なんてことになりかねません。
この記事では、それぞれのケースを完全に切り分けて、迷わず変更できる方法を解説していきます。自分がどっちのパターンか、最初にチェックしてみてくださいね。
iPhoneの「メアド変更」は2パターンある。まずはどっちか確認しよう
変更手順に入る前に、まずは自分がどのタイプの変更をしたいのか、ここでハッキリさせておきましょう。
パターンA:Apple IDそのものを変えたい人
App StoreやiCloudにサインインするときのID(メールアドレス)を、新しいものに切り替えたい場合。たとえば「昔使ってたキャリアメールからGmailに変えたい」とか「使わなくなったアドレスをApple IDから外したい」というケースです。
この変更を行うと、今後は新しいメールアドレスであなたのAppleアカウントにログインすることになります。ちょっと大掛かりな変更ですが、やることはそこまで難しくありません。
パターンB:メールアプリで使うアドレスを追加・変更したい人
こちらは、iPhone標準の「メール」アプリで受信するメールボックスそのものを増やしたり、パスワードを更新したりするケース。Gmailを追加したいとか、Yahoo!メールのパスワードを変えたからiPhone側も直したい、というときに該当します。
この場合、Apple ID自体はまったく変わりません。ログイン時のIDは今まで通りです。
この2つ、まったくの別物なので混同しないように注意してくださいね。
【パターンA】Apple ID(Appleアカウント)のメールアドレスを変更する方法
ではまず、Apple IDそのものを変更する手順から見ていきましょう。
設定アプリから変更する(一番カンタン)
iPhone本体からサクッと変更したいなら、こちらの方法がおすすめです。
- [設定]アプリを開く
- 画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップ
- [サインインとセキュリティ]を選択
- [メールアドレスと電話番号]をタップ
- 現在のApple IDの横にある [編集]ボタンを押す
- 新しいメールアドレスを入力して [次へ]
- 新しいアドレスに届いた確認コードを入力すれば完了
たったこれだけ。新しいアドレスは、他のApple IDとして使われていないものを用意してくださいね。
Webブラウザ(Apple IDアカウントページ)から変更する方法
PCでやりたい場合や、なぜかiPhoneの設定画面から変更できない…というときは、ブラウザから行う方法もあります。
- ブラウザで appleid.apple.com にアクセス
- 今のApple IDとパスワードでサインイン
- 「サインインとセキュリティ」セクションの [Apple ID]を選択
- 新しいメールアドレスを入力して変更
- 確認コードを入力して完了
【超重要】iCloudメール(@icloud.com)を使っている人が知っておくべきこと
ここ、めちゃくちゃ誤解されやすいポイントです。
「@icloud.comのアドレス自体を、別の@icloud.comに変えたい!」という人、残念ながらそれはできません。iCloudメールのアドレスは、一度作ると変更・削除ができない仕様になっています。
でも、こんな方法なら「実質的に別のアドレスを使う」ことが可能です。
エイリアス(別名アドレス)を作る
iCloudメールには、メインのアドレスとは別に最大3つまでエイリアス(別名)を作成できます。
たとえばメインが taro.icloud@icloud.com だとすると、taro.business@icloud.com みたいなエイリアスを作れるんです。このアドレス宛に届いたメールはメインの受信箱に届くし、送信時にエイリアスを選べば「From」を変えて送ることも可能。
設定方法はこちら。
- 設定 > [あなたの名前] > [iCloud] > [iCloudメール] > [メールのエイリアス]
Apple IDだけをGmailなどに変更する
もうひとつの方法が、Apple IDとして使うアドレスをGmailやOutlookなどの他サービスに変更すること。これなら「ログイン時のID」は変わりますが、@icloud.comのメールボックス自体は残るので、引き続き@icloud.com宛のメールも受信できます。
つまり、「ログインID」と「メールの受信箱」は別物だということを覚えておいてください。
Apple ID変更後に起こること(事前に知っておこう)
変更したあと、こんなことが起きる可能性があります。
- 一部のサービスから一時的にサインアウトされることがある(iMessageやFaceTimeなど)。その場合は新しいIDで入れ直せばOK。
- iCloudのデータ(写真や書類など)はそのまま引き継がれるので安心して。
- 「探す」機能も一時停止することがあるけど、サインインし直せば復活する。
【パターンB】メールアプリで使うアカウント(Gmail / Yahoo!など)を追加・変更する方法
こっちはApple IDとは無関係。純粋に「メールアプリで使うアドレス」の話です。
新しいメールアカウントを追加する手順
Gmailを追加したい、仕事用のアドレスもこのiphoneで受信したい、そんなときはこちら。
- [設定]アプリを開く
- 少し下にスクロールして [メール]をタップ
- [アカウント]を選択
- [アカウントを追加]をタップ
- 使いたいサービス(Google、Yahoo!、Outlook.comなど)を選ぶ
- メールアドレスとパスワードを入力すれば完了
Googleアカウントの場合は、Googleのサインイン画面に飛ぶので、そこで許可を与えてあげてくださいね。
既存のメールアカウントの設定(パスワードなど)を変更する手順
パスワードを変えたのにiPhone側が古いまま…なんてときは、こっちで修正します。
- [設定] > [メール] > [アカウント]
- 変更したいアカウントをタップ
- [アカウント]または該当する項目を選んで、パスワードなどを更新
- 完了したら戻るだけで設定が反映される
【Q&A】変更まわりでよくある質問と不安を解消
Q. Apple IDを変えたら、買ったアプリや音楽はどうなる?
ぜんぶ引き継がれます! 購入履歴はアカウントに紐づいているので、新しいIDでサインインしても「購入済み」として表示されます。再度ダウンロードするときもお金はかかりません。ただ、ファミリー共有を使ってる人は設定を一度確認したほうがいいかも。
Q. 変更したら友達に新アドレスを伝えないとダメ?
ケースによります。
- Apple IDを変えた場合:iMessageやFaceTimeで使う連絡先アドレスが変わるので、相手に伝えておくと安心。でも、相手が電話番号で登録していれば特に問題ない場合も。
- メールアカウントそのものを変えた場合:新しいアドレス宛にしかメールは届かないので、これはもう伝えるしかないですね。古いアドレスに転送設定をかけておくのも手です。
Q. 「このメールアドレスは既に使用されています」って出て変更できない…
そのメールアドレスが、すでに別のApple IDとして登録されている可能性が高いです。どうしてもそのアドレスを使いたいなら、古いほうのApple IDを削除する…という手もありますが、現実的には別のアドレスを使うのがラクです。
Q. 電話番号だけでApple IDを作った場合、メアドは追加できる?
できます!設定 > [あなたの名前] > [サインインとセキュリティ] > [メールアドレスと電話番号] から、あとからメールアドレスを追加・変更できますよ。
変更前に絶対チェック!トラブルを防ぐ3つのポイント
最後に、変更をスムーズに進めるための注意点をまとめておきます。
1. 新しいアドレスは使える状態か確認する
当たり前ですが、新しいメールアドレスにログインできるか、ちゃんと受信できるかは事前に確認しておきましょう。確認コードが届かないとそこでストップしちゃいますからね。
2. 二段階認証を設定しているなら認証機器を用意
セキュリティ強化のために二段階認証(2FA)をオンにしている場合、変更時に認証コードが必要になります。信頼できるiphoneや電話番号が手元にあるか確認しておいてください。
3. 不安ならサインアウト状態を想定しておく
変更後、一時的にいくつかのサービスからサインアウトされる可能性があります。大事な作業中に「あれ?入れない!」とならないよう、余裕のあるときにやるのがおすすめです。
iPhoneのメールアドレス変更、パターンさえ間違えなければそこまで難しい作業ではありません。「Apple IDの変更」と「メールアプリのアカウント追加」、この2つをしっかり区別して、自分がどっちのケースなのかを最初に確認してくださいね。
もし途中でわからなくなったら、この記事の該当する部分をもう一度読み返してみてください。新しいアドレスで快適なiPhoneライフを送れますように!
