「あれ?この黒い丸、なに?」
ある日突然、iPhoneの画面に現れた黒い点や丸いシミ。ゲームをしていても、動画を見ていても、その黒い影が気になって仕方ない…そんな経験、ありませんか?
実はこの「黒い丸」、いくつかの原因が考えられます。中には設定を変えるだけで一瞬で消えるものもあれば、残念ながら修理が必要なケースも。
今回は、iPhoneの画面に現れた黒い丸の正体と、今すぐあなたが試せる対処法をまるっとお伝えします。
そもそもこの「黒い丸」、何が原因なの?
黒い丸といっても、その見え方や症状はひとそれぞれ。「じわっとしたシミみたいなやつ」「完全に真っ黒な点」「なんか丸いアイコンが動いてる」など、実は原因がまったく違うんです。
大きく分けると、原因は次の3パターン。
1. ディスプレイの経年劣化や焼き付き
2. 落下や衝撃による物理的故障
3. 実は故障じゃなかった(設定やバグ)
ここを間違えると「壊れた!修理だ!」と焦ってお金を払う前に、実はタダで直った…なんてことになりかねません。まずは自分のiPhoneの黒い丸がどのタイプか、一緒に見ていきましょう。
その黒い丸、もしかしたら設定で消えるかも
最初にチェックしてほしいのがこれ。
もしあなたのiPhoneの画面に、半透明の黒い丸がぽつんと表示されていて、しかも指で動かせるなら、それは「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」という機能です。
これはホームボタンが壊れたときの代替手段として用意された便利機能なんだけど、知らないうちにオンになっちゃってた…なんてことも。
確認方法はカンタン。
「設定」アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」と進んでみて。ここがオンになっていたら、それが黒い丸の正体です。オフにすればすぐに消えます。
もしこの機能を便利だと思って使いたいなら、透明度を調整したり、長押ししたときだけ表示されるように設定することもできるよ。
再起動で直ることもある
次に試してほしいのが、再起動(いわゆる強制再起動)。
iPhoneも私たちと同じで、たまには休憩が必要。長く使い続けていると、OSに小さなバグが溜まって、画面表示がおかしくなることもあるんだ。
機種によって方法がちょっと違うから、自分のiPhoneがどっちか確認してみて。
Face ID搭載のiPhone(X以降)の場合
- 音量を上げるボタンをパッと押してすぐ離す
- 音量を下げるボタンをパッと押してすぐ離す
- 右側のサイドボタンを、リンゴマークが出るまで押し続ける
Touch ID搭載のiPhone(SEなど)の場合
サイドボタンとホームボタンを同時に、リンゴマークが出るまで押し続ける
これでリンゴマークが出て再起動できたら、黒い丸が消えてないか確認してみてね。
経年劣化による「黒いシミ」の場合
設定や再起動で消えない…となると、次に考えられるのがディスプレイ自体の劣化。
特に有機EL(OLED)ディスプレイを採用しているiPhone X以降のモデルは、長く使っていると「焼き付き」という現象が起こることがあるんだ。
これは、画面の特定の場所(例えば、いつも同じ位置に表示されるアプリアイコンや、ステータスバーの時計表示など)だけが長期間表示され続けることで、その部分の有機EL素子が疲れてしまい、うっすらと影のように残ってしまう現象。
完全な黒というよりは、「なんとなくそこだけ色が違う気がする」くらいの薄い黒だったり、グレーのような色で見えることが多いかな。
これが起きるのは、どちらかというと長年使い込んだiPhoneに多いかな。
落下や衝撃が原因の「黒い点」
「そういえば、最近iPhone落としたかも…」
心当たりがあるなら、これが原因の可能性が高い。落下や圧力によって、ディスプレイパネルが物理的に壊れてしまっている状態です。
この場合の黒い点は、完全な真っ黒で、何も表示されないエリアとして現れることが多い。しかも、その部分のタッチ操作が効かないこともあるんだ。
気をつけてほしいのが、このタイプの黒いシミや点は、時間が経つとどんどん広がっていくことがあるってこと。
特にiPhoneを折りたたんだりするわけじゃないけど、内部の液晶が漏れ出していたり、壊れた画素の周りがさらに壊れていったりして、じわじわと黒いエリアが大きくなるケースがあるんだよね。
もし黒い点が日々大きくなっている気がしたら、それは放置すると最終的に画面全体が見えなくなる可能性もあるから、要注意。
画面掃除とフィルム剥がしも効果アリ
「え、そんなこと?」って思うかもしれないけど、意外と見落としがちなのがこれ。
画面保護フィルムを貼っている人は、フィルムとディスプレイの間に小さな埃が挟まって、それが黒い点のように見えている可能性もゼロじゃないんだ。
一度、きれいなマイクロファイバークロスで画面を拭いてみて。それでも消えなければ、保護フィルムを一度剥がしてみるのも手。
もしフィルムを剥がしたら黒い点が消えた…ということは、挟まった埃が原因だったってことになるから、新しいフィルムを貼り直せばOK。
修理が必要なケースと費用の目安
ここまで試しても黒い丸が消えない場合、残念ながらハードウェアの故障と考えたほうがいいかな。
特に以下のような症状があるときは、できるだけ早めに修理を検討したほうが安心。
- 黒い部分が日々大きくなっている
- 落下の衝撃があった直後に出現した
- その部分のタッチ操作が効かない
- 黒い斑点が増えている
Apple正規サービスで修理する場合
やっぱり安心感を求めるなら、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダでの修理がおすすめ。
純正パーツを使ってくれるし、修理後も今までの保証がそのまま使えるのが大きなメリット。ただし、料金は正直高いかな。
機種別の修理費用(AppleCare+未加入の場合の目安)
- iPhone 15 Pro Max:約56,800円
- iPhone 15 / 15 Plus:約43,800円~49,800円
- iPhone 14:約39,800円
- iPhone SE(第3世代):約21,800円
もしAppleCare+に加入していれば、画面修理は3,700円で済むから、加入している人は要チェックだよ。
街の修理店を利用する場合
「もう少し安く修理したい」「すぐに直したい」という人は、街のスマホ修理店を選ぶ人も多いよね。
Apple正規よりは安く済むことが多いし、即日対応してくれるお店もあるから、iPhoneがなくて困る!という人にはありがたい選択肢。
ただし、使っているパーツの品質がお店によってまちまちだったり、修理後にお店によっては防水機能が落ちちゃったり、Face IDが使えなくなっちゃうこともあるから、口コミなどをよく調べてから決めるのがおすすめ。
修理に出さないリスク
「まあ、このまま使えるし…」と放置するのも実はちょっと危険。
特に物理的な衝撃が原因で画面が壊れている場合、そのまま使い続けると、画面の破片が手に刺さったり、内部の基板にまでダメージが広がって、今まで無事だったデータが取り出せなくなる可能性もあるんだ。
データが大切なら、バックアップだけはこまめに取っておくのが安心かな。
黒い丸を放置するとどうなる?
症状にもよるけど、特に物理的な故障の場合は「自然に治る」ことはまずないと考えていい。
経年劣化の焼き付きタイプも、残念ながら時間が解決してくれることはなくて、むしろじわじわと目立つようになってくる傾向があるよね。
動画を見るのが好きな人や、写真を撮るのが好きな人にとっては、黒い丸があるだけでテンション下がっちゃうと思う。気になり始めるとずっと目に入るから、早めにどうするか決断するのが正解。
iPhoneの黒い丸に関するよくある質問
Q. アプリで直せるって聞いたけど?
「黒い点を直すアプリ」みたいなものが存在するけど、正直なところ、物理的な故障をアプリで修復するのは不可能に近いかな。
中にはビデオを流して画面をリフレッシュする系のアプリもあるけど、焼き付きを少し目立ちにくくする効果が期待できる程度で、完全に消えることはまずないと思っておいて。
Q. 保証は適用される?
Appleの標準保証(1年間)やAppleCare+の適用期間内なら、無償または低額で修理できる可能性があります。
ただし、落下や水没などのユーザー過失と判断された場合は、有償修理になることも。まずはAppleのサポートに問い合わせてみるのが確実。
Q. 下取りに出せる?
黒い丸がある状態だと、下取り価格はかなり下がっちゃうか、場合によっては下取り自体が受け付けてもらえないことも。
もし新しいiPhoneに買い替えを検討しているなら、修理してから売るか、画面が壊れた状態でも買い取ってくれる業者を探すかの二択になるかな。
まとめ:まずは落ち着いて原因を特定しよう
iPhoneの画面に黒い丸が見えたとき、最初のうちは誰でも焦っちゃうと思う。でも、最初に言った通り、原因はいくつかに分かれるから、まずは落ち着いてチェックしてみて。
今日のまとめ
- まずはAssistiveTouchの設定を確認(これで消えるなら無料!)
- 強制再起動で一時的なバグをリセット
- フィルムの埃や汚れじゃないか確認
- それでも消えなければ、ディスプレイの劣化か物理的故障
- 症状が悪化するようなら早めに修理の検討を
この黒い丸が気になってiPhoneライフを楽しめないのはもったいない。原因がわかれば、次に取るべき行動も見えてくるはず。
あなたのiPhoneがまた快適に使えますように。
