朝の通勤途中、ふとカバンの中を確認したらiPhoneがない。机の上に置いたはずなのに、どこを探しても見当たらない。こんな経験、あなたにもありませんか?
「iphoneを無くしたかも」と思った瞬間、誰でもパニックになります。でも、そこで冷静さを失うと、余計に状況が悪化することも。
実際、iPhoneを紛失した時に最初の10分で何をするかで、その後の展開が大きく変わるんです。
今回は、iphoneを無くした時の正しい対処法を、段階を追って解説していきます。データ漏洩のリスクを減らし、見つかる確率をグッと上げる方法をまとめたので、もしもの時にぜひ役立ててください。
iPhoneを無くした時にまず確認すべきこと
まずは深呼吸しましょう。案外、カバンのポケットや車のシートの隙間に入っていた、なんてことも少なくありません。
身の回りをもう一度探す
焦っている時ほど、見慣れた場所が見えなくなります。
- さっきまで座っていた椅子の周り
- 布団や毛布の間
- 冷蔵庫の中(料理中に置くこと、あります)
- 洗面所や脱衣所
意外な場所にあることが結構あるので、一度落ち着いて探し直してみてください。
固定電話や家族の電話から自分の番号にかけてみる
マナーモードにしていなければ、着信音が聞こえるかもしれません。
- 自分の電話番号をかけてみる
- 家族に協力してもらい、複数の場所からかけてみる
- スピーカーにして耳を澄ます
もし近くにあれば、バイブレーションの音や着信音で場所が特定できることも。
公共施設や店舗に問い合わせる
外で落とした可能性があるなら、最後に立ち寄った場所に連絡を。
- コンビニや飲食店の落とし物窓口
- 駅の遺失物センター
- 交通機関の案内所
特に店舗内であれば、スタッフが保管してくれているケースも多いんです。
「探す」アプリで位置を特定する方法
どうしても見つからない場合、Apple純正の「探す」アプリが頼りになります。
自分のApple IDでサインイン
別のiPhoneやiPadを持っている場合は、プリインストールされている「探す」アプリを開きます。
端末が手元にない時は、家族や友人の[iPhone]を借りてもOK。Webブラウザから「iCloud.com」にアクセスして、自分のApple IDでサインインする方法もあります。
デバイスの位置を確認
サインインすると、地図上にあなたの[iPhone]の現在地が表示されます。
- 緑の点: 現在位置が確認できている状態
- グレーの点: オフラインまたは電源オフの状態
もし近くにいるのに場所がわからない時は「サウンドを再生」をタップ。マナーモードでも最大音量で音が鳴るので、ソファの隙間や車の中に落ちている場合に効果的です。
「オフラインでも探す」ネットワークのすごさ
ここで知っておいてほしいのが、iOS 15以降に搭載された「探すネットワーク」の機能。
たとえ[iPhone]の電源が切れていても、周りにある何百万ものApple製品(他人のiPhoneやiPad)が、あなたの端末のBluetooth信号をキャッチして、暗号化した位置情報をこっそり送ってくれるんです。
つまり、バッテリーが切れた後でも、最後にいた場所の周辺で誰かがApple製品を使っていれば、位置が更新される可能性がある。これを知ってるだけで、諦めずに探し続けられます。
Googleマップのタイムラインも併用する
「探す」アプリだけでなく、Googleマップの「タイムライン」機能もチェックしてみてください。
位置情報の記録をオンにしている場合、過去に通ったルートや立ち寄った場所が時系列で表示されます。自分がいつ、どこで[iPhone]を落としたのか、足取りを辿る手がかりになりますよ。
紛失モードでセキュリティを確保する
位置が確認できない時や、見つかる見込みが薄い時は、すぐにセキュリティ対策を。
紛失モードの設定手順
「探す」アプリから、紛失した[iPhone]を選び「紛失モード」をオンにします。
この時、ロック画面に表示するメッセージと連絡先電話番号を入力できます。
- 「このiPhoneは紛失しました。見つけた方は○○までご連絡ください」
- 自分の連絡先(拾った人が電話をかけやすい番号)
パスコードが設定されていれば、その場で端末はロックされます。Apple Payもすぐに無効になるので、カードの悪用を防げます。
紛失モードでできること
- 端末のロック(パスコードがないと使えなくなる)
- メッセージの表示(善良な拾い主への連絡手段)
- 位置情報の継続的な追跡
重要なのは、紛失モードを設定しても位置情報は引き続き更新される点。見つかる可能性を残しながら、データは守る。まさに「一石二鳥」の機能です。
どうしても見つからない場合の「消去」
最後の手段が「消去」です。
遠隔操作で[iPhone]内のデータをすべて消去できます。ただし、これを行うともう位置情報は追跡できなくなるので、完全に諦める時だけ実行してください。
とはいえ、消去した後でもロック画面のメッセージは残るし、アクティベーションロックがかかった状態になるので、誰かが拾っても悪用はできません。新しいiPhoneを買った後も、このロックが解除できないと使えないので、Apple IDのパスワードは必ず控えておきましょう。
iPhone紛失時に狙われる詐欺に注意
実は、iPhoneを無くした直後は詐欺のターゲットにされやすいタイミングでもあります。
フィッシング詐欺の手口
「あなたのiPhoneが見つかりました」
「位置情報を確認するにはここをクリック」
こんなSMSやメールが届いたら、それは99%詐欺です。
Appleを装って、Apple IDのパスワードを入力させようとしたり、個人情報を盗もうとする手口が後を絶ちません。
- URLを絶対にクリックしない
- Apple IDとパスワードを入力しない
- クレジットカード情報を求められても絶対に応じない
Appleが突然SMSでパスワードを聞いてくることは絶対にありません。冷静に対処しましょう。
拾い主を装った接触にも注意
「iPhoneを拾いました。送料だけ払ってください」といったメッセージが届くことも。
親切な人もいる一方で、送金だけさせて連絡が取れなくなるケースも報告されています。
直接会ってやりとりする、または最寄りの警察署で受け渡しをお願いするなど、安全な方法を選びましょう。
それでも見つからない時の最終手段
どうしても見つからない。そんな時は、次のステップに進みましょう。
警察に遺失物届を出す
最寄りの警察署や交番で、遺失物届を出します。
この時に必要になるのが
- 身分証明書
- iPhoneの箱や購入レシート(IMEI番号がわかるもの)
- 色やケースの特徴
IMEI(端末識別番号)は、箱のバーコード部分に書いてあります。もし箱がなくても、契約時の書類やキャリアのマイページで確認できることも。
警察はこの番号を手がかりに、全国の拾得物データベースと照合してくれます。
携帯会社に連絡して回線を止める
悪用による高額請求を防ぐため、速やかにキャリアに連絡を。
- ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル
どのキャリアも24時間対応の紛失受付窓口があります。
音声通話やデータ通信を一時停止してもらえば、誰かに勝手に使われる心配がなくなります。
補償・保険を確認する
意外と見落としがちなのが、各種補償や保険の存在。
- AppleCare+(携行品損害プラン): 盗難・紛失に対応。自己負担額は必要ですが、交換用の端末を手配してもらえます
- キャリアの端末保証: ドコモのケータイ補償、auの故障紛失サポートなど。月額料金を払っていれば、一定の自己負担で再発行可能
- クレジットカード付帯保険: カードで購入した場合、ショッピングガード保険が適用されることも。購入から90日以内など条件があるので、カード会社に問い合わせてみてください
- モバイル保険: 最近は月額数百円の保険も増えています。加入していれば、補償対象になるかも
一度、自分がどの補償に入っているか確認してみましょう。
日頃からできるiPhone紛失対策
最後に、普段からできる予防策もおさらいしておきましょう。
「探す」アプリがONになっているか確認
設定 → 自分の名前 → 「探す」で、「iPhoneを探す」がオンになっているか確認を。
初期設定でオンになっていることが多いですが、バッテリー節約のために切ってしまっている人もたまにいます。
Apple IDのパスワードは安全に管理
紛失時に最も困るのが、Apple IDのパスワードがわからないこと。
パスワード管理アプリやメモに残すなど、忘れない方法を決めておきましょう。
IMEI番号を控えておく
箱のIMEI番号を写真に撮って、クラウドに保存しておくのも手です。
いざという時にすぐ警察に伝えられます。
バックアップは習慣に
iCloudかパソコンに、定期的にバックアップを取っておけば、新しい[iPhone]を買った時もデータを復元できます。
「毎日自動でバックアップ」にしておけば、紛失当日までのデータが残っているはず。
[iPhone]を無くした時は誰でも焦ります。でも、この記事で紹介した手順を頭の片隅に入れておくだけで、いざという時の行動が変わります。
最初に落ち着いて探すこと。見つからなければ「探す」アプリで位置確認。それでもダメなら紛失モードでロックと連絡先表示。
慌てず、でも素早く行動することが、iphoneとの再会、そして大切なデータを守ることにつながります。
もし今この記事を読んでいて「自分も危なかったかも」と思ったなら、この機会に設定の見直しだけでもしておいてくださいね。
