みなさん、こんにちは。
今や私たちの生活に完全に溶け込んでいるiphone。ポケットから取り出して、写真を撮ったり、友達にメッセージを送ったり、音楽を聴いたり。当たり前のように使っているこの端末ですが、「そもそもiPhoneっていつからあるんだっけ?」「最初のiPhoneってどんなだったっけ?」と聞かれると、意外と答えられないものですよね。
実は僕自身、初めてiPhoneを見たときの衝撃を今でも鮮明に覚えています。2007年のことでした。当時使っていたガラケーとはまるで別世界の製品。物理ボタンが一切なくて、大きな画面を指でトントン操作している姿を見て、「これは未来が来たな」って本気で思いました。
あれからもう20年近くが経とうとしています。今回は、そんなiphoneの歴史を、各モデルの特徴を交えながら振り返っていきたいと思います。これを読めば、iPhoneがどんな進化を遂げてきたのか、なぜ世界中で愛され続けているのかがきっとわかるはずです。
2007年、すべてはここから始まった – 初代iPhoneが変えたこと
まずはやっぱり、2007年1月9日。スティーブ・ジョブズがマックワールドエキスポのステージに立ったあの日から始まります。
「iPod、電話、インターネットコミュニケーター。これらは別々のデバイスではありません。一つです」
この言葉とともに披露された初代iPhoneは、それまでの携帯電話の常識を完全に覆しました。当時の主流だった折りたたみ式やスライド式のケータイには、必ず物理キーボードかテンキーがついていたもの。ところが初代iPhoneには、3.5インチの大きな画面しかありません。指でピンチしたりスワイプしたりする「マルチタッチ」操作は、「なんで指紋がつくような操作方法を?」なんて懐疑的な声もあったそうです。
でも、実際に触った人の感想は一変しました。画面がきれい。操作が直感的。Webサイトがパソコンと同じように見える。iPodが一体になってる。あっという間に、未来の電話だってみんなが口にするようになったんです。
ただ、初代にはなかったものもたくさんありました。3G通信に非対応だったので通信は遅かったし、アプリを後から追加することもできなかった。でも、それでも十分すぎるほどの衝撃だったんですね。
アプリが世界を広げた – iPhone 3GとApp Storeの登場
翌2008年に登場したiphone 3Gは、名前の通り3G通信に対応。GPSもついて、地図アプリがぐっと便利になりました。
でも、このモデルの本当のすごさは別のところにあります。そう、App Storeの登場です。
サードパーティの開発者が自由にアプリを作って配布できるようになったことで、iPhoneは「電話」から「プラットフォーム」へと進化しました。今じゃ考えられないですよね、最初はアプリが追加できなかったなんて。このApp Storeのおかげで、LINEも、Instagramも、Uberも生まれたわけですから。
日本ではソフトバンクから発売され、価格も当時としては頑張っていたので、徐々に街中で見かけるようになってきました。絵文字が使えるって地味に大きかったみたいです。
ビデオと音声、そして新デザイン – iPhone 4までの進化
2009年のiphone 3GSは、外見は3Gとほぼ同じ。でも「S」はスピードのこと。処理速度が2倍になって、ついにビデオ撮影ができるようになりました。今じゃ4K動画が当たり前ですが、この頃は「携帯で動画!」ってだけで嬉しかったんです。
そして2010年、iPhone 4でまた大きく変わります。
両面ガラスにステンレスフレームのサンドイッチ構造。当時「美しすぎる」って話題になりました。そして何より、Retinaディスプレイ。326ppiって、肉眼でピクセルが見えないレベル。文字が雑誌みたいに滑らかに表示されて、「うわっ」って声が出る人が続出しました。
前面にカメラがついたのでFaceTimeも使えるように。離れた家族と顔を見ながら話せるって、当時はかなり新鮮でした。
Siriとの出会い – 声で操作する未来(iPhone 4S)
2011年10月。このタイミングは、iPhoneの歴史の中でもちょっと特別な意味を持ちます。発表の翌日、スティーブ・ジョブズがこの世を去ったからです。
iPhone 4Sの外見は4と同じでしたが、中身は大きく進化。Siriの登場です。
「今日の天気は?」「友達にメッセージを送って」って話しかけると、iPhoneが答えてくれる。最初はちょっとした遊び感覚でしたけど、これが後のAIアシスタントの先駆けになりました。また、iCloudもこのタイミングでスタート。写真が自動で全部の端末に同期されるなんて、今では当たり前でも、当時は「魔法かよ」って感じでした。
大型化と新しいコネクタ – iPhone 5 / 6で変わった常識
2012年のiPhone 5で、画面がついに4インチに。当時は「大きくなったなあ」って印象でした。そして30ピンコネクタがLightningに変わりました。小さくて、どっち向きでも挿せる。この変更には最初は戸惑った人も多かったはず。
2014年のiPhone 6 / 6 Plusでは、さらに大型化の波が。Plusは5.5インチで、「これはもう電話というより携帯端末だな」って感じに。この頃からAndroidの大画面勢に対抗して、Apple Payも始まりました。NFCを使った決済が日本でも徐々に広がっていくきっかけになりましたね。
カメラがプロ級に – デュアルレンズからトリプルレンズへ
2016年のiPhone 7 Plusで、ついにデュアルカメラが登場。一方で、イヤホンジャックがなくなりました。賛否両論でしたけど、結果的にこれは完全ワイヤレス時代の入り口でした。
2017年は10周年の節目。iPhone X(テン)は、ホームボタンを完全に廃止。Face IDで顔認証、画面は有機EL、そしてあのノッチ(画面上部の切り欠き)が登場しました。最初は「なんじゃこのデザイン」って思った人も、気づけば慣れてましたよね。
2019年のiPhone 11 Proではトリプルカメラになって、ナイトモードが追加されました。暗い場所でもきれいに撮れるようになって、もうコンデジいらないって思った人、多かったんじゃないでしょうか。
5GとUSB-C、そして今 – 最新のiPhoneまで
2020年、iPhone 12シリーズで5Gに対応。デザインもiPhone 4っぽいフラットエッジに戻って、なんか懐かしい感じと新しい感じが混ざってました。MagSafeが復活して、くっつく充電器も便利でしたね。
2022年のiPhone 14 Proでは、ノッチが進化してDynamic Islandに。画面上の黒い部分が、通知や音楽再生と連動して形を変える仕掛けは、アップルらしい遊び心がありました。
そして2023年、iPhone 15シリーズでついにUSB-Cに統一。Lightning、長い間お疲れさまでした。MacやiPadと同じケーブルで充電できるのは、地味にめっちゃ快適です。Proモデルはチタニウムになって軽くなりましたし、5倍ズームのカメラは旅先で大活躍してくれます。
iPhoneの歴史が教えてくれること – これからも続く進化
こうして振り返ってみると、iphoneの歴史って、常に「当たり前」を壊し続けてきた歴史だなあと思います。
物理ボタンがなくなったとき、指紋認証がなくなったとき、イヤホンジャックがなくなったとき、そのたびに「えーっ」って声が上がりました。でも、それからしばらくすると、新しい操作方法が当たり前になっている。これってすごいことですよね。
画面はどんどんきれいになって、カメラはプロ級になって、チップの性能はパソコン並み。でも、使い続けているとその進化に慣れてしまって、「もっとこうだったらいいのにな」ってまた次の欲求が生まれる。その循環が、iPhoneの進化を支えてきたのかもしれません。
これから先、iPhoneはどうなっていくんでしょうね。折りたたみ式になるのか、ARグラスと連携するのか、あるいはまったく別の形に変わるのか。でも、どんな形になっても、「これが未来か」って思わせてくれる製品であり続けてほしいなと思います。
あなたが初めて手にしたiPhoneは、どのモデルでしたか?そのときの気持ちを思い出しながら、今使っているiPhoneをちょっと見つめてみるのも、面白いかもしれませんよ。
