「あれ、このサービスのパスワードなんだっけ?」――こんな経験、誰にでもありますよね。でも安心してください。あなたのiPhoneには、すべてのパスワードを安全に保管してくれる強力な機能が標準で搭載されています。
今回はiPhone 保存したパスワードの確認方法から、安全な管理術、そして不要なものを削除するコツまで、まるっと解説していきます。この記事を読めば、パスワード問題から完全に解放されること間違いなしです。
iPhoneのパスワード管理機能ってそもそも何?
iPhoneには「iCloudキーチェーン」と呼ばれるパスワード管理システムが内蔵されています。SafariでログインしたIDやパスワードを自動で保存し、同じApple IDを使っているあなたの全デバイスで共有してくれる優れものです。
たとえばiPhoneで保存したパスワードが、MacやiPadでもそのまま使える。しかも銀行レベルの暗号化技術で守られているから、セキュリティ面もバッチリなんです。
iOSのバージョンアップでここまで進化した
最近のiOSでは、パスワード管理機能がどんどん便利になっています。
- iOS 13以降:「設定」アプリに「パスワード」という専用メニューが誕生
- iOS 14以降:流出したパスワードを警告してくれる機能が追加
- iOS 15以降:二要素認証のコードも管理できるように
- iOS 17以降:家族とパスワードを共有する機能が登場
特に「セキュリティに関する推奨事項」機能は革命的。あなたのパスワードが安全かどうかを自動でチェックしてくれるんです。
iPhone 保存したパスワードを確認する具体的な手順
ではさっそく、iPhone 保存したパスワードを見る方法をステップバイステップで解説します。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「パスワード」をタップ
- Face IDかTouch ID、またはパスコードで認証
- 保存されているWebサイトやアプリの一覧が表示される
- 見たいサービス名をタップ
- 「パスワード」欄をタップすれば、ドットで隠れていた文字が表示される
パスワードをコピーしたいときは、右側のコピーボタンをポチッとするだけ。これでログイン画面に貼り付けて使えます。
一覧画面の上部には検索バーもあるから、サービス名の一部を入れれば一発で見つかりますよ。登録数が増えてきたときは重宝します。
保存したパスワードを編集・削除する方法
パスワードを変更・編集したいときは
パスワードを変更したのにiPhone側が古いまま…なんてこと、ありますよね。そんなときは手動で編集しましょう。
- 対象サービスの詳細画面を開く
- 「パスワード」フィールドをタップ
- 新しいパスワードを直接入力
- 右上の「完了」をタップ
これで完了です。編集内容はiCloudを通じて他のApple端末にも自動で反映されます。
使わなくなったパスワードはさっさと削除
退会したサービスや使わなくなったアプリのパスワードは、セキュリティ上好ましくありません。定期的な削除をおすすめします。
単体で削除する場合
- 一覧画面で該当サービスを左にスワイプ
- 赤い「削除」ボタンをタップ
- 確認画面で「削除」を選べば完了
まとめて削除する場合
- 一覧画面右上の「編集」をタップ
- 削除したい項目を複数選択
- 右下の「削除」をタップ
手動でパスワードを追加することもできる
Safariで自動保存されなかった場合や、他のブラウザで使っているパスワードを移行したい場合は、手動追加も可能です。
- パスワード一覧画面の「+」ボタンをタップ
- WebサイトのURL、ユーザー名、パスワードを入力
- 「完了」をタップ
これで新しく登録したサービスとして認識されるようになります。
セキュリティを強化する「推奨事項」の活用法
ここからはちょっと踏み込んだ話。iPhone 保存したパスワード機能の真価は、セキュリティ面にこそあります。
「設定」>「パスワード」と進むと、上部に「セキュリティに関する推奨事項」という項目があります。ここをタップすると、Appleが危険と判断したパスワードがリストアップされているんです。
警告の種類と正しい対処法
データ流出で見つかったパスワード
これは最も深刻な警告。あなたのIDとパスワードの組み合わせが、何らかの情報漏洩でインターネット上に出回っている可能性があります。見つけたら即座に、そのサービスのパスワードを変更してください。他のサービスで同じパスワードを使い回しているなら、そちらも変更したほうが無難です。
使い回しのパスワード
同じパスワードを複数のサイトで使っていると表示される警告です。一つのサービスから漏れただけで、全てのアカウントが危険にさらされます。サービスごとに違うパスワードを設定しましょう。
といっても、全部覚えるのは無理ですよね。そこでiPhoneの出番です。Safariで新規登録するときに「強いパスワードを使用」を選べば、複雑でユニークなパスワードを自動生成して保存してくれます。
推測されやすいパスワード
「123456」や「password」みたいな、一発で突破されそうなパスワードを使っている場合の警告です。これもすぐに変更しましょう。
さらに便利に使うための上級テクニック
AirDropで安全に共有する
家族やパートナーとNetflixのパスワードを共有したいとき、LINEで送るのは危険です。そんなときはAirDropが便利。
- パスワードの詳細画面を開く
- 上部のAirDropアイコンをタップ
- 相手の端末アイコンをタップ
相手が承認すれば、ユーザー名とパスワードが安全に送信されます。
確認コードを設定して二要素認証を一元管理
最近は多くのサービスで二要素認証が推奨されていますが、Google Authenticatorなどの別アプリを起動するのが面倒…と思っている人も多いはず。
実はiPhoneだけで完結するんです。
- サービスの詳細画面で「確認コードを設定」をタップ
- サービスの設定画面に表示されたQRコードをカメラで読み取る
- 自動で設定完了
これで、ログイン時に必要な6桁のコードがiPhoneのパスワード画面に表示されるようになります。もう別アプリを立ち上げる必要はありません。
WindowsやAndroidからも見たいときは
「今はWindows PCしか手元にないけど、パスワードを確認したい」そんなときはブラウザからアクセスできます。
- ブラウザでiCloud.comにアクセス
- Apple IDでサインイン
- 「パスワード」を選択
これでiPhoneと同じパスワード一覧が見られます。ただし公共のPCなど、セキュリティが不安な環境での利用は避けましょう。
よくあるお悩みを解決!Q&A
アプリのパスワードはどこで見るの?
アプリにログインするときのパスワードも、基本的にはSafari経由で保存したものと同じく「設定」>「パスワード」で確認できます。アプリ内でWeb画面が開かれてログインした場合も同様です。
Chromeで保存したパスワードは?
Chromeなど他ブラウザのパスワードは、iCloudキーチェーンとは別の場所に保存されています。Chromeの場合はGoogleアカウントで管理されているので、Chromeアプリ内の設定から確認しましょう。
ただ、Windows版iCloudとChrome拡張機能を組み合わせれば、iCloudのパスワードをChromeで使うことも可能です。
「知らないサイト」がずらり…削除すべき?
使っていないサイトのパスワードは、削除することをおすすめします。過去に登録しただけで放置しているサービスから情報が漏れるリスクを考えれば、残しておくメリットはほとんどありません。
年に一度くらいはパスワード一覧を棚卸しして、不要なものを整理する習慣をつけましょう。
「Appleでサインイン」した場合は?
「Sign in with Apple」でログインした場合、サービスごとのパスワードは存在しません。代わりにApple IDで認証を行います。
設定を確認したいときは、「設定」>「自分の名前」>「サインインとセキュリティ」>「Apple IDを使うApp」からどうぞ。ここで各アプリとの連携状況を確認したり、サインインを停止したりできます。
パスワードが表示されないときのトラブル解決法
まずは基本チェック
- iCloudキーチェーンがオンになっているか
「設定」>「自分の名前」>「iCloud」>「パスワードとキーチェーン」で「このiPhoneを同期」がオンになっているか確認 - 全ての端末で同じApple IDを使っているか
- インターネットに接続されているか
- iOSが最新バージョンか
それでもダメなら
- iPhoneを再起動(意外とこれで直ることが多い)
- 一度iCloudキーチェーンをオフにしてから再度オンにする
- Appleサポートに問い合わせる
まとめ:iPhoneのパスワード機能を使いこなそう
iPhone 保存したパスワード機能は、単なる便利ツールではありません。あなたのデジタルライフを守るための、いわば「用心棒」のような存在です。
- 確認は「設定」>「パスワード」から。生体認証でしっかりガード
- 「セキュリティに関する推奨事項」はマメにチェック
- パスワードはiPhoneに自動生成させるのが一番安全
- 二要素認証も一元管理でラクちん
- 不要なものは削除してスッキリ整理
この機能をフル活用すれば、複雑なパスワードをいくつも覚える必要はありません。しかもセキュリティレベルは爆上がり。こんなにありがたい話、ないですよね。
今日からあなたも、iPhoneのパスワード管理機能をフル活用して、ストレスフリーで安全なネットライフを楽しみましょう。最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、一度慣れてしまえば手放せなくなりますよ。
