「あれ、iPhoneから音が出ない…!」
朝のアラームが鳴らなくて寝坊しそうになったり、大事な着信に気づけなかったり。突然の無音状態って、本当に焦りますよね。
しかもiPhoneの場合、原因がいろんな場所に隠れているから厄介。「さっきまで動画見れてたのに…」というケースも少なくありません。
でも安心してください。「iPhone 音が出ない」問題のほとんどは、ご自身で解決できます。
この記事では、よくある原因別に11の解決法をまとめました。「全く音が出ない」「音が小さい」「特定の時だけ鳴らない」など、あなたの症状に合わせてチェックしてみてください。
【即効性◎】まずはココを確認!基本的な対処法5選
突然の無音にパニックになる前に。実は一番多い原因が、うっかりミスだったりします。
① iPhone本体のサイレントスイッチを確認
まず最初に見るべきは、iphoneの左側面についているスイッチ。
ここがオレンジ色に見えている状態 = マナーモードです。これだけで着信音や通知音は一切鳴らなくなります。
指で手前にスライドして、オレンジ色が消えているか確認してみてください。
② 音量ボタンの状態をダブルチェック
物理ボタンでの音量調整、意外と間違えやすいポイントがあります。
【知っておきたい音量の仕組み】
- 着信音の音量:サイレントモードと連動
- 音楽・動画の音量:メディア音量として独立
つまり「着信音は鳴らしたいのに、動画の音量を下げたまま忘れてた」ということがあるんです。
念のため、iphoneの右側面にある音量アップボタンを押してみましょう。画面上に音量インジケーターが表示されればOKです。
③ コントロールセンターで集中モードを確認
画面右上から下にスワイプ(ホームボタン付きモデルは下から上にスワイプ)して、コントロールセンターを開いてみてください。
三日月のアイコンや「おやすみモード」の表示が出ていませんか?
集中モード(おやすみモード・運転中・睡眠など)がオンだと、特定の通知がミュートになります。タップしてオフにすれば、通常通り音が出るようになります。
④ Bluetooth接続を疑う
これ、本当に多いトラブルです。
「音が出ない!」と思ったら、実は知らない間にワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーに接続されていた…なんてことも。
コントロールセンターのBluetoothアイコンを長押しすると、接続中の機器一覧が表示されます。もし心当たりのない機器が表示されていたら、タップして切断しましょう。
⑤ イヤホンモードの固着をチェック
有線イヤホンを使った後、抜いたのにイヤホンモードのまま固着しているケースがあります。
iphoneのLightning端子やUSB-C端子、またはイヤホンジャック(古いモデル)にホコリが詰まっていると、本体が「イヤホンが挿さったまま」と誤認識することがあるんです。
端子をのぞいてみて、ゴミが詰まっていたら、やわらかいブラシなどで優しく取り除いてみてください。
【症状別】一歩踏み込んだ解決法4選
基本チェックで直らない場合、次はソフトウェア周りを探っていきましょう。
⑥ iPhoneを再起動する
「とりあえず再起動」は、IT業界では鉄板の対処法。
iphoneの場合、以下の手順で再起動できます。
機種別の再起動方法
- iPhone X以降/iPhone 8/SE(第2世代以降):電源ボタンと音量ボタンのどちらかを同時に長押し → スライダーを動かして電源オフ → 再度電源ボタン長押し
- iPhone SE(第1世代)/iPhone 5s以前:本体上部の電源ボタン長押し
再起動するだけで、メモリの一時的な不具合がリセットされて音が戻ることも多いんです。
⑦ 設定アプリのサウンド関連を徹底チェック
「設定」アプリから、より細かい部分を確認していきます。
「サウンドと触覚」を開いたら
- 「着信音と通知音」のスライダーが右側まで上がっているか
- 「ボタンで変更」がオンだと、音量ボタンで着信音量も変わる仕組み
- 着信音自体が「なし」に設定されていないか
特に最後の「着信音=なし」は、うっかり設定してしまうと気づきにくいので要注意です。
「ミュージック」設定も確認
- イコライザがオンだと、音が小さく聞こえたり歪んだりすることがあります。オフにしてみてください。
- 「音量制限」がかかっていないかもチェック。
「アクセシビリティ」も忘れずに
- 「オーディオ/視覚効果」→「バランス」が中央にあるか確認。左右どちらかに偏っていると、ステレオ音声が片方からしか聞こえません。
- 「モノラルオーディオ」がオンだと、ステレオ音声がモノラルに変換され、違和感がある場合があります。
⑧ iOSを最新バージョンにアップデート
ソフトウェアのバグで音が出なくなるケースも。
Appleは定期的にiOSのアップデートを配信していて、音に関する不具合が修正されることも少なくありません。
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新バージョンになっているか確認してみてください。
⑨ すべての設定をリセットする
ここまでの方法を試してもダメなら、「設定のリセット」という最終手段。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」
この操作、名前を見ると「全部消えちゃうの?」と不安になりますよね。でも大丈夫。
データ(写真、アプリ、連絡先など)は消えません。
リセットされるのは、Wi-Fiパスワードや壁紙、通知設定など。言わば「工場出荷時の設定に戻す」イメージです。これでソフトウェア周りの不具合がリセットされて、音が復活することも多いんです。
【ハードウェア故障?】物理的な原因と見分け方
ソフトウェア的な対処を一通り試しても改善しない場合、iphone本体のハードウェア問題を疑う必要があります。
⑩ スピーカーの目詰まりをチェック&掃除
「音が小さい」「音がこもってる」という症状なら、スピーカーグリルの目詰まりが原因かもしれません。
iphoneのスピーカーは、画面の上部(通話用レシーバー)と下部(充電端子横のメインスピーカー)にあります。
掃除の仕方
- 柔らかい歯ブラシや、メガネ拭き用のブラシで優しく掃除
- エアダスター(缶スプレー)を使う場合は、短く軽く吹きかける(強く吹きすぎると逆にゴミを押し込む可能性あり)
絶対にやってはいけないこと
- 爪楊枝やピンなど、硬いものでグリグリしない(スピーカーの網膜を破損します)
⑪ 水濡れ・落下の経験があるか思い出す
最近、iphoneを水に濡らしたり、落としたりしませんでしたか?
水没(完全に水に浸からなくても、湿気の多い場所や雨に濡れただけでも)は故障の原因になります。また、衝撃で内部のケーブルが外れたり、スピーカー自体が破損している可能性も。
故障かどうかの簡単な見分け方
「ボイスメモ」アプリで自分の声を録音してみてください。
- 録音はできるけど再生できない → スピーカー故障の可能性
- 録音すらできない → マイク故障の可能性
また、電話アプリのキーパッドで「#0#」と入力すると診断モードに入れる機種もあります(全てのモデルで使えるわけではありません)。
【最終手段】修理に出す前に知っておきたいこと
ここまでの方法を全部試しても音が出ない。そんな時は、残念ながらハードウェアの故障である可能性が高いです。
でも諦める前に。修理に出す前に知っておくべきポイントをまとめました。
Appleサポートに連絡する
まずは公式サポートへの連絡が確実です。
- Appleサポートの電話番号:0120-277-535
- Webサイト:サポートページからチャットや電話予約ができます
修理の選択肢と費用の目安
① Apple Store / 正規サービスプロバイダ
- メリット:純正部品使用、修理後もApple保証が継続
- デメリット:予約が必要、日数がかかることも
② 携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)
- 購入したお店に持ち込むことも可能
- AppleCare+やキャリア保証に入っていれば、割安で修理できるケースも
修理費用の目安(Apple公式サイト調べ/2024年時点)
| モデル | スピーカー修理(概算) | 本体交換(概算) |
|---|---|---|
| iPhone 15 Pro Max | 約12,000円~ | 約178,000円~ |
| iPhone 15 | 約12,000円~ | 約148,000円~ |
| iPhone 14 | 約11,000円~ | 約133,000円~ |
| iPhone SE(第3世代) | 約9,000円~ | 約66,000円~ |
※あくまで目安です。正確な料金はAppleサポートでお問い合わせください。
修理に出す前の最重要事項
必ずバックアップを取りましょう!
修理によってはデータが消えてしまう可能性があります。
- iCloudにバックアップ
- パソコン(Finder/iTunes)にバックアップ
どちらかを必ず実行してから修理に出すようにしてください。
【まとめ】iPhoneの音が出ない問題、ほとんどは自分で解決できる
「iPhone 音が出ない」というトラブル、いかがでしたか?
改めて、今日ご紹介した解決法をおさらいしておきましょう。
- サイレントスイッチの確認(一番多い原因!)
- 音量ボタンの状態チェック
- 集中モードがオンになってないか確認
- Bluetooth接続を疑う
- イヤホンモードの固着チェック
- iPhoneを再起動
- 設定アプリの細かい項目を確認
- iOSをアップデート
- すべての設定をリセット
- スピーカーの掃除
- ハードウェア故障の見極め
実は、1〜5の「基本的な対処法」で解決するケースがほとんど。
「まさかそんな初歩的な…」と思うかもしれませんが、焦っている時ほど、意外な落とし穴にはまっているものです。
もしこの記事を読んで「音が出るようになった!」という方がいれば、それだけで嬉しい限り。
どうしても直らない場合は、勇気を出して修理のプロに任せましょう。でもその前に、もう一度だけ1番から順番にチェックしてみてくださいね。
あなたのiphoneから、再び快適なサウンドが流れますように。
