気がつけば、いつもポケットに忍ばせているiPhone。
私たちの生活に完全に溶け込んだこのデバイスですが、最近のモデルには「マクロ撮影」という、とても楽しい機能が搭載されているのをご存じですか?
「え、iPhoneってそんなに近づいて撮れるの?」
「どの機種からマクロ撮影できるんだろう?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回はiphoneのマクロ撮影対応機種を徹底解説します。花びらの繊細な模様や、料理のテクスチャ、アクセサリーの細かい部分まで。新しい視点で世界を切り取る楽しさを、ぜひ味わってみてください。
iPhoneのマクロ撮影って何がすごいの?
マクロ撮影とは、被写体にぐっと近づいて、細かい部分を大きく写す撮影方法のこと。
従来のiphoneでは、被写体に近づきすぎるとピントが合わず、ぼやけてしまうのが普通でした。でも、最近のモデルではカメラの性能が飛躍的に向上。なんと約2cmまで被写体に近づいても、くっきりピントが合うようになったんです。
これまで見えなかった世界が見えるようになる。そんな体験が、手のひらの上でできちゃうんですね。
マクロ撮影に対応しているiPhone機種一覧
ここからが本題。実際にどのiphoneならマクロ撮影を楽しめるのか、機種別にまとめていきます。
専用マクロモード搭載の現行モデル
現在、Appleが正式に「マクロ撮影」として機能を搭載しているのは、以下のモデルです。被写体に近づくと自動でマクロモードに切り替わり、画面に花のアイコンが表示されます。
【Proモデル】(高性能モデル)
- iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max(2024年モデル)
- iPhone 15 Pro / iPhone 15 Pro Max(2023年モデル)
- iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Max(2022年モデル)
- iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max(2021年モデル)
Proモデルは、このマクロ撮影機能が最初に搭載されたシリーズ。特に13 Pro以降は、超広角レンズの性能が格段に上がっていて、ディテールの再現性が違います。
【標準モデル】(コスパ重視の方に)
- iPhone 16 / iPhone 16 Plus(2024年モデル)
- iPhone 15 / iPhone 15 Plus(2023年モデル)
実は標準モデルでもマクロ撮影ができるようになったのは、iPhone 15シリーズからなんです。「Proはちょっと高いな…」という方でも、最新の標準モデルを選べば、同じようにマクロ撮影を楽しめます。
「実質マクロ」な機種もあるにはある
じゃあ、それより前のモデルでは絶対にマクロが撮れないのかというと、そうでもありません。
例えば、市販のクリップタイプのマクロレンズを取り付ければ、iPhone SE(第2世代以降)やiPhone 12シリーズでも接写は可能です。ただし、ピント合わせは自分でやらないといけないし、画質も内蔵機能には及ばない。やっぱり「手軽に綺麗に撮りたい」なら、対応機種を選ぶのが一番ですね。
機種選びで迷ったら。こんな選び方してみて
「どれを買えばいいかわからない…」という方に、選び方のポイントをシェアします。
「とにかく気軽にマクロを楽しみたい」なら
→ iPhone 15 / iPhone 16の標準モデルで十分。Proじゃないとダメなの?って思うかもしれないけど、標準モデルでも驚くほど綺麗に撮れます。コスパ重視ならこれ。
「写真全般をもっと本格的に楽しみたい」なら
→ iPhone 15 Pro / iPhone 16 Proシリーズ。マクロだけでなく、望遠カメラの性能や明るい場所での階調表現が違います。写真撮影が趣味の人にはProモデルがおすすめ。
「マクロ撮影のために買い替えようかな」なら
→ 最新のiPhone 16シリーズか、一つ前のiPhone 15シリーズでも十分戦力になります。中古市場でも状態のいいものが増えてきてるので、予算に合わせて選べばOK。
実際に使ってみてわかった。マクロ撮影のコツと注意点
さて、ここからは実際にマクロ撮影を楽しむためのテクニック。せっかくの機能、使いこなさなきゃもったいないですよ。
マクロモードの基本的な使い方
使い方はいたってシンプル。
- カメラアプリを開く
- 撮りたいものにゆっくり近づく(約2cmまで)
- 画面に「花のアイコン」が表示されたら、そのままシャッターを切る
たったこれだけ。超簡単。
でも、慣れないうちは「なかなか花マークが出ない…」ってこと、ありますよね。そんな時は、被写体が動いていないか、周りが暗すぎないかをチェック。レンズが汚れていると認識しにくいこともあるので、服の端でそっと拭いてみるといいですよ。
知っておくと差がつく3つのテクニック
1. 光の方向を意識する
マクロ撮影で一番失敗しがちなのが「影写り」。自分が近づきすぎて、被写体に自分の影が落ちちゃうんです。太陽を背にして、被写体に光が当たる角度を探してみてください。逆に、影をドラマチックに使う表現もあるので、いろいろ試してみるのが楽しいです。
2. 「マクロコントロール」はオンにしておく
設定アプリ→カメラの中にある「マクロコントロール」。これをオンにすると、マクロモードに切り替わった時に画面にアイコンが表示されて、タップでON/OFFを手動で切り替えられます。
「え、今マクロになってたの?」って意図しない切り替わりを防げるので、ぜひオンにしておきましょう。
3. 露出を指で調整する
画面をタップしてピントを合わせたら、太陽のマークが表示される部分を上下にスワイプ。これだけで明るさを細かく調整できます。白とびしてるなと思ったら少し下げる。暗すぎるなら上げる。このひと手間で、写真のクオリティがぐっと上がります。
ユーザーさんの声から見えた「あるある」と対策
いろんな方のレビューを見ていると、こんな声がよくあがっています。
「マクロ撮影、楽しい!けど手振れが…」
確かに、近づけば近づくほど手振れの影響は大きくなります。明るい屋外なら手持ちでも大丈夫ですが、室内や暗めの場所では、壁に手をついたり、膝を固定したりするだけでも違います。本格的に撮りたいなら、小さな三脚を使うのもアリですよ。
「思ったよりピントが合う範囲が狭い」
これ、マクロ撮影あるある。これが「被写界深度の浅さ」ってやつです。花びら全体にピントを合わせたいなら、カメラを花と平行にする。一部分だけを強調したいなら、斜めから狙う。これも練習あるのみ。失敗を重ねながら、自分の好きな表現を見つけていくのが楽しいんです。
マクロ撮影で広がる、日常の楽しみ方
せっかくマクロ撮影ができるなら、何を撮ろう?いくつかアイデアを出してみますね。
料理のディテール
ハンバーガーの具材の重なり、ケーキのスポンジのきめ細かさ、パスタソースのとろみ。食べ物の「美味しそう」は、細部に宿ってるんです。
身近な自然
雨の日の水滴、花の中心部、蝶の羽の模様。散歩道で見つけた小さな命に、新しい感動があります。
手持ちのアイテム
アクセサリーの刻印、布地の織り目、革製品の質感。毎日使っているものにも、じっくり見ると美しいディテールが隠れています。
抽象的な表現
シャボン玉の膜、水面の油膜、ガラスの曇り。何を撮っているのかわからないような写真も、アート作品みたいで面白い。
まとめ:iPhoneマクロ撮影は、日常を宝物に変える
マクロ撮影対応のiphoneは、単なる「近くが撮れるカメラ」じゃありません。見慣れた世界に、新しい視点を持ち込むツールです。
対応機種は:
- Proモデル:iPhone 13 Pro以降
- 標準モデル:iPhone 15 / 16以降
これだけ覚えておけば大丈夫。
もし今、マクロ非対応のiPhoneを使っているなら、これを機に買い替えを検討してみるのもいいかもしれません。あるいは、まずは手持ちのiPhoneでどこまで撮れるか試してみるのも楽しいですよ。
小さな世界を切り取る楽しさ。あなたも一度味わったら、きっとやめられなくなります。さあ、今日からあなたも「マクロ撮影」の世界へ。ポケットの中のiPhoneが、まったく新しいカメラに生まれ変わるはずです。
