みなさん、iPhoneに標準で入っている「ヘルスケア」アプリって、ちゃんと使えてますか?「なんとなく開いたことはあるけど、設定がよくわからない」「歩数くらいしか見てない」なんて人、結構多いんじゃないかな。
実はこのヘルスケアアプリ、ちゃんと設定すればあなたの健康管理の強い味方になってくれる優れものなんです。今回はiPhoneヘルスケアの設定から、毎日使いたくなる便利な活用法まで、わかりやすく解説していきますね。
そもそも「ヘルスケア」で何ができるの?
まずは基本のおさらいから。ヘルスケアアプリは、iphoneやApple Watchが記録した健康に関するデータを、ひとつの場所にまとめてくれるアプリです。
歩数や移動距離はもちろん、睡眠時間、心拍数、さらには食事の記録や服用している薬の管理まで、できることはたくさんあるんです。しかも、サードパーティ製のアプリや対応機器と連携すれば、もっと詳細なデータを集めることも可能になります。
iPhoneヘルスケアの設定、最初にやるべき3つのこと
アプリを開いたら、まずは基本設定から始めましょう。ここをちゃんとやっておかないと、せっかくの機能が活かせません。
1. プロフィール情報を入力する
アプリを開いて「サマリー」タブの右上にある、自分のアイコン(または顔写真の部分)をタップします。「プロフィール」画面が開くので、以下の情報を入力しておきましょう。
- 生年月日
- 性別
- 身長
- 体重
これらの基本情報があるだけで、消費カロリーの計算精度が上がったり、様々なデータの解釈がより正確になったりします。「めんどくさい」と思わずに、まずはここから始めてみてください。
2. 「ヘルスケアデータ」で記録する項目を選ぶ
次に「サマリー」画面から「すべてのデータを表示」をタップすると、記録できるデータの一覧が表示されます。ここで自分が関心のある項目を「よく使う項目」に追加しておきましょう。
例えば、こんな感じで選んでみると良いかも。
- アクティビティ: 歩数、走行距離、上った階数
- 睡眠: 睡眠時間、就寝時間と起床時間
- マインドフルネス: 心理状態、マインドフルネス分
あとから追加もできるので、まずは気になるものからONにしてみてください。
3. 「データソースとアクセス」を確認する
他のアプリ(例えばフィットネス系のアプリや食事記録アプリ)とヘルスケアを連携させる場合、この設定が重要になります。
「プロフィール」画面から「プライバシー」→「アプリとサービス」に進むと、今までヘルスケアへのアクセスを許可したアプリの一覧が見られます。ここで、どのアプリがどんなデータを読み取ったり書き込んだりできるのかを確認・変更できるんです。
「このアプリ、必要以上にデータを読み取ってない?」って思ったら、ここでアクセス権限を外すことも可能です。
目的別!iPhoneヘルスケアの設定活用法
基本設定が終わったら、次は目的別の設定を見ていきましょう。「自分はこれが気になる!」という項目から試してみてくださいね。
睡眠の質を改善したい人の設定
最近、睡眠の質が気になる人、増えてるよね。ヘルスケアアプリには「睡眠」という項目があって、就寝時間や起床時間の管理ができるんです。
設定するには、「ヘルスケアデータ」タブから「睡眠」を選び、「睡眠スケジュール」をタップします。
- 「睡眠の目標」: 何時間寝たいかを設定
- 「スケジュール」: 平日と週末で別々に就寝時間・起床時間を設定可能
- 「睡眠の焦点モード」: 就寝時間になるとロック画面が暗くなったり、通知が制限されたりする便利機能
特に「睡眠の焦点モード」は、寝る前のスマホいじりを減らしたい人にはめちゃくちゃおすすめ。設定しておけば、自然と寝室にふさわしい環境が整います。
Apple Watchを持っている人は、さらに詳細な睡眠ステージ(レム睡眠や深い睡眠など)も記録できるようになります。
ダイエット・体重管理をしたい人の設定
体重管理をしたいなら、まずは「身体測定」の項目をチェック。
「ヘルスケアデータ」→「身体測定」に進むと、体重やBMI、体脂肪率などを記録できます。もちろん手動で入力してもいいんだけど、できれば対応の体重計を使うのがおすすめ。
例えば、Withingsの体重計なんかはWi-Fi経由で自動的に測定データがヘルスケアに連携されるから、いちいち入力する手間が省けます。「毎日測るのが面倒くさい…」って人でも、これなら続けられるかも。
心の健康(メンタル)をケアしたい人の設定
最近のiOS(iOS 17以降)で追加されたのが「心理状態」の記録機能。これが意外と使えるんです。
「ヘルスケアデータ」→「マインドフルネス」→「心理状態」と進むと、今の気分を記録できます。
- 感情: その瞬間の気分を選択
- 気分: ここ数日の全体的な気分を選択
さらに、自分の気分に影響を与えている要因(仕事、家族、友達など)も記録できるんです。毎日続けていくと「あ、自分は週末になると気分が良くなるんだな」とか「月曜日の朝はやっぱり憂鬱なんだ…」といった傾向が見えてきます。
心の状態を「見える化」することで、セルフケアのヒントになるかもしれません。
薬の飲み忘れを防ぎたい人の設定
毎日薬を飲んでいる人にとって、飲み忘れって結構なストレスですよね。ヘルスケアアプリの「服薬」機能を使えば、そんな悩みも解消できます。
「ヘルスケアデータ」→「服薬」で、飲んでいる薬を登録しましょう。
- 薬の名前を入力
- 形状(錠剤、カプセルなど)を選択
- 服用する時間帯(朝、昼、夕、夜など)を設定
設定した時間になると、プッシュ通知で知らせてくれるんです。「あ、そういえば飲むの忘れてた!」を防げますね。
登録するときに、薬の相互作用についての情報も確認できるので、複数の薬を飲んでいる人はぜひ活用してみてください。
他のアプリや機器と連携してもっと便利に
ヘルスケアアプリの真価は、他のサービスとの連携にあります。
人気アプリとの連携例
- MyFitnessPal: 食事のカロリー記録をヘルスケアに連携できる
- Nike Run Club: ランニングの記録が自動的にヘルスケアに追加される
- Yahoo! JAPAN 歩数計: 歩数データを連携して、より詳細な分析が可能に
アプリを新しくインストールしたとき、「ヘルスケアへのアクセスを許可しますか?」って聞かれたことないですか?あれを「許可」しておくだけで、自動的に連携が始まります。
ヘルスケア対応の便利ガジェット
- Apple Watch: 言わずと知れたベストパートナー。心拍数や睡眠、ワークアウトの記録が自動でできる
- 対応体重計: 測るだけで体重や体脂肪率が自動記録される
- 血圧計: 一部の機種はBluetoothで連携でき、測定値が自動で記録される
「できれば手間をかけずにデータを集めたい」って人には、こういったガジェットの導入も検討してみてください。
もしものときに備える「医療ID」の設定
これは本当にやっておいてほしい設定のひとつ。
「プロフィール」画面から「医療ID」をタップして、緊急時に役立つ情報を登録しておきましょう。
登録できる情報はこんな感じ。
- 病名やアレルギー
- 服用中の薬
- 血液型
- 緊急連絡先
この情報は、iPhoneがロックされていても「緊急通報」画面から見られるように設定できるんです。もしものときに、周りの人があなたを助ける手がかりになります。
設定画面の一番下にある「ロック中に表示」をONにするのを忘れずに!
データのバックアップと機種変更時の引き継ぎ方
せっかく溜めた健康データ、機種変更で消えてしまったら悲しいですよね。でも安心してください。ヘルスケアのデータはiCloudにバックアップできます。
「プロフィール」→「プライバシー」→「iCloudに同期」がONになっているか確認しましょう。これがONなら、機種変更したあとでiCloudから復元すれば、今までのデータが引き継がれます。
もしiCloudの容量が足りない場合は、暗号化したバックアップをパソコンに作る方法もあります。
プライバシー設定も忘れずに
健康データって、すごく個人情報ですよね。だからこそ、プライバシー設定はしっかり確認しておきたいところ。
「プロフィール」→「プライバシー」→「アプリとサービス」で、各アプリのアクセス権限を個別に管理できます。
- 書き込み: アプリがヘルスケアにデータを追加すること
- 読み取り: アプリがヘルスケアのデータを参照すること
「このアプリには歩数データだけ見せておけばいいや」という場合は、読み取りの許可を「歩数」だけにする、といった細かい設定も可能です。
まとめ:まずはできることから始めてみよう
いかがでしたか?iPhoneヘルスケアの設定って、一度覚えてしまえばそんなに難しくないんです。
今日ご紹介した中で、まずは
- プロフィール情報を入力する
- 気になるデータの記録をONにする
- 医療IDを設定する
この3つだけでもやってみてください。たったこれだけで、あなたのiPhoneがちょっとだけ「健康管理のパートナー」に進化します。
「毎日歩数をチェックするようになった」
「睡眠時間を意識するようになった」
「薬の飲み忘れが減った」
そんな小さな変化が、長い目で見ると大きな健康につながっていくはずです。まだ使ったことがない人は、ぜひ今日からiPhoneヘルスケアの設定を見直してみてくださいね。
