みなさん、iPhoneのカメラに「タイムラプス」っていうモードがあるのはご存じですよね。
でも、なんとなく使ったことはあるけど「ちゃんと設定したことない」「思ったように撮れなかった」って人、結構多いんじゃないでしょうか。
実はこれ、ちょっとしたコツを知るだけで、まるでプロが撮ったみたいな動画が作れちゃうんです。雲が勢いよく流れたり、夕焼けがみるみる変わっていく様子って、見てるだけでワクワクしません?
今回はiPhoneのタイムラプス設定について、基本から裏ワザまでまるっとお伝えします。長回しのコツやシーン別の撮り方も解説するので、最後まで読めばあなたの作品がワンランクアップすること間違いなしです!
そもそもタイムラプスってどんな機能?
まずは基本のおさらいから。
タイムラプスっていうのは、長時間かけて撮影した風景を「早送り」したような動画のこと。数分で終わることもあれば、何時間もかけて撮ることもあります。
たとえば…
- 空を流れる雲
- 街を行き交う人や車
- 夕日が沈んで夜景になるまで
- 花が開いていく様子
こういう「ゆっくりした変化」を、数秒から数十秒の動画にギュッと凝縮できるのがタイムラプスの魅力なんです。
iphoneのカメラアプリには最初からこの機能がついていて、しかもめちゃくちゃ優秀。特別なアプリを入れなくても、誰でも簡単に撮影を始められます。
意外と知らない?タイムラプスの基本設定と撮り方
撮影手順は超シンプル
まずは最も基本的な撮影方法から。
- カメラアプリを開く
- 撮影モードを「タイムラプス」に切り替える(画面をスワイプするか、文字をタップ)
- 赤い録画ボタンを押してスタート
- もう一度同じボタンを押したら終了
たったこれだけ。めちゃくちゃ簡単ですよね。
でもここで一つ大事なことを。iPhoneの「設定」アプリの中には、タイムラプス専用の設定項目は存在しません。
「え、じゃあ設定って何を設定するの?」って思いますよね。実は、クオリティを左右するのは「撮り方のコツ」の方なんです。このあと詳しく説明していきますね。
知っておきたい自動調整の仕組み
iphoneのタイムラプス、実はかなり賢いんです。撮影しているシーンの動きを自動で分析して、最適な撮影間隔を選んでくれます。
- 人が行き交う街中 → 約1秒間隔で撮影
- ゆっくり流れる雲 → 約2秒間隔
- 夕日や星の動き → 数十秒間隔
この「間隔」は自分で変えられないんですが、シーンによって自動調整してくれるおかげで、どんな場面でもそれなりにいい感じに仕上がるようになってるんです。
プロっぽい仕上がりにする!タイムラプス設定の極意
ここからが本番。ただ撮るだけじゃなくて、「映える」動画にするためのテクニックを紹介します。
絶対に外せない!三脚は必須アイテム
まず最初にお伝えしたいのがこれ。
タイムラプス撮影には三脚が絶対に必要です。
数秒の動画なら手撮りでもなんとかなるかもしれません。でもタイムラプスは数分、数十分、時には数時間かけて撮影します。その間、ちょっとでもiphoneが動いてしまうと、完成した動画が「プルプル」と震える残念な仕上がりに…。
百均で売ってるような小さなスマホスタンドでもOK。でもできれば、スマホホルダーがついた三脚を一本持っておくと、これから何度も活躍しますよ。
露出とピントを固定する「AE/AFロック」が神ワザ
これ、知ってるだけで仕上がりが劇的に変わります。
AE/AFロックって聞いたことありますか?画面を長押しすると出てくる黄色い表示のことです。
やり方は超簡単。
- 画面のピントを合わせたい部分を長押し
- 「AE/AFロック」って表示されたら成功
これで明るさ(露出)とピントが固定されます。なんでこれが重要かというと…
夕焼けを撮る場合を想像してみてください
夕日が沈むにつれて、どんどん暗くなっていきますよね。ロックしないで撮ると、iphoneが「暗くなったから明るくしなきゃ!」と自動で露出を調整しようとします。すると画面がチカチカしたり、変な色になったりして、きれいな夕焼けタイムラプスにならないんです。
AE/AFロックをかけておけば、明るさの変化がなめらかで、見ていて気持ちいい動画になります。
夜景や車のライトを撮る時も、一度明るい看板などにピントを合わせてからロックすると、ピントが迷わなくなりますよ。
画質設定はここでチェック
「もっときれいに撮りたい!」という人は、画質設定も確認しておきましょう。
iphoneの「設定」アプリ → 「カメラ」 → 「フォーマット」で選べます。
- 高効率(HEIF/HEVC):ファイルが小さくなるので、長時間撮影にぴったり。ストレージ節約できます。
- 互換性優先(JPEG/H.264):ファイルは大きくなるけど、パソコンとか他の機器で見る時に困りにくい。
普段は「高効率」で問題ないですよ。解像度(4Kとか1080p)もここで設定できます。「せっかくならキレイに撮りたい」って人は4Kを選びましょう。
シーン別!こんな時どう撮る?実践テクニック
シチュエーションによって「ちょっとしたコツ」があるんです。場面別に解説していきますね。
雲の流れを撮りたい場合
撮影時間の目安:10分~30分
天気のいい日、青空に雲が流れていく様子はタイムラプスの王道です。
ポイントは「動くもの」と「動かないもの」を両方入れること。空だけだと変化がわかりにくいんですが、ビルや山、木のシルエットを画面の端に入れると、雲の動きがグッと際立ちます。
iphoneの広角レンズ(0.5倍)を使うと、迫力のある空を撮れますよ。
夕焼け・朝焼けを美しく撮る
撮影時間の目安:20分~40分
先ほど説明したAE/AFロックが最も生きるのが夕焼け撮影です。
空の色がオレンジから紫、そして暗闇へと変わっていく様子は本当に感動的。ロックする場所は、明るすぎず暗すぎない「中間の明るさ」の部分がおすすめです。
太陽が直接入るところでロックすると全体的に暗くなりすぎることがあるので、ちょっとだけ太陽から外した場所を選んでみてください。
夜景・車の光跡を撮りたい
撮影時間の目安:30分~1時間以上
車のヘッドライトが線になって流れる、あの幻想的な動画。実はiphoneでも十分撮れます。
ただ、暗い場所だと画質が落ちやすいので、完全な暗闇よりは街灯があるくらいの場所を選びましょう。交差点のそばや、カーブしている道路は光の軌跡がきれいに出ます。
AE/AFロックでピントは「遠く」に合わせておくのがコツです。
植物の成長・開花を記録
撮影時間の目安:数時間~数日
つぼみがだんだん開いていく様子や、芽が出てくる瞬間って、なかなかリアルタイムでは見られませんよね。タイムラプスだからこそ撮れる感動シーンです。
一番大事なのはカメラの位置を絶対に動かさないこと。水をあげる時も、iphoneはどかさずに、慎重に…。照明環境が一定になるよう、部屋の中で育てている植物を撮るのもおすすめです。
長時間撮影の落とし穴と対策法
何時間も撮影していると、思わぬトラブルが起きることも。事前に対策しておけば安心です。
バッテリー切れが怖いあなたへ
数十分ならともかく、何時間も撮影してるとバッテリーが心配になりますよね。
対策その1:機内モードにする
これ、めちゃくちゃ効果あります。撮影中は電話も通知もいらないですよね?機内モードにすれば通信にかかる電力を大幅に節約できます。コントロールセンターから簡単にオンにできるので、撮影スタート前に忘れずに。
対策その2:低電力モードも併用
設定アプリから「低電力モード」もオンにしておくとさらに安心。ただし、動画撮影に影響が出る可能性もゼロじゃないので、機内モードだけでも十分効果あります。
対策その3:充電しながら撮影
モバイルバッテリーにつないだり、コンセントに繋いだままの撮影も全然アリです。ただ、この場合は次の「熱暴走」に注意が必要です。
ストレージ容量の確認はお早めに
「撮り終わったら容量がいっぱいで保存できなかった…」なんて悲しすぎます。
事前に「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量をチェックしておきましょう。
目安としては…
- 数十分の撮影なら数GBあれば十分
- 数時間の長回しなら5GB以上、理想は10GB以上
4Kで撮るならさらに余裕を持っておくといいですよ。
熱暴走にはご用心
特に夏場の直射日光の下や、充電しながらの長時間撮影は、iphoneが熱を持ちやすくなります。
熱くなりすぎると、カメラアプリが勝手に終了してしまって、せっかくの撮影がパーに…。
できるだけ日陰で、風通しのいい場所で撮影するのがベスト。撮影中に画面が暗くなったり、本体が熱くなってきたら、一度休ませてあげましょう。
撮影後の編集でもっと魅力的に
撮りっぱなしもいいけど、ちょっと編集するだけで見栄えがグッと良くなります。
スピード調整も思いのまま
標準の「写真」アプリでタイムラプス動画を開き、「編集」をタップ。下の方にある時計マークのアイコンをタップすると、スピード調整のスライダーが出てきます。
- 右に動かすとさらに速く
- 左に動かすとゆっくりに
雲がゆったり流れる感じにしたかったのに、思ったより速かった…なんて時も、後から調整できるので安心です。
トリミングやフィルターも使ってみよう
不要な部分を切り取ったり、フィルターをかけて雰囲気を変えるのも簡単。「ビビット」や「ドラマチック」など、その場の雰囲気に合ったフィルターを選んでみてください。
もっと本格的に!おすすめサードパーティアプリ
標準カメラも十分すごいんですが、「もっと細かく設定したい!」って人には、こんなアプリもおすすめです。
ProCam – マニュアルカメラ(有料)
プロ並みの設定ができる定番アプリ。なんと撮影間隔を自分で決められるのが最大の魅力です。
星の軌跡を撮るような超長時間撮影では、撮影間隔を30秒とか長めに設定することで、バッテリーとストレージを節約しながら滑らかな動きを記録できます。
4K画質での撮影や細かい画質設定も可能で、本気でタイムラプスを極めたい人にはピッタリです。
Lapse It(無料版あり)
タイムラプス撮影に特化したアプリで、無料版でも十分な機能が使えます。
撮影間隔の設定はもちろん、解像度の選択、露出やホワイトバランスのロックも可能。撮影した画像を後から動画に書き出す方式なので、撮影中の端末への負担が比較的少ないのもメリットです。
よくある質問と困ったときの対処法
最後に、実際にユーザーからよく寄せられる質問をまとめました。
Q. 星空を撮りたいけど真っ暗になっちゃう
標準カメラアプリでは、暗すぎる場所だと厳しい場合があります。どうしても撮りたいなら、先ほど紹介したサードパーティ製アプリで露出時間(シャッタースピード)を長めに設定できるものを試してみてください。
Q. 撮影中に画面が消えたけど大丈夫?
大丈夫です! iphoneは省電力のため、操作がないと画面が暗くなりますが、撮影自体はバックグラウンドで続いています。そのまま安心して放置しておいてくださいね。
Q. 1時間撮影したら何秒の動画になるの?
シーンの動きによって変わるので正確には言えませんが、普通の街中の動きなら20秒~40秒くらいになることが多いです。動きが速い場所ほど撮影間隔が短くなるので、同じ時間撮影しても長めの動画になりますよ。
いかがでしたか?
iPhoneのタイムラプス設定、実は奥が深いけど、コツさえつかめば誰でも素敵な動画が撮れます。
最初はうまくいかないこともあるかもしれません。でも何度も試すうちに、自分なりの「撮り方の流儀」ができてくるはず。雲の動き、街の変化、植物の成長…日常の中にある「動き」を切り取る楽しさを、ぜひ味わってみてくださいね。
素敵なタイムラプスライフを!
