気がついたら、iPhoneのSafariのタブ表示がなんだか変わっていて、「あれっ?」って思ったこと、ありませんか?
「さっきまで普通に使えてたのに、なぜかタブがバラバラのサムネイル表示になった」
「アドレスバーが画面の下に移動してて、めちゃくちゃ使いづらい」
「タブの代わりに『○○個のタブ』っていうボタンが出てきて、中身が見えないんだけど…」
こんな風に感じて、ちょっと焦ってしまった人もいるかもしれません。でも大丈夫、それ、単なる仕様変更か、ちょっとした誤操作が原因であることがほとんどなんです。
今回は、iPhoneのタブ表示が変わってしまったときに、見慣れた表示に戻す方法から、新しい表示をあえて使いこなすコツまで、まるっと解説していきます。
突然の変化、その原因は大きく分けて2つある
まず知っておいてほしいのは、なぜ表示が変わったのか?という原因について。これがわかると、あとの対処もグッとラクになります。
iOSのアップデートによる仕様変更
一番多いパターンがこれ。iPhoneのOSであるiOSがバージョンアップすると、Safariのデザインもガラッと変わることがあるんです。特に大きな変化があったのは、2021年にリリースされたiOS 15のとき。
Appleは「画面が大きくなったiPhoneでも片手でラクに操作できるように」「Webサイトが表示される領域をもっと広く使えるように」という意図で、アドレスバーを画面の下に移動させたり、タブの見た目を変えたりしました。
つまり、あなたが最近iOSをアップデートした心当たりがあるなら、それは「仕様です」という話。決してあなたのiPhoneが壊れたわけじゃないんです。
意図しない誤操作で変わってしまったパターン
もうひとつは、知らない間に指が何かをしちゃってたパターン。Safariって意外と細かい操作が多くて、長押しとかスワイプとか、ちょっとした動作で表示が変わることがあるんです。
「なんかよくわからないメニューが出てきて、適当にタップしたら画面が変わった」なんて経験、ありませんか?それ、まさに誤操作です。
どちらのパターンにせよ、元に戻す方法はちゃんとあります。次の章から、具体的な手順を紹介していきますね。
見慣れた表示に戻す方法をステップごとに解説
ここからは、実際に設定を変更していきましょう。自分のiPhoneで、ひとつずつ試してみてください。
まずはタブバーの位置を上部に戻そう
画面の下にアドレスバーがあるのがどうしても慣れない…という人は、設定から元の位置に戻せます。
- ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 少し下にスクロールして「Safari」をタップ。
- 「タブバー」という項目を探してください。
- ここで「1つのタブ」を選びます。
これだけで、アドレスバーは画面の上に戻ります。「タブバー」っていう項目名だと、なんで「1つのタブ」を選ぶと上部に戻るの?ってちょっとややこしいですが、これは「タブが1つずつ並ぶ表示=上部の従来型」という意味なんです。
タブの表示形式も好みに合わせて変えられる
アドレスバーの位置とは別に、タブを開いたときの「並び方」も変えられます。
- Safariを開いて、右下(または左下)のタブボタン(重なった四角のアイコン)をタップ。タブの一覧画面を表示します。
- 画面の下の方にある「…」のアイコンをタップ。
- メニューが表示されるので、「グリッド表示をオフにする」を選びます(今すでにグリッド表示になっている場合)。
これをオフにすると、昔ながらのカードが重なったような表示に戻ります。
ちなみにiOSのバージョンによっては、「タブの表示を切り替える」といった文言になっていることもあるので、その場合はそれを選んでみてください。
もし「タブグループ」ができちゃってたら削除しよう
「『○○個のタブ』ってボタンが出てきて、タップしたら『タブグループ』っていう見慣れないものがあるんだけど…」という人は、これが原因かもしれません。
タブグループとは、簡単に言うと「タブをフォルダで整理する機能」。仕事用、プライベート用、旅行の計画用…といった感じで、タブをまとめておける便利な機能なんですが、誤って作っちゃうと混乱のもとになります。
このタブグループを削除するには、こんな風にします。
- Safariのタブボタンを長押しするか、タブ一覧画面の真ん中あたりを下にスワイプします。
- すると、今あるタブグループの一覧が表示されます。
- 削除したいタブグループ(「個人用」以外のもの)を左にスワイプするか、画面下の「編集」をタップして、赤いマイナスマークから削除できます。
ここで注意してほしいのが、「個人用」っていうタブグループは削除できないこと。あと、タブグループを削除すると、その中に入っていたタブも全部消えちゃいます。もし大事なページが残ってたら、先にブックマークに保存しておくなどしてくださいね。
実は便利?新しい表示をあえて使いこなすヒント
ここまでは「元に戻す方法」を中心に書いてきましたが、新しい表示にも実は良いところがあるんです。せっかくなので、一度試しに使いこなしてみるのもアリかもしれません。
下部タブバーが意外と快適な理由
アドレスバーが下にあると、最初は違和感があるかもしれません。でも、たとえば電車の中で片手でiPhoneを使っているとき、画面の下の方に指が届くって、結構ラクじゃないですか?
それに、この下部タブバー、こんなジェスチャー操作ができるんです。
- 左右にスワイプすると、開いているタブをパパッと切り替えられる
- 下にスワイプすると、タブの一覧がすぐ表示される
慣れると「意外と悪くないかも…」と思えるかもしれません。
タブグループを活用すると情報整理が捗る
最初は混乱しがちな「タブグループ」も、使いこなせばかなり便利な機能です。
たとえば、こんな風に使えます。
- 仕事用:プロジェクト関連の資料やリサーチサイトをまとめておく
- 旅行計画:飛行機の予約サイト、ホテルの口コミ、現地の観光情報をひとまとめ
- 推し活:推しの最新情報サイト、ファンアート、動画をまとめてチェック
しかも、このタブグループはiCloudで同期されるので、MacやiPadでも同じタブのグループが見られるんです。家のMacで見ていた記事を、外出先のiPhoneで続きから読む、みたいなこともできちゃいます。
最新のiOSなら、タブグループを家族や友だちと共有する機能もあるので、みんなで旅行の計画を立てるときなんかにも重宝しますよ。
同じように表示が変わらないために気をつけたいこと
せっかく元に戻せたのに、また同じことで悩みたくないですよね。最後に、うっかり誤操作を防ぐための注意点をいくつか。
- タブ一覧画面での長押しは慎重に:タブボタンや「完了」ボタンを長押しすると、タブグループのメニューが表示されます。ここで知らない間に新しいグループを作っちゃうことがあるので、「あれ?」と思ったら一旦キャンセルするクセをつけましょう。
- リンクを開くときのメニューにも注目:Webページのリンクを長押しすると、「タブグループで開く」という項目が出てくることがあります。ここをうっかりタップすると、また新しいグループが作られちゃうので要注意です。
どうしても解決しないときは、Appleのサポートコミュニティで同じ症状の人がいないか探してみるのも手です。多くの場合、先に経験した誰かが解決方法を教えてくれていますよ。
まとめ:表示が変わっても焦らずに、自分に合った使い方を見つけよう
iPhoneのSafariは、iOSのアップデートやちょっとした操作で、簡単に表示が変わることがわかりましたね。
今回紹介した方法で、きっとあなたも見慣れた表示に戻せるはずです。でも、もし余裕があったら、新しい表示をしばらく使ってみるのもアリです。「なんだ、こんな便利な機能があったのか!」という新しい発見があるかもしれません。
大事なのは、自分にとって使いやすいかどうか。表示が変わって焦る気持ちはよくわかりますが、ぜひ自分にピッタリのスタイルで、快適なネットライフを楽しんでくださいね。
