「新しいiOSが出たからアップデートしようと思ったのに、ずっと『アップデートを確認中』のまま動かない…」
「ダウンロードまではできたのに、『準備中』から進まなくなっちゃった」
こんな経験、ありませんか?せっかくの新機能を楽しみにしていたのに、アップデートが止まってしまうと本当に焦りますよね。しかも画面が動かないと「もしかしてiPhoneが壊れた?」なんて不安にもなります。
でも、ほとんどのケースは自分で解決できます。この記事ではiPhoneのアップデートが進まない時の原因と、症状別の対処法を徹底的に解説します。最後まで読めば、きっとあなたのiPhoneも最新の状態にアップデートできるはずです。
なぜアップデートが進まなくなるの?主な原因をチェック
まずは原因を知ることから始めましょう。アップデートが止まる原因は、大きく分けて4つのパターンがあります。
Appleのサーバーが混雑している
新しいiOSがリリースされた直後は、世界中のユーザーが一斉にダウンロードを始めます。Appleのサーバーだって無限ではありません。特に日本時間の夜〜深夜はアクセスが集中しやすく、「アップデートを確認中」から何十分も進まないことも。
この場合は、Apple側の問題なので、私たちにできることは「待つ」ことだけ。システムステータスページで「iOSソフトウェアアップデート」の状態を確認してみてください。もし障害が起きていれば、復旧するまでゆっくり待ちましょう。
Wi-Fiや通信環境が不安定
iPhoneのアップデートファイルは、メジャーアップデートだと5GB〜10GB以上になることも。こんなに大きなデータを安定してダウンロードするには、しっかりしたWi-Fi環境が必須です。
電波が弱かったり、ルーターが古かったりすると、ダウンロードの途中で通信が切れて止まってしまいます。また、VPNを使っているとAppleのサーバーとの通信がブロックされるケースも。
ストレージ容量が足りない
これ、すごく多い原因です。「空き容量が5GBあります」って表示が出ていても、実は一時的な作業領域も含めると足りないことがあります。
特にメジャーアップデート(iOS 16→17など)では、10GB以上の空きがあった方が安心です。マイナーアップデートでも1GBくらいは必要になります。ストレージ不足だと、ダウンロードはできても「準備中」で止まったり、インストール途中でエラーになったりします。
日付と時刻がズレている
意外と見落としがちなのがコレ。日付や時刻が大幅にズレていると、Appleのサーバーとのセキュリティ認証に失敗してアップデートができなくなります。「自動設定」にしてあるか、一度確認してみてください。
【症状別】iPhoneアップデートが止まった時の対処法
それでは、実際の症状に合わせて解決策を見ていきましょう。自分がどのパターンに当てはまるか、チェックしながら読み進めてください。
どの段階でも試したい!最初にやるべき基本の3つ
深刻なトラブルほど、シンプルな解決策で直ることが多いんです。まずはここから試してみましょう。
1. iPhoneを再起動する
当たり前すぎるかもしれませんが、再起動で直るトラブルは本当に多いです。一時的なシステムの不具合やメモリの詰まりがリセットされます。スライダーが出てきたら電源を切り、30秒ほど待ってからもう一度電源を入れましょう。
2. Wi-Fiの再接続
コントロールセンターからWi-Fiをオフにして、もう一度オンに。ついでにルーターのコンセントを抜いて30秒、また差し込んで再起動するのも効果的です。
3. ストレージを確保する
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量をチェック。もし足りなければ、使ってないアプリを削除したり、写真をiCloudに預けたりして容量を空けましょう。
「ダウンロード中」で止まる場合
ダウンロードのバーが途中で止まってしまった…そんな時は、一度ダウンロードをやり直すのが手っ取り早いです。
設定アプリの「一般」→「ソフトウェア・アップデート」に戻って、一度アップデートをキャンセル(または「アップデートを削除」)しましょう。それからもう一度ダウンロードを開始してみてください。
それでも改善しない場合は、ネットワーク設定のリセットも選択肢です。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
この操作でWi-Fiのパスワードなどは消えますが、通信まわりのトラブルは大抵解決します。
「アップデートを検証中」「準備中」で止まる場合
ダウンロードが終わってホッとしたのも束の間、今度は「検証中」で止まっちゃった…これはファイルが正しいかチェックしている段階なので、何かが引っかかっている可能性があります。
まず試してほしいのは、VPNアプリやセキュリティアプリの無効化。これらが通信を監視していて、アップデートの妨害をしているケースがあります。一度オフにしてから再挑戦してみてください。
次に日付と時刻の設定。
「設定」→「一般」→「日付と時刻」で「自動設定」がオンになっているか確認しましょう。オフならオンに切り替えて、正しい時刻に修正されるか見てみてください。
インストール中に止まって動かない(Appleロゴのまま)
これが一番怖いパターンですよね。画面にAppleロゴが出たまま、何十分も動かない…こんな時は「強制再起動」を試します。
機種によって操作が少し違うので、自分のiPhoneに合った方法を選んでください。
iPhone 8以降(SE第2世代以降も含む)
- 音量を上げるボタンをパッと押して離す
- 音量を下げるボタンをパッと押して離す
- サイドボタンをAppleロゴが消えてまた出るまで(10秒以上)押し続ける
iPhone 7/7 Plus
- 音量を下げるボタンとサイドボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続ける
iPhone 6s以前/SE(初代)
- ホームボタンとトップ(またはサイド)ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続ける
この操作で大抵の場合は復活します。データが消える心配もありません。
どうしても直らない…最終手段はPCを使う
強制再起動してもAppleロゴのまま、または起動と停止を繰り返す「起動ループ」になってしまった場合、パソコンの力を借りるしかありません。
Mac(Finder)またはWindows PC(iTunes)を最新の状態にして、iPhoneをケーブルで接続します。
通常の「アップデート」を試す
まずはFinderやiTunesに表示される「アップデート」ボタンをクリック。この方法なら、データを消さずにiOSの再インストールを試みます。これで直ればラッキーです。
復元モードからの「復元」
通常のアップデートが失敗する場合、または最初から復元モードに入る必要がある場合。
iPhoneをPCに接続した状態で、先ほどの「強制再起動」の操作を続けます。すると、PCの画面に「復元モードに入りました」というダイアログが出ます。
ここで「復元」を選ぶと、最新のiOSがダウンロードされて、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。ただし、この操作では全てのデータが消えてしまうので注意してください。 バックアップがあれば、後から復元できます。
アップデートが進まないのを防ぐ!事前準備の3つのコツ
トラブルが起きてから焦るより、事前に準備しておくのが一番です。
必ずバックアップを取っておく
アップデート中にデータが消えることは稀ですが、万が一の「復元」作業に備えてバックアップは必須です。
iCloudでもPCでもいいので、「今すぐバックアップを作成」を実行しておきましょう。特にPCに「暗号化バックアップ」を取っておくと、パスワードやヘルスケアデータも保存できて安心です。
アップデートのタイミングを選ぶ
新しいiOSが出た瞬間にアップデートするのは、トラブルの元。できればリリースから数日待つか、どうしても早く欲しいなら深夜〜早朝の空いてる時間帯を選びましょう。
それと、バッテリー残量は50%以上、できれば充電器につないだ状態で行うのが鉄則です。途中でバッテリーが切れると、本当に文鎮化するリスクがありますから。
ベータ版は外しておく
開発者向けベータ版やパブリックベータ版を入れている場合、正式リリース版へのアップデートでエラーが出ることがあります。
「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」(または「プロファイル」)から、ベータ版のプロファイルを削除してから再起動。その後で通常のアップデートを試してみてください。
アップデート成功後に知っておきたいこと
「やっとアップデートできた!」と思ったら、今度は動作が重い、バッテリーの減りが早い…そんな悩みが出てくることも。
これは「インデックス期間」と呼ばれるもので、新しいiOSがiPhoneの中身を整理している状態。写真の再解析や検索用データの再構築がバックグラウンドで走っているんですね。だいたい数時間から長くて数日で落ち着くので、しばらく様子を見てあげてください。
もしどうしても元のバージョンに戻したいと思うかもしれませんが、Appleが古いバージョンへの署名をすぐに止めてしまうので、基本的には現実的ではありません。新しいiOSに慣れるか、次のアップデートを待つことになります。
まとめ:焦らず一つずつ試してみよう
iPhoneのアップデートが進まない時は、本当に心配になりますよね。でも、この記事で紹介した方法を順番に試していけば、ほとんどの問題は解決します。
- まずは再起動とWi-Fi確認
- ストレージをチェック
- 症状に合わせた対処法(強制再起動など)
- それでもダメならPCで復元
大事なのは、焦って変な操作をしないこと。特にアップデート中の電源オフは絶対にやめてください。最悪の場合、復旧が難しくなります。
この記事を参考に、ぜひあなたのiPhoneを最新の状態にアップデートしてください。新機能を思う存分楽しめますように!
