「大事な会議の予定をカレンダーに入れてたのに、アラームが鳴らなくて遅刻しちゃった…」
こんな経験、あなたも一度はありませんか?私も以前、取引先との打ち合わせをすっぽかしそうになって冷や汗をかいたことがあります。iPhoneのカレンダーって、ちゃんと設定したはずなのに通知が来ないこと、ありますよね。
実はこれ、単なる操作ミスじゃなくて、iOSのちょっと複雑な設定や、意外な落とし穴が原因だったりするんです。今回はiPhoneのスケジュールアラームが鳴らない原因を徹底的に掘り下げて、確実に通知を受け取るための7つの対策を紹介します。
これを読めば、もう予定の抜け漏れで冷や汗をかくことはなくなりますよ。
そもそも「時計アラーム」と「カレンダーアラーム」は別物
まず最初に知っておいてほしいのは、毎朝決まった時間に鳴らす「時計アプリのアラーム」と、予定ごとに設定する「カレンダーのアラーム」は、まったくの別物だってこと。
朝起きるためのアラームはちゃんと鳴るのに、予定の通知だけ来ない…という人は、この違いを理解するところから始める必要があります。
カレンダーのアラームは、個々の予定に紐づいているんです。だから「カレンダーに予定を入れたのに通知が来ない」となると、以下のような原因が考えられます。
- カレンダーアプリ自体の通知設定がオフになっている
- 集中モードでブロックされている
- デフォルトのアラーム時間が「なし」になっている
- 本体がサイレントモードになっている
ひとつずつ、確認していきましょう。
【対策1】基本の通知設定を見直す(まずはここから)
iPhoneの設定アプリを開いて、まずは基本中の基本からチェックします。
手順:
- 設定アプリを開く
- 「通知」をタップ
- 下にスクロールして「カレンダー」を選ぶ
ここで確認するポイントは4つ。
- 「通知を許可」がオンになっているか
- 「ロック画面」「通知センター」「バナー」のうち、少なくともひとつにチェックが入っているか
- 「サウンド」がオンになっているか(オフだと音が鳴らず、バイブだけになっちゃいます)
- 「通知グループ化」は「自動」か「カレンダー別」になってるか
意外とここで「通知を許可」がオフになってるケースがあるんです。特にiphoneを買い替えたばかりの頃って、データ移行はうまくいっても通知設定まで引き継がれないことがあるので要注意。
【対策2】カレンダーアプリ内の「デフォルトのアラーム」を設定する
ここが最大の落とし穴かもしれません。
カレンダーアプリって、新しい予定を入れるたびに毎回アラームを設定するの、面倒ですよね。そんなときのために「デフォルトのアラーム」という機能があるんです。
手順:
- カレンダーアプリを開く
- 画面下の「カレンダー」タブをタップ
- 自分のアカウント(iCloudとか)の横にある「i」マークをタップ
- 「デフォルトのアラーム」を選ぶ
ここで重要なのが、「時間ベースの予定」と「終日の予定」は別々に設定する必要があるってこと。
- 時間ベースの予定:会議や打ち合わせなど、開始時間がある予定
- 終日の予定:誕生日や記念日など、1日単位の予定
多くの人がここを「なし」のまま放置しています。せめて「時間ベースの予定」は「5分前」とか「10分前」に設定しておくといいですよ。
ちなみに、ここで設定した時間は、新しい予定を作る時に自動で入ります。あとから個別に変更することもできるので、基本的な設定だけでもしておきましょう。
【対策3】集中モードの設定を確認する
iOS 15以降で追加された「集中モード」。仕事モードや睡眠モード、運転モードなど、状況に応じて通知を制限できる便利な機能なんですが、これが原因でカレンダーの通知が届かなくなることが結構あります。
チェック方法:
- 設定アプリを開く
- 「集中モード」をタップ
- 使っている各モード(仕事、睡眠、個人など)をひとつずつ確認
各集中モードの中に「許可されたアプリ」という項目があります。ここにカレンダーアプリが入っていないと、そのモードをオンにしている間はカレンダーの通知が全部ブロックされちゃうんです。
さらに注意したいのが「オプション」の中にある「サイレント通知を配信」っていう設定。これをオンにしていると、ロック画面には通知が表示されず、通知センターにひっそりと溜まっていくだけになります。
つまり、「一応通知は来てるんだけど、気づかなかった」という状態に。これ、めちゃくちゃ多いパターンです。
集中モード自体をオフにするのも手ですが、せっかくの便利機能なので、カレンダーだけは「許可されたアプリ」に追加するのがおすすめです。
【対策4】本体のサイレントモードと音量をチェック
物理的な話ですが、これも意外と見落としがち。
iPhoneの左側面についているスイッチ、オレンジ色が見えてるとサイレントモードです。この状態だと、着信音や通知音が鳴らなくなります。カレンダーのアラームももちろん対象。
あとは、設定アプリの「サウンドと触覚」の中にある「着信音と通知音」のボリュームが、極端に小さくなっていないかも確認してみてください。
イヤホンやBluetoothイヤホンを使ったあとに、勝手に音量が変わってること、ありますからね。
【対策5】共有カレンダーだけ通知が来ない場合
職場の共有カレンダーや、家族で共有しているカレンダーだけ通知が来ない…というケース。
実は共有カレンダーって、招待を受諾した時点ではデフォルトで通知がオフになっていることが多いんです。
解決策:
- カレンダーアプリを開く
- 画面下の「カレンダー」タブをタップ
- 問題の共有カレンダー(色がついているやつ)の横にある「i」マークをタップ
- 「イベントの通知」を「オン」に切り替える
これ、知らない人がめっちゃ多い。会社の予定が共有カレンダーで管理されているビジネスパーソンは要チェックですよ。
【対策6】Apple Watchを使っている場合の特別な設定
iphoneと一緒にApple Watchを使ってる人向けの注意点です。
iPhone単体では通知が来るのに、時計には届かない…そんな経験ありませんか?
まず、Apple Watchの設定アプリ(時計の画面じゃなくて、iPhoneの中のWatchアプリです)を開いてみてください。
「通知」の中に「iPhoneからミラーリング」っていう項目があります。ここで各アプリの設定を確認できるんですが、カレンダーがオフになってると届きません。
もうひとつ重要なのが「手首検出」機能。
Apple Watchの設定アプリで「パスコード」の中にある「手首検出」がオフになっていると、セキュリティ上の理由で多くの通知がiPhoneに回されて、時計には届かない仕様になっています。
バッテリー節約のためにオフにしてる人もいるかもしれませんが、通知を確実に受け取りたいならオンにしておきましょう。
【対策7】タイムゾーン超越の設定を見直す
これはちょっとマニアックな設定ですが、海外出張や旅行から帰ってきたあとに予定の通知がおかしくなった…という人は必見です。
設定アプリ > カレンダー > タイムゾーン超越
この機能、オンにしていると、予定を作成した場所のタイムゾーンが固定されます。
つまり、ニューヨークで作った予定は、日本に帰ってきてもニューヨーク時間のまま動くんですね。当然、日本時間ではアラームが鳴らない。
海外旅行が趣味の人や、国際的なビジネスをしてる人は、この設定をオフにすることをおすすめします。
それでも通知が来ない場合の最終チェック
ここまで全部試してもダメだった…そんな時のために、最後の切り札をいくつか。
1. バッテリー最適化の影響
iphoneは機械学習を使って、よく使うアプリのバックグラウンド更新を最適化しています。もしあなたがあまりカレンダーアプリを開かない習慣があると、通知が遅れたり届きにくくなったりする可能性が。
設定 > 一般 > 背景更新 で、カレンダーがオンになっているか確認してみてください。
2. 強制再起動
たまにはiPhoneも休ませてあげましょう。たまには、じゃなくて、調子が悪いときはまず再起動。ボリュームボタンとサイドボタンの組み合わせで強制再起動すると、小さな不具合が解消されることがあります。
3. カレンダーアプリの再インストール
といっても、純正カレンダーアプリは削除できません。でも、Googleカレンダーなどサードパーティ製のアプリを使っている場合は、一度削除して入れ直すのも手です。
Googleカレンダーを使うという選択肢
ここまで純正カレンダーアプリの設定を中心に紹介してきましたが、「もうめんどくさい!別のアプリにする!」という人もいるでしょう。
そんな時におすすめなのがGoogleカレンダー。
純正より細かく通知を設定できるんです。たとえば「15分前と5分前の2回通知する」みたいなことも可能。仕事用とプライベート用でカレンダーを分けている人も、Googleアカウントひとつで管理できます。
ただし注意点がひとつ。
Googleカレンダーアプリを入れたら、iPhoneの「設定」アプリの中に「カレンダー」と「Googleカレンダー」の2つの通知設定ができるようになります。どちらか一方だけ設定してもダメで、ちゃんと両方の設定を確認する必要があります。
まとめ:確実に予定をキャッチするために
iPhoneのスケジュールアラームが鳴らない原因、かなりいろんなパターンがあることがわかりましたね。
最後に、今日からできる対策をまとめておきます。
- 設定アプリからカレンダーの通知許可を確認
- カレンダーアプリ内でデフォルトのアラーム時間を設定(時間ベースは5分前推奨)
- 集中モードでカレンダーが許可されているか確認
- 本体のサイレントスイッチと音量をチェック
- 共有カレンダーは個別に通知設定が必要
- Apple Watchユーザーは手首検出をオンに
- 海外旅行後はタイムゾーン超越設定を見直す
これで設定を見直せば、もう予定の抜け漏れで冷や汗をかくことはなくなるはず。
でも人間、たまには忘れることもあります。もしどうしても大事な予定があるなら、アラームを複数設定したり、信頼できる人に「リマインドして」って頼んでおくのも悪くないかもしれませんね。
あなたのiPhoneライフが、もっとスマートで快適になりますように。
