iPhoneのウェブサイトをホーム画面に追加する方法。ブックマークとの違いや削除手順まで徹底解説
あなたは毎日必ず見るサイト、ありませんか?
天気予報、ネット銀行、会社の給与明細、子どもがハマっているYouTubeチャンネル…。
Safariを開いて、ブックマークを探して、タップする。
それ、ホーム画面に直接アイコンを置けば、たった1アクションで開けるんです。
しかも、アプリと違ってストレージも食わない。
この記事では、iPhoneの「ホーム画面に追加」機能を150%使いこなす方法をぜんぶお見せします。
「知ってたよ」という人も、最後まで読めば「そういうことだったのか!」がきっと見つかります。
「ホーム画面に追加」って、ブックマークと何が違うの?
結論から言います。
ブックマークは「住所録」、ホーム画面は「玄関のドア」です。
ブックマークはSafariの中にある「あとで読みたいリスト」。
一方、ホーム画面に追加したアイコンは、アプリと同じようにホーム画面に鎮座します。
タップしてからサイトが開くまでの速さが段違い。
そして、実はもっと深い違いがある。
それが「PWA(Progressive Web App)」という技術です。
知っておきたいPWAという存在
PWAって聞いたことありますか?
簡単に言うと「アプリのように振る舞うWebサイト」のこと。
Twitter(X)やInstagram、Spotify、日経電子版などはPWAに対応していて、ホーム画面に追加すると…
- Safariのアドレスバーが消えて、アプリみたいな見た目になる
- オフラインでも閲覧できる
- プッシュ通知が届く(iOS16.4以降)
つまり、「ホーム画面に追加」と一言で言っても、対応サイトかどうかで体験がまったく変わるんです。
非対応サイトの場合は「ただのショートカット」。
Safariが起動して、普通にブラウザで開きます。
でも、それでも便利なことに変わりはない。
「アプリを入れるほどじゃないけど、よく見るサイト」をスッキリ整理できるのが、この機能の真髄です。
【iOS17対応】iPhoneでウェブサイトをホーム画面に追加する具体的な手順
では、実際の操作方法を見ていきましょう。
手順はたったの5ステップ。
- Safariで追加したいサイトを開く
- 画面下の「共有ボタン」(□から↑の矢印)をタップ
- アクション一覧を下までスクロール
- 「ホーム画面に追加」をタップ
- 名前を確認(または編集)して、右上の「追加」をタップ
以上。
アイコンがホーム画面に生えてきたら成功です。
iOS16とiOS17で、ちょっとだけ注意点があります。
iOS16までは共有メニューの中段あたりに「ホーム画面に追加」がありました。
でもiOS17からは、下の方までスクロールしないと出てこない。
「あれ?ボタンがない…」と焦ったら、とにかく指で下にスワイプしてみてください。
他のブラウザ(Chrome/Firefox)では?
ChromeやFirefoxを使っている人も、同じように追加できます。
- Chrome:共有ボタン → 「ホーム画面に追加」
- Firefox:共有ボタン → 「ホーム画面に追加」
いずれも、Safariと同じ仕組み(Web Clip)を呼び出しているので、追加された後の挙動はSafariと共通です。
「Safariはほとんど使わない」という人も、これなら安心ですね。
「ホーム画面に追加」ができない!グレーアウトの原因と解決策
「ボタンはあるけど押せない…」
「そもそも項目自体が見当たらない…」
この相談、ものすごく多いです。
原因はほぼ4つに絞られます。
① プライベートブラウズモードになっている
これがダントツで多いパターン。
Safariのタブ切り替え画面で、「プライベート」と表示されているタブは追加できません。
解決策:タブ一覧を開いて「プライベート」をタップ → 「(数字)個のタブ」に切り替える。
② スクリーンタイムの制限がかかっている
お子さんのiPhone、あるいは自分で制限をかけたことはありませんか?
設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシー制限 → コンテンツ制限 → Webコンテンツ
ここが「成人向けWebサイトを制限」または「許可されたWebサイトのみ」になっていると、ホーム画面への追加が制限されます。
解決策:一時的に「制限なし」に変更するか、該当サイトを許可リストに追加。
③ 共有メニューからカスタマイズで消してしまった
これ、意外と多い落とし穴。
共有シートの一番下までスクロールすると「アクションを編集」があります。
ここで「ホーム画面に追加」のチェックがオフになっていませんか?
解決策:チェックをオンにすれば即座に復活します。
④ 会社や学校で管理されている端末
MDM(モバイルデバイス管理)という仕組みで、組織から制限がかけられているケース。
この場合、ユーザー側ではどうにもなりません。
管理担当者に問い合わせるか、許可されるまで諦めるしかないのが現実です。
追加したアイコンを削除するには?
これは「アプリの削除」と同じ操作です。
- ホーム画面でアイコンを長押し
- メニューから「削除」をタップ
- 「ホーム画面から削除」を確認
または、アイコンがブルブルするまで長押し → 左上の「−」をタップ → 「削除」。
「アプリみたいに×がすぐ出ないんだけど?」
そう、一瞬戸惑いますよね。
ホーム画面編集モードに入るまで、アイコンに「−」は表示されません。
長押しの時間をちょっとだけ長めに取るのがコツです。
これ、アプリより便利かも?おすすめ活用術5選
「で、結局どんなサイトを追加すれば得するの?」
ここからは実践編。
筆者が実際に使って「これはアプリより快適」と感じたパターンを厳選しました。
① ストレージ節約テクニック
16GBや32GBのiPhone、まだ使っていますか?
アプリは簡単に数百MB、ゲームなら数GB単位で食います。
でもWebクリップは数KB。
X(Twitter)も、Instagramも、YouTubeも、アプリを消してWebクリップに置き換えるだけで、ストレージに10GB以上の余裕が生まれた、というケースも珍しくありません。
② 期間限定・イベント特設サイト
例えば、子どもが通う保育園の運動会特設ページ。
例えば、町内会の夏祭り申込みフォーム。
1週間だけ頻繁に見るサイトって、ありませんか?
アプリを入れるほどでもない。
でもブックマークだと埋もれてしまう。
そんなときこそ、ホーム画面に追加して、終わったら削除。
期間限定アイコンとして活用すると、ホーム画面が整理整頓されます。
③ 頻繁にログインする業務サイト
会社の勤怠システム、経費精算システム、給与明細サイト。
これらはSafariの自動入力と連携すると最強です。
アプリ版がないサービスも多いので、アイコンをホーム画面に置いておくだけで、朝イチの出勤打刻が1秒で完了します。
④ シニア向け「スマホ教室」
親や祖父母にiPhoneを渡したとき。
「ここ押して、次ここでしょ…」と、アプリの操作を教えるのは意外と大変。
でもホーム画面に「天気」「新聞」「銀行」のアイコンを並べておけば、それだけで完結します。
「アプリを探す」「アップデートする」といった概念すら不要。
アイコンをタップするだけ。
筆者の父は、これを教えたら「魔法だ!」と喜んでいました。
⑤ 子どもに使わせたいサイト
YouTubeキッズ、学習アプリ、図鑑サイト。
子ども専用のホーム画面ページを作って、そこにWebクリップだけを並べる。
アプリだと誤操作でホーム画面に戻れたり、別のアプリを勝手に開いたりしますが、WebクリップならSafariで開くだけ。
「閉じる」ボタンを押すまでそのサイトに留まります。
【ここが差】PWA対応サイトは“アプリ”として進化している
先ほど触れたPWA(Progressive Web App)。
2024年現在、対応サイトはかなり増えています。
代表的なPWA対応サイト:
- X(Twitter)… 通知対応、単独ウィンドウ
- Instagram … ストーリーズ投稿可
- Spotify … 再生コントロール
- 日経電子版 … オフライン購読
- Notion … ほぼアプリと同等
- Pinterest … 軽快な動作
これらのサイトをホーム画面に追加すると、Safariではなく専用アプリのように独立して起動します。
アドレスバーもタブも表示されない。
「これ、本当にWebサイト?」と錯覚するレベル。
iPhoneユーザーが知らないだけで、実は“アプリを入れる時代”から“Webクリップで済ます時代”に移行しつつあるのかもしれません。
Androidから乗り換えた人が戸惑う3つのポイント
「Androidではもっと自由にできたのに…」
この声、よく聞きます。
iPhoneとAndroid、ここが違います。
① アイコンの名前を後から変えられない
Androidでは、作成したショートカットの名前をいつでも変更できます。
しかしiPhoneでは、追加するときにしか名前を編集できません。
どうしても変えたい場合は、一度削除して再追加するしかない。
ここは割り切りが必要です。
② アイコン画像を自分で選べない
Android:ギャラリーから好きな画像を選べる
iPhone:サイト側が指定したアイコン or スクリーンショット
透過PNGを使いたくても、背景が黒くなってしまうケースも。
解決策:Webサイトの管理者側で「apple-touch-icon」を設定してもらうしかありません…。自分でどうにかしたい場合は、ショートカットアプリを駆使する裏ワザもありますが、少し難易度高めです。
③ iCloudでホーム画面の配置は同期されない
「新しいiPhoneに買い替えたら、せっかく並べたWebクリップが全部消えてた…」
これ、仕様です。
ブックマークはiCloudで同期されますが、ホーム画面のアイコン配置は同期されません。
機種変のときは、もう一度追加し直す前提で考えておきましょう。
よくある誤解を一気に解消します
「ホーム画面に追加すれば、オフラインでも見られるんでしょ?」
→ PWA対応サイトのみ可能です。非対応サイトは通信が必要。
「プッシュ通知が来るようになるんでしょ?」
→ PWA対応で、かつサイト側が通知を送信している場合のみ。iOS16.4以降。
「アプリと同じようにAppライブラリに入るんでしょ?」
→ 入りません。ホーム画面にしか置けません。
「たくさん追加したらiPhoneが重くなる?」
→ データ量はほぼゼロ。バッテリー消費もSafariの延長線上です。安心してください。
それでも「ホーム画面に追加」する価値はある
ここまで読んで、どう感じましたか?
「思ってたのとちょっと違った」
「Androidほど自由じゃないんだ…」
確かに、iPhoneのこの機能は完璧とは言えません。
でも、毎日使うサイトへの距離を1タップ分縮めてくれる。
それだけで、スマホライフの快適さは確実に変わります。
まとめ:iPhoneのホーム画面を、自分だけの“起動パネル”にしよう
- ブックマークはSafariの中の「引き出し」
- ホーム画面追加はアプリと同じ「玄関」
PWA対応サイトなら、アプリに匹敵する体験が手に入る。
非対応サイトでも、アクセス速度の向上は確実。
あなたのiPhoneのホーム画面、アプリだけで埋まっていませんか?
ニュース、天気、株価、社内システム、子どもの保育園連絡帳。
「アプリはないけど、よく見るサイト」をぜひ1つ、追加してみてください。
【この記事で登場したiphoneの関連アクセサリや、最新モデル情報は別記事で紹介しています】きっと、「もっと早く知りたかった」と思えるはずです。
