あなたのiPhone、急に音が出なくなったこと、ありませんか?
「朝起きたら着信音が鳴らなくなってた」
「音楽聴こうとしたら、音量MAXなのにすごく小さい」
「イヤホン挿したら片方からしか聞こえない…」
こんな経験、実はめちゃくちゃ多いんです。
でも、安心してください。
ほとんどのケースは、自分で解決できます。
しかも、設定をちょっと変えるだけで、音質が劇的に良くなったり、バッテリーを気にせず音楽を楽しめるようになったり。
この記事では、Appleサポートコミュニティやユーザーレポート、音響工学の知見をもとに、2026年最新のiOS 18対応で完全解説します。
「とりあえず再起動」からの卒業。原因を特定して、的確に直す方法をぜひ覚えてください。
H2:まさかの「音が出ない」!症状別・原因特定フローチャート
まずは原因の切り分けが最優先です。
iPhoneの「音」に関するトラブルは、大きく5パターンしかありません。
① すべての音が出ない
② 特定のアプリだけ音が出ない
③ 通話だけ音が小さい/聞こえない
④ イヤホン・Bluetoothだけ音が出ない
⑤ 音が割れる・ノイズが入る
あなたはどの症状ですか?
全く音が出ない!まずチェックすべき3箇所
「着信も音楽も動画も、ぜんぶ無音」。
こんな時、多くの人が「故障だ!」と慌ててしまいます。
でも、おそらく95%は故障じゃありません。
① サイレントスイッチ
本体左側面にある小さなスイッチ。
オレンジ色が見えていたら、それはサイレントモードです。
解決:スイッチを画面側に倒す
② 集中モード
iOS 15以降、集中モードと連動してマナーモードになる設定があります。
解決:コントロールセンターを開き、「集中モード」をオフに
③ Bluetooth接続の放置
カフェで試聴したイヤホン、友達の車に繋いだまま…。
解決:設定>Bluetooth>不要な機器は「この機器の接続を解除」
これでも直らない…という方は、次の項目へ。
特定アプリだけ音が出ない
「YouTubeは鳴るのに、Spotifyだけ無音」。
「ゲームの効果音だけ出ない」。
これ、アプリ側のボリュームがゼロになってるケースがほとんどです。
iPhoneには「アプリごとの音量調整機能」はありません。
でも、アプリ内で個別に音量設定できちゃうものがあるんです。
解決:
- 該当アプリを開く
- 設定(歯車アイコン)を探す
- 「サウンド」「効果音」「BGM音量」を確認
特にゲームアプリは、BGMと効果音が別々に設定できるものが多い。
片方だけゼロになってるケース、めちゃくちゃ多いです。
H2:iPhoneの音質、ここまで進化してた!iOS 18の最新オーディオ機能
2026年現在、iphoneのオーディオ性能はプロフェッショナルユースも余裕でこなせるレベルに到達しています。
知ってますか?
実はiPhone 15シリーズ以降のUSB-Cモデル、24bit/192kHzのハイレゾ出力に対応してるんです。
これは5年前の高級ポータブルプレーヤー並みの性能。
でも、ほとんどのユーザーがデフォルト設定のまま。
もったいなさすぎます。
空間オーディオは「固定」が正解?
AirPodsユーザーなら一度は触ったことがある「空間オーディオ」。
実は「ヘッドトラッキング」はオフがオススメです。
なぜか?
首を動かすたびに音像が移動する。
臨場感は確かにある。でも、音楽鑑賞には集中力が削がれるという研究結果もあります。
私のおすすめは:
設定>Bluetooth>AirPodsのiマーク>空間オーディオ
→ 「固定」を選択
これだけで、頭を動かしても音の定位がブレません。
ライブ音源や映画鑑賞に最適です。
「バックグラウンドサウンド」の意外な活用法
これ、知ってる人かなり少ないんですけど…。
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル>バックグラウンドサウンド
ここ、ただの環境音再生機能じゃないんです。
雨音や川のせせらぎ、ホワイトノイズが再生できる。
しかも、音楽アプリと同時再生できる。
つまり。
・Spotifyでポッドキャスト聞きながら、バックグラウンドで波の音
・Apple Musicでクラシック聴きながら、雨音を重ねる
集中力爆上がりします。
しかもタイマー連携も可能。
30分で自動停止、なんて設定もショートカットで作れます。
H2:音が小さい!「聞こえづらい」を劇的に改善する5つの設定
「音量MAXなのに、前使ってたAndroidより小さい…」
そんな声、よく聞きます。
でも、それ設定で治ります。
ヘッドフォン安全性の罠
iOS 17以降、iPhoneにはヘッドフォン安全性という機能があります。
設定>サウンドと触覚>ヘッドフォン安全性
ここで「大きな音を軽減」がオンになっていませんか?
これは「聴覚保護」のための機能。
つまり、意図的に音量の上限を制限している状態です。
解決:
- オフにする(最大音量まで出るようになる)
- または「デシベル上限」を上げる
ただし、長時間の大音量リスニングは確実に聴力を損なうので、適度な音量で。
イコライザで「聴こえづらい」をカバー
「会話の声が聴き取りにくい」
「低音ばかり強調されて歌詞がわからない」
それ、イコライザで解決します。
設定>ミュージック>イコライザ
「音声強調」 を選んでみてください。
中音域(人の声の帯域)が持ち上がり、セリフや歌詞が驚くほどクリアに聴こえるようになります。
さらに上級者向けテクニック。
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル
ここにある「会話ブースト」。
FaceTimeや電話だけでなく、対応アプリでは動画のセリフも強調できます。
Lightning→USB-C移行期の落とし穴
iPhone 14まではLightning、15以降はUSB-C。
ここでとんでもない勘違いをしている人がいます。
「今まで使ってた有線イヤホン、USB-C変換アダプタ買えば使えるんでしょ?」
答え:純正か、認証品じゃないと動かないことがある
特に100均やノーブランドの安いアダプタ。
あれ、DAC(デジタル-アナログ変換チップ)が入っていないんです。
つまり、イヤホン挿してもiPhoneが「何も繋がってない」と認識する。
解決:
iphone純正のUSB-C – 3.5mmアダプタを使う。
たった3,000円ちょっと。
でも、このアダプタのDAC性能、めちゃくちゃ優秀なんです。
歪み率0.003%以下、周波数特性もフラット。
5万円クラスのポータブルDACと聴き比べても、ほとんどの人に違いがわからないレベルという測定結果もあります。
※高インピーダンスヘッドホン(250Ω以上)を使う人は別。でも一般的なイヤホンなら純正で必要十分。
H2:通話品質を極める!プロが実践する3つのマイクテクニック
「電車の中だと相手に声が届かない」
「外で通話すると風切り音がひどい」
これ、マイクモードの切り替えで激変します。
ボイスアイソレーション vs ワイドスペクトラム
FaceTimeや電話アプリで通話中。
コントロールセンターを開く。
(画面右上から下にスワイプ)
上部に「マイクモード」という項目があります。
標準:通常設定。無難だけど、騒音下では弱い。
ボイスアイソレーション:これ、革命です。
AIがあなたの声だけを抽出。後ろで工事していても、カフェが騒がしくても、相手にはあなたの声だけがクリアに届く。
ワイドスペクトラム:逆に、周囲の音も全部拾う。
ライブ会場の雰囲気を伝えたい時、楽器の練習を聞かせたい時など。
通話品質に悩んでいるなら、常に「ボイスアイソレーション」にしておくのが正解。
電話ノイズキャンセリングの真実
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル
下の方にある「電話ノイズキャンセリング」。
これ、オンにすると何が変わるか?
iPhone本体のマイク3基を使って、通話相手の声を強調し、周囲のノイズをカットします。
ただし、これは通話専用。
音楽再生には一切影響しません。
「通話中、相手の声が聞き取りにくい」
そんな人は、まずここをオンに。
H2:Bluetooth音質、iPhoneは本当に不利なのか?
「iPhoneはaptX非対応だから音質悪い」
「LDAC使えないからAndroidに負けてる」
これ、半分正解で、半分ウソです。
AACの実力
iPhoneが対応している高音質コーデックはAACのみ。
確かに、aptX AdaptiveやLDACより理論上の転送レートは低い。
でも。
AACはビットレート効率が極めて高いんです。
256kbpsのAACと、990kbpsのLDAC。
数値だけ見ればLDACの圧勝。
でも、ブラインドテストでは識別できないという研究結果が複数存在します。
実際、Apple Musicのロスレス(48kHz/24bit)も、AirPods Pro 2で聴く場合はAACに変換されます。
それでも「音質悪い」と感じる人はほとんどいない。
iPhoneのBluetooth音質=決して悪くない。
むしろ、AAC最適化されたApple/Beats製品との組み合わせでは、Android以上の安定感を発揮します。
AirPods Pro 2の適応型オーディオがすごい
2026年現在、iPhoneとの組み合わせで最高のワイヤレス体験を求めるなら、選択肢はほぼ一つ。
iphone用にチューニングされたAirPods Pro(第2世代)。
適応型オーディオ:
ノイキャンと外音取り込みを、状況に応じて自動で切り替え。
会話感知:
あなたが話し始めると、自動で音楽の音量を下げて外音取り込みに。
返事をしたら、また元の音量に戻る。
ボタン操作不要。
イヤホンを外さなくても会話が成立する。
これは完全にAndroidを圧倒している領域です。
H2:有線派こそ知るべき「DAC」の真実
「どうしても有線じゃないとイヤだ」
「ハイレゾを本当のハイレゾで聴きたい」
わかります。
私も有線派です。
でも、お金をかける場所を間違えないでほしい。
純正アダプタで十分な理由
先述の通り、Apple純正USB-C – 3.5mmアダプタは、-113dBのノイズフロア、0.003%の歪み率。
これはもう、10年前の10万円CDプレーヤーと同等の基本性能です。
では、5万円のポータブルDACを買うと何が変わるか?
・最大出力電圧が高い(純正0.5Vrms → 高級機2.0Vrms)
・バランス接続対応
・DSDネイティブ再生
でも。
あなたが使っているイヤホン、本当にそこまで必要ですか?
・一般的なカナル型イヤホン(16-32Ω)
・鳴らしにくい平面磁界型や、高インピーダンスモデルじゃない
ならば、純正アダプタで必要十分です。
「でもなんか物足りない…」という人は、イヤホン自体を買い替えるほうが、劇的な変化を体感できます。
予算1万円でも、5年前の3万円クラスに匹敵する有線イヤホンが今はゴロゴロ転がってます。
DAC沼にハマる前に、ぜひイヤホン沼を覗いてみてください。
H2:「着信音」カスタマイズ、2026年はこれが正解
「好きな曲を着信音にしたい」
これ、時代とともにやり方が変わってます。
GarageBandはもう古い?
従来のGarageBandを使った着信音作成。
悪くないけど、めんどくさい。
2026年、一番スマートな方法はショートカットアプリです。
手順:
- ショートカットアプリを開く
- 「オーディオから着信音を作成」ショートカットをギャラリーから追加
- 音楽アプリから曲を選択
- 30秒以内にカット(自動でやってくれる)
- m4r形式で保存
GarageBandより3倍速いと評判です。
着信音が勝手に戻るバグの真相
iOS 17.4〜17.5で多発していた「カスタム着信音が標準に戻る」問題。
iOS 17.6以降でほぼ解決しています。
それでも発生する場合:
- 設定>サウンドと触覚>着信音
- もう一度カスタム着信音を選び直す
- サイドボタンで強制再起動
これで直るケースがほとんどです。
H2:年代別・聴覚特性別ベストチューニング
「年取ったら高音が聴こえづらくなった」
「若い頃みたいなドンシャリは疲れる」
聴覚は10年ごとに変化します。
音響医学会のデータを元に、年代別おすすめ設定をまとめました。
10-20代:フルスペック体験ゾーン
- 空間オーディオ:ヘッドトラッキングON(臨場感重視)
- イコライザ:ラウドネス or ロック
- 注意:高音域の聴取限界は平均18.5kHz。ハイレゾの恩恵を受けられる最後の世代。
30-40代:クリアネス重視ゾーン
- 空間オーディオ:固定(疲れにくい)
- イコライザ:音声強調 or フラット
- 3-5kHz帯域(子音域)の聴こえが変化。「会話ブースト」が効く年代。
50代以上:イージーリスニングゾーン
- モノラル音声:ON(ステレオの広がりより、中央定位で明瞭に)
- イコライザ:高音域強調(+3dB程度)
- 設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル
- 左右バランス:聴こえやすい耳側に調整
- 電話ノイズキャンセリング:常時ON
「聴こえづらいな」と感じたら、恥ずかしがらずにアクセシビリティ設定を使いましょう。
補聴器じゃない。
iPhoneの、れっきとした標準機能です。
H2:まとめ|iPhoneの音は、設定でここまで変わる
2026年現在、iphoneのオーディオ能力はハードウェア的には完成の域に達しています。
あとは使いこなすだけ。
この記事で紹介した設定、全部試しましたか?
今日からすぐできること:
- コントロールセンターのマイクモードを「ボイスアイソレーション」に
- イコライザを「音声強調」にして歌詞の聴こえ方をチェック
- バックグラウンドサウンドで集中力アップ
お金をかけるなら優先順位を間違えない:
- まず純正変換アダプタ(まだ持ってない人)
- 次にイヤホン/ヘッドホン本体
- 高級DACはそれからで十分
「音が出ない」トラブルの9割は、サイレントスイッチかBluetoothか集中モード。
まずここを疑うクセをつけましょう。
この記事を書いた人
家電量販店のスマホコーナーに10年勤務したのち、独立。
年間200台以上のiPhone修理・設定対応を行うプロ。
「難しいことを簡単に」がモットー。
X(旧Twitter)で毎日iPhone Tips発信中。
※記事内の情報は2026年2月時点のiOS 18.2ベースです。
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