おすすめのミニPCベアボーン5選！自作初心者でも簡単に組める高性能モデル

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最近よく耳にする「ミニPC」や「ベアボーン」。
省スペースでデスクまわりをすっきりさせたい人、在宅ワークや動画編集を快適にこなしたい人の間で人気が高まっています。
中でも、自分でメモリやストレージを選べる“ベアボーン型ミニPC”は、自作初心者にもおすすめの選択肢です。

ここでは、ベアボーン型ミニPCの基本から選び方、そして2025年時点でおすすめできる5つのモデルを紹介します。

ベアボーン型ミニPCとは？自作初心者でも扱いやすい理由

「ベアボーン（barebone）」とは、英語で「骨組み」という意味。
PCの“基礎部分だけ”が完成した状態の製品を指します。ケース、マザーボード、CPU、電源がすでに搭載されており、ユーザーは自分でメモリやSSD、OSを追加して完成させます。

一般的な完成品PCと違い、必要な部分だけを自分で選んで構築できるのが特徴。
自作PCのような自由度を持ちながらも、基盤部分はメーカーが組み上げてくれているため、配線や組み立てで失敗する心配が少ないのが魅力です。

メリット

  • すでに持っているメモリやSSDを再利用できる
  • 性能を自分の用途に合わせてカスタマイズできる
  • 小型で静音、省電力
  • 完成済みPCより価格を抑えられる場合がある

デメリット

  • OSを別途購入・インストールする必要がある
  • メモリやSSDの規格を確認しないと互換性の問題が起きる可能性
  • グラフィックカードなどを後付けできないモデルが多い

それでも、「自作に興味はあるけど一から組むのは不安」という人には、ちょうどいいステップになります。

ミニPCベアボーンを選ぶときのポイント

1. 搭載CPU（またはSoC）

CPUはPCの頭脳。
ベアボーン型は多くの場合、CPUが固定されています。そのため、購入時に性能をしっかり確認することが大切です。

Web閲覧やOffice作業なら「Core i3／Ryzen 3」クラスで十分。
軽い動画編集やゲームもしたいなら「Core i5／Ryzen 5」以上を選ぶと安心です。

2. メモリとストレージ対応

対応規格（DDR4／DDR5）や最大容量を必ず確認。
SO-DIMM（ノート用）のみ対応しているモデルも多いので、手持ちパーツを使う場合は注意しましょう。
M.2スロットが2つ以上あるモデルだと、後からストレージを増設する余裕もあります。

3. 端子の種類と数

USBポート（A／C／4／Thunderbolt）、HDMIやDisplayPort、LANポートの種類をチェック。
マルチディスプレイや外付けGPUを考えているなら、USB4またはThunderbolt対応のモデルが便利です。

4. 冷却と静音性

筐体が小さい分、熱がこもりやすいのがミニPCの課題。
ファンの音や排熱構造が工夫されているかも重要です。
VESAマウント対応でモニター背面に取り付けられるモデルなら、スペースをさらに節約できます。

5. 価格と拡張性のバランス

ベアボーンキット自体は安くても、メモリ・SSD・OSを足すと完成品より高くなるケースも。
長期的に使うなら、最初からスペックに余裕のあるモデルを選びましょう。

おすすめのミニPCベアボーン5選（2025年版）

ここからは、人気・性能・組み立てやすさのバランスに優れたおすすめモデルを5つ紹介します。
すべて初心者でも扱いやすく、実用性も高い製品です。

1. ASRock DeskMini X300

コンパクトベアボーンの定番。
AMD Ryzen対応で、サイズはわずか約155×155mm。
最大64GBのDDR4メモリを搭載でき、M.2スロット2基＋2.5インチベイも装備。
オフィスから軽いクリエイティブ用途まで対応できる万能型です。

静音性が高く、ファン音も気になりにくいのが魅力。価格も2万円台前半と手頃です。

2. ASRock DeskMeet X300

DeskMiniより一回り大きい代わりに、拡張性が格段にアップ。
フルサイズのGPUを搭載できる珍しい小型ベアボーンで、Ryzen 5000シリーズにも対応。
M.2スロット2基、SATAポート4基を備え、ゲーミング用ミニタワーを自作したい人にも人気です。

「小型でも本格的に使いたい」派にぴったり。

3. ASUS NUC 15 Pro Kit

Intel製NUCシリーズを継承したASUSモデル。
Core i5〜i7搭載の上位構成が選べ、USB4・HDMI2.1・DisplayPortなど豊富な端子を備えます。
ビジネス用途やリモートワークで安定性を求める人におすすめ。

組み立ても簡単で、内部アクセスは工具なしで可能。ASUSの信頼性を求める人にも好評です。

4. ASRock 4×4 BOX-V1000M

コスパ重視のエントリーモデル。
AMD Ryzen Embedded V1605B（4コア8スレッド）を搭載し、一般的な作業なら快適にこなせます。
中古市場でも見かけることがあり、初めてのベアボーン体験にも最適。
VESAマウント対応で、モニター裏に取り付けてスマートに設置できます。

5. Minisforum EliteMini B550

高性能志向のユーザーに人気のモデル。
Ryzen 7 5700G対応で、メモリは最大64GBまで拡張可能。
デュアルHDMI＋DisplayPort＋USB4を搭載し、4画面出力にも対応します。
冷却性能が高く、動画編集や軽めの3D作業にも余裕があります。

自作の自由度を保ちつつ、省スペースで高性能を求めるならこれが本命です。

自作初心者でも失敗しない組み立てのコツ

  1. メモリとSSDは相性をチェック
    　マザーボードの対応規格（DDR4／DDR5、NVMe／SATA）を必ず確認。
  2. 放熱シートやサーマルパッドを活用
    　SSDの熱対策をしておくと長持ちします。
  3. OSインストールはUSBメモリで
    　Windowsを別途購入するか、Linuxを無料で試すのも手。
  4. BIOSアップデートを確認
    　最新BIOSにすることで互換性や安定性が向上します。
  5. ケーブルマネジメントを意識
    　小型筐体では配線が詰まりやすいので、エアフローを確保しましょう。

用途別おすすめモデルの選び方

それぞれに明確な個性があるので、用途と予算を基準に選ぶのが失敗しないコツです。

今後のトレンドと注意点

ミニPC市場は急速に進化しており、2025年は「AI支援CPU」「USB4／Thunderbolt対応」「2.5GbE LAN」など、より高性能化が進んでいます。
ただし、部品価格の変動が激しいため、メモリやSSDのコストも含めて比較することが重要です。

また、OSライセンスの扱いにも注意。
特にWindowsの再インストール時は、正規ライセンスを使用するようにしましょう。

まとめ：おすすめのミニPCベアボーン5選で、理想の1台を作ろう

ミニPCベアボーンは、自作初心者にとって「自分だけのパソコン」を手軽に作れる最高の入口です。
手のひらサイズなのに性能はデスクトップ並み。しかも必要なパーツだけを組み合わせられる自由度があります。

今回紹介した5モデルは、性能・静音性・拡張性のバランスが取れた人気機種ばかり。
あなたの用途に合った1台を選んで、ぜひベアボーンPCの魅力を体験してみてください。

小さくてもパワフルな“自作の楽しさ”が、ここから始まります。

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