あなたは今、こんなことで迷っていませんか?
「iPhone X用のケースが気に入っているけれど、機種変更でiPhone XSにしたら使えなくなった…」
「反対に、友達からiPhone X用のケースをもらったけど、私のiPhone XSに合うのかな?」
「結局、iPhone Xと同じサイズのiPhoneってどれ?」
どれもとてもよくある、そして切実な悩みです。特に、お気に入りのデザインのケースは手放したくないですよね。
安心してください。結論からお伝えすると、iPhone X用のケースは、iPhone XSとほぼ互換性があります。しかし、ここで言う「ほぼ」がとても重要。100%問題ないわけではなく、ケースの種類によっては注意が必要なのです。
この記事では、iPhone Xと全く同じケースが使える「サイズ互換モデル」を、カメラの違いやケースの素材別に徹底解説。あなたのiPhoneと愛用のケースを、無理なく、安全にマッチングさせるための最終ガイドです。
iPhone Xの基本サイズと、ケース互換性の「絶対条件」
まず、互換性の基本となるiPhone X本体のスペックを確認しましょう。
- 高さ: 143.6 mm
- 幅: 70.9 mm
- 厚さ: 7.7 mm
- 重量: 174 g
- ディスプレイ: 5.8インチ
ケースの互換性を考える上で、もっとも重要な原則はただ一つ。
「サイズ(高さ、幅、厚さ)が完全に一致していること」 です。
一見当たり前のようですが、ここが全てのスタート。サイズが違えば、どんなに頑張ってもケースはフィットしません。しかし、サイズが合っていれば絶対に大丈夫かというと、そうとも限らない。そこに次の重要な要素、「カメラレンズの配置」と「ボタン位置」が関わってくるのです。
結論:iPhone Xと完全にサイズが同じモデルは「iPhone XS」だけ
様々な比較データと実際の検証結果から、iPhone Xと寸法(高さ、幅、厚さ)が完全に同一のモデルは、直接の後継機種であるiPhone XSのみです。両機種とも5.8インチのディスプレイを採用しています。
つまり、物理的なサイズだけで言えば、iPhone X用のケースはiPhone XSに、iPhone XS用のケースはiPhone Xに装着できる、ということになります。
では、「完全互換」と喜んでいいのか? 残念ながら、ここで先ほど述べた「ほぼ」という言葉の意味が生きてきます。サイズは双子でも、顔(カメラ)の造形が微妙に違うのです。
要注意!サイズが同じでも「カメラ」が違えばケースは合わない
iPhone XSのデュアルカメラシステムは、iPhone Xのものと比べて、上下方向に約1mmほど大きく設計されています。
この1mmの差が、ケース選びの命運を分けます。
- もしあなたのケースが…「柔軟性のあるソフトケース(TPU/シリコン製)」なら、まず問題なし。
素材が伸縮するので、この微妙な大きさの差を吸収してくれます。多くのユーザーが実際にiPhone X用のソフトケースをXSでそのまま使い続けられています。 - しかし、もしあなたのケースが…「硬質プラスチックや金属のハードケース」で、かつ「カメラホールがピッタリ形状」なら、要注意。
カメラレンズの端がケースに干渉してしまう可能性があります。最悪の場合、ケースの脱着が非常に困難になったり、無理に装着することでカメラレンズを傷つけるリスクさえあります。
この「カメラの1mm差」をどう考えるか。これが、iPhone XとiPhone XSのケース互換性における最大のポイントです。
「iPhone 11 Pro」はサイズが同じ?実は微妙に違うという事実
「5.8インチのiPhoneといえば、iPhone 11 Proもあるのでは?」と思ったあなた、その観察は正しいです。しかし、ケースの互換性という面では、iPhone 11 Proは「非互換」と考えてください。
その理由は明確なサイズ違いにあります。
iPhone 11 Proのサイズは、高さ144.0mm、幅71.4mm、厚さ8.1mm。先ほどのiPhone Xのサイズ(高さ143.6mm、幅70.9mm、厚さ7.7mm)と比べると、すべての面でわずかに大きく、特に厚みが増しています。
さらに、カメラがトリプルレンズに進化したため、カメラモジュール自体の大きさとレイアウトが大きく変更されました。物理的にサイズが異なり、カメラの形状もまるで違う。つまり、iPhone X用のケースを無理やり装着することは、ほぼ不可能なのです。
ケースの素材・タイプ別!互換性の高い順に解説
ここで、あなたが持っている(または買おうとしている)ケースのタイプ別に、互換性の度合いを詳しく見ていきましょう。この部分が、あなたの具体的な答えになります。
グループ1:互換性が「非常に高い」ケース
- 素材: TPUやシリコンなどの柔軟性のあるソフトケース。
- 理由: 素材の伸縮性がサイズの微差やカメラの大きさをカバー。装着時のストレスも少ない。
- 判断: iPhone X ↔ iPhone XS の相互利用で、ほぼ問題ないと考えて良いでしょう。
グループ2:互換性が「あるが、要確認」のケース
- 素材: ポリカーボネート、金属、天然木などの硬質ハードケース。
- 理由: ケースの「カメラホールの設計」が全て。余裕を持たせた大きな開口部ならOK。レンズ形状にピッタリフィットする設計なら、前述の干渉リスクあり。
- 判断: 実際に手持ちのケースのカメラ穴を確認するか、購入前なら商品画像で開口部の大きさをチェック。
グループ3:互換性が「ほぼ問題ない」ケース
- タイプ: 手帳型ケース(カバー部分が別れているタイプ)。
- 理由: 本体を包み込むフレーム部分さえサイズが合えば、カメラ部分の微妙なずれはカバーで隠れるため、影響が少ない。
- 判断: 実際の検証でも「手帳型ケースはiPhone XとXSで共用できた」という報告が多数。
グループ4:互換性を「メーカーは保証しない」ケース
- タイプ: Apple純正のレザーケースやシリコンケースなど。
- 理由: Apple自身がiPhone X用とiPhone XS用のケースを別々のモデルとして販売。最適なフィット感と保護性能を追求した結果です。
- 判断: 純正にこだわるなら、専用モデルを購入するのが無難。ただし、ソフトケースに近い素材なので、実用上は使える可能性も高い。
今日からできる!失敗しないケース選び実践ステップ
知識を踏まえて、実際に行動に移すための具体的な手順をまとめました。
ステップ1: 自分のiPhoneのモデル名を正確に知る
「設定」→「一般」→「情報」と進み、「モデル名」を確認。これがすべての始まりです。
ステップ2: 既存ケースの「カメラホール」を観察する
iPhone XケースをXSで流用したい場合、ケースのカメラ穴に注目。ホールがレンズより明らかに大きく余裕があればグッドサイン。レンズ形に密着した設計なら、干渉の可能性を疑いましょう。
ステップ3: 新規購入時は「対応機種」表記を厳密にチェック
オンラインショップで購入する際は、商品説明や仕様欄にある「対応機種」のリストを必ず確認。「iPhone X/XS対応」と明記されている商品が最も安心です。
ステップ4: 優先順位を決める – 「保護」vs「デザイン/コスト」
- 落下衝撃からの保護を最優先する方へ: たとえサイズが合っても、専用設計でないケースは保護性能が最適化されていません。自身の機種専用と明記されたケース、特に耐衝撃設計のものを選びましょう。
- デザインやコストを優先する方へ: 互換性の高いソフトケースや手帳型ケースを選択肢に。その際は、返品可能な店舗で購入したり、実際のユーザーレビューで互換性の口コミを探すのが賢い方法です。
まとめ:iPhone Xと同じサイズのケースが使えるのは?
ここまでお伝えしてきたことを、一言でまとめます。
iPhone Xと全く同じ本体サイズを持つのはiPhone XSのみ。したがって、iPhone X用ケースはiPhone XSで「ほぼ」使える。
この「ほぼ」を決定づけるのは、ケースの素材と、カメラ開口部の設計です。ソフトケースなら心配無用。ハードケースなら、カメラホールに余裕があるか要チェック。
そして、5.8インチの後継機であるiPhone 11 Proは、サイズもカメラも全てが違う「別物」。ケースの互換性は考えない方が良いでしょう。
あなたの大切なiPhoneを守り、お気に入りのスタイルを楽しむためには、この「サイズ互換」の知識が大きな力になります。この記事が、あなたのスマホライフを少しでも快適で、スマートなものにする手助けとなれば幸いです。
iPhone Xのケース選びの迷いが、これで晴れますように。
