「iPhone Xって、大きいのかな、小さいのかな?」
今でも中古市場で根強い人気があり、検索されることも多いiPhone X。その魅力の一つが、ちょうどいいサイズ感なんです。発売から数年が経った今でも、「片手で使いやすい」「ポケットにすっと収まる」と評価される、あの絶妙なバランスについて、詳しくひも解いていきましょう。
iPhone Xのサイズ、数字で見るとこうなる
まずは基本的なスペックから確認です。
- 高さ:143.6mm
- 幅:70.9mm
- 厚さ:7.7mm
- 重量:174g
- ディスプレイ:5.8インチ(オールスクリーン Super Retina HD)
この数字だけを見てもピンと来ないかもしれません。最大の特徴は、当時としては画期的だった「画面の端までディスプレイが広がるオールスクリーンデザイン」を採用したこと。これにより、従来の5.5インチモデルであるiPhone 8 Plusと比べて、本体は格段にコンパクトになりながら、表示領域はさらに広がったのです。
「より小さな手に、より大きな世界を」を体現した、まさにデザインの転換点と言えるモデルでした。
実感がすべて!iPhone Xのサイズ感を比べてみよう
数字よりも大切なのは、実際に手に持った感じ、つまり「体感サイズ」です。いくつか比較してみると、その絶妙さがよくわかります。
iPhone 8 Plus(5.5インチ)と比べると?
「5.8インチは5.5インチより大きいんだから、本体も大きいんでしょ?」と思いがちですが、実は逆です。
- iPhone 8 Plusの幅は約78.1mmで、iPhone Xの70.9mmより7mm以上も広いです。
- つまり、iPhone XはiPhone 8 Plusよりもスリムで握りやすい本体に、より大きな画面を詰め込むことに成功したのです。当時これは大きな衝撃でした。
今主流の6.1インチモデルと比べると?
現在多くの人に選ばれている6.1インチのiPhone 15などのモデルと比べてみましょう。
- 6.1インチモデルは、高さ・幅ともにiPhone Xよりほんの少し大きめです。
- この「ほんの少し」の差が、片手での親指の届く範囲やポケットに入れた時のフィット感に確実に違いを生みます。
- iPhone Xのサイズは、大画面を楽しみつつ、片手操作の心地よさを諦めたくない人にとっての「黄金比率」 と言えるでしょう。
こんなあなたに、iPhone Xのサイズは刺さる!
iPhone Xのサイズ感が特にマッチするのは、どんな人でしょうか?
- 「最新の大きなiPhoneは重くて疲れる…」と感じる人
- 174gという重量は、現在のプロモデル(220g前後)と比べると軽快に感じます。手の小さな女性や、通勤・通学中に長時間スマホを持ち続ける人にはうれしい重さです。
- 片手操作にこだわりがある人
- 幅が約71mmと比較的狭いため、親指が画面の反対側の端まで届きやすく、片手でスムーズに操作できます。
- ポケットにすっきり収めたい人
- ジーンズの前ポケットなどに無理なく収まり、しゃがんだ時に邪魔になりにくいサイズです。鞄の中でもかさばりません。
「性能は最新じゃなくていいから、使いやすさとコンパクトさを最優先したい」という人にとって、iPhone Xのフォルムは今でも十分に魅力的な選択肢です。
知っておきたい!iPhone Xサイズの実用Q&A
中古での購入や、継続利用を考える際に気になる実用的な疑問に答えます。
Q. ケースやフィルムは今でも買える?他の機種と共用できる?
A. 問題なく購入可能です。ただし、共用には注意点が。
- 画面保護フィルム:iPhone Xと同じ5.8インチでノッチ形状も同一の、iPhone XSやiPhone 11 Pro用のフィルムがほぼそのまま使えます。製品によっては「X/XS/11Pro対応」と明記されているので、探しやすいです。
- ケース:本体サイズが全く同じiPhone XS用のケースとは基本的に共用できます。ただし、カメラのレンズ配置や大きさが微妙に異なるモデルもあるので、ぴったりフィットを求める場合は「iPhone X専用」と記載されたものを選ぶのが無難です。多くのメーカーがまだラインナップを維持しているので、選択肢は豊富です。
Q. 2024年現在、まだ実用に耐える?
A. 使用用途によって、まだまだ現役です。
これはサイズの話だけでなく、性能面も含めた総合的な判断が必要です。
- OSのサポート:iPhone Xは、最新のiOS 17以降にはアップデートできません。最終バージョンはiOS 16で固定されています。これはアプリの将来のバージョンによっては、いずれ使えなくなる可能性があることを意味します。
- セキュリティアップデート:Appleは販売終了後も数年間は重要なセキュリティアップデートを提供します。まだ完全にサポートが切れたわけではないですが、最新機種に比べると脆弱性のリスクは時間とともに高まります。
- 実用性能:SNS、動画視聴、Web閲覧、メール、音楽など、日常の基本的な用途にはまったく問題ありません。ただし、最新の高負荷な3Dゲームや、4Kでの本格的な動画編集などをお考えなら、処理速度やバッテリー面で物足りなさを感じるかもしれません。
結論として、以下のような使い方には今でもおすすめできます。
- サブ機として、またはお子様の初めてのスマホとして。
- 「とりあえず使えるスマホが欲しい」という期間限定のつなぎ機として。
- 最新機能を必要とせず、基本機能で十分というユーザーのメイン機として。
その際の最大のメリットが、この記事のテーマである「手になじむ絶妙なサイズ感」なのです。
大きすぎず、小さすぎず。iPhone Xのサイズは今も色あせない魅力
いかがでしたか?iphone xのサイズは、単なる数字以上の「使い心地」に結晶化した設計思想だと感じます。
画面は大きくなったけれど、本体はむしろコンパクトに。技術の進歩で可能になった、当時としては「魔法」のようなバランスでした。現代ではより大きな画面が主流となっていますが、それゆえに、この片手で包み込めるようなサイズ感が懐かしく、また新鮮に感じられるのかもしれません。
スマホは毎日何時間も手にする相棒です。スペック表の数値よりも、「いかに自分の手と生活にしっくり馴染むか」が、実は一番大切なのかもしれませんね。最新機種の巨大化に少し疲れたら、この「ちょうどよさ」を追求したiPhone Xのデザインを、もう一度思い出してみてはいかがでしょうか。
iPhone Xのサイズ感は絶妙!5.8インチディスプレイの黄金バランスを解説
結局のところ、iPhone Xのサイズの真髄は「バランス」という一言に尽きます。大きすぎる画面と重い本体に振り回される毎日から、少しだけ自由になって、手のひらに収まる「ちょうどいい」を再発見してみる。スマホ選びの、とても素敵な視点をiPhone Xは今でも教えてくれている気がします。
