何気なく入れたあのアプリ、気づいたらほとんど使っていなかった…なんて経験、誰にでもありますよね。でもいざ削除しようとすると、「データは消えちゃうかな?」「実は大事な情報が入ってるかも」と、少し不安になったりしませんか? この記事では、そんなあなたのためのiPhoneアプリ削除の基本から裏技まで、あらゆるノウハウをわかりやすくご紹介します。ストレージの空き容量を増やし、iphoneを軽やかに使いこなすための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
どうしてアプリを削除したいの? あなたの目的を整理しよう
iPhoneからアプリを消したい理由は人それぞれ。まずは自分の目的をはっきりさせると、後でご紹介する「最適な方法」が選びやすくなります。あなたに当てはまるものはありますか?
- とにかくストレージを空けたい:写真を撮りたいのに「ストレージがいっぱいです」と表示されて困っている。大容量のゲームや動画編集アプリが容量を圧迫している。
- ホーム画面をスッキリ整理したい:画面がアプリアイコンでごちゃごちゃ。使わないアプリは片付けて、よく使うアプリを見やすくしたい。
- 動作を軽く、快適にしたい:なんとなく動作が重い、反応が鈍い。使っていないアプリがバックグラウンドで負荷をかけているかもしれない。
- 個人情報が心配:一度使ったきりのショッピングアプリやサービス。登録した情報が残ったままなのは気になる。
今日から使える! 3つの削除方法とその違い
実は、アプリを消す方法は一つじゃありません。「削除」だけが答えではないんです。目的に合わせて、3つの選択肢から選んでみてください。
方法1:完全に「削除」する(データも全て消えます)
これが一番オーソドックスな方法。アプリ本体と、その中に保存された全てのデータ(ゲームのセーブデータ、ログイン情報、設定など)をiphoneから完全に消し去ります。もう二度と使わない、あるいは不具合があって最初から入れ直したいアプリに最適です。
操作方法はカンタン2通り:
- ホーム画面から削除:消したいアプリのアイコンを長押し(ピクピクと震え始めます)>「アプリを削除」をタップ>確認ポップアップで「削除」を選択。これだけです。
- 設定メニューから削除:「設定」アプリ >「一般」>「iPhoneストレージ」と進みます。ここには、容量の大きい順にアプリが表示されるので、容量を食っている“犯人”を効率的に特定できます。削除したいアプリをタップして「アプリを削除」を選びましょう。
方法2:賢く節約「アプリを取り除く(オフロード)」を使う
iOSの超便利機能です。「アプリ本体だけを削除して、データ(ドキュメントと設定)は残す」という、まるで魔法のような操作。アイコンは薄いグレーで残り、タップすると再ダウンロードされますが、その時には以前のデータがそのまま引き継がれます。
これがオススメなのはこんな時:
- セーブデータを残したまま、ゲームの巨大な本体容量だけを開放したい。
- ログイン情報を保持したまま、SNSアプリの容量を一時的に減らしたい。
- 使用頻度は低いけど、たまに使う時に設定をいちいちやり直すのは面倒なアプリ。
操作方法:
「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」> 対象のアプリを選択 >「アプリを取り除く」をタップ。また、「非使用のアプリを取り除く」という自動設定もあり、これをONにすると使っていないアプリをiphoneが自動でオフロードしてくれます。ストレージ管理の強い味方ですね。
方法3:見た目を整理「ホーム画面から取り除く」
アプリを削除もオフロードもしたくない、ただホーム画面からアイコンを片付けたいだけ。そんな時はこの方法です。アプリ本体もデータも消えず、アプリライブラリ(ホーム画面をめいっぱい左にスワイプした先の画面)に移動されるだけです。
操作方法:
アイコン長押し >「アプリを削除」をタップ > 表示されるメニューで「ホーム画面から取り除く」を選択。これでスッキリです。
削除できない! そんな時の3大原因と確実な解決策
「あれ、削除メニューが出ない」「消せない!」と焦ったことはありませんか? 必ず次のいずれかの原因です。順番に確認してみてください。
原因その1:そもそも削除できない内蔵アプリです
iphoneに最初から入っている「電話」「設定」「メッセージ」「カメラ」「Safari」などのコアアプリは、システムの根幹に関わるため削除できません。どうしても目に入れたくない場合は、「ホーム画面から取り除く」で非表示にするか、スクリーンタイムの「コンテンツ制限」で使用を制限する方法があります。
原因その2:スクリーンタイムの「機能制限」がONになっている
お子様のスマホ利用を制限するための便利な機能ですが、これがONになっているとアプリ削除がロックされていることがあります。確認してみましょう。
解決策: 「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」>「iTunesおよびApp Storeでの購入」を開き、「アプリの削除」が「許可」になっているか確認します。
原因その3:単なる一時的なシステムの不調
電子機器あるあるです。ちょっとした不具合でメニューが反応しなくなることがあります。
解決策:iphoneを再起動してみてください。機種によって方法が違うのでご注意を(iPhone X以降は、音量ボタンのどれか1つとサイドボタンを同時に長押し、スライダーが出たらドラッグします)。これで多くの場合、問題は解決します。
削除前に絶対チェック! 後悔しないための3箇条
削除ボタンを押すその前に、一呼吸おいて確認したいことがあります。この一手間で、後から「しまった!」となることを防ぎましょう。
1. サブスクリプション契約は解約済み?
これが最も重要なポイントです。アプリを削除しても、そのアプリ内で申し込んだ月額や年額のサブスクリプション(定期購読)は自動的にキャンセルされません。削除しただけでは、気づかないうちに課金され続ける可能性があります。
必ず行う手順: 「設定」アプリ > 上部の自分のApple ID >「サブスクリプション」を開き、解約したいサービスがないか確認し、解約手続きを完了させてからアプリを削除しましょう。
2. 本当に消してもいいデータ? バックアップは?
ゲームの進捗、チャット履歴、編集途中の作品…。アプリを完全削除すると、これらは全て消えて二度と戻りません。必要なデータは、iCloudやアプリ内のバックアップ機能、あるいはパソコンへの保存を事前に行いましょう。
3. サービスの「退会手続き」は済んでますか?
これは大きな落とし穴です。通販サイトや金融アプリなど、あなたの個人情報を登録して利用しているサービスは、アプリを削除しただけではサービスから退会できません。まずはアプリ内やサービス公式サイトから正式な退会手続きを行い、その後でアプリを削除するようにしてください。
アプリ削除だけじゃない! キャッシュクリアでさらに容量アップ
アプリそのものは必要だけど、それが溜め込んだ「一時的なゴミファイル(キャッシュ)」が容量を圧迫していることがよくあります。主要アプリのキャッシュ削除方法を知っておけば、アプリを消さずに数GBを簡単に開放できるかも!
Safari: 「設定」>「Safari」>「履歴とWebサイトデータを消去」。閲覧履歴とCookie、キャッシュが一掃されます(自動入力のパスワード情報などは消えない設定もあります)。
LINE: LINEアプリ内の「設定」>「トーク」>「データの削除」>「キャッシュ」の「削除」ボタン。トーク履歴や保存した写真は残りつつ、表示の高速化のために蓄積されたデータだけを消せます。
X(旧Twitter): プロフィールアイコン>「設定とサポート」>「設定とプライバシー」>「アクセシビリティ、表示、言語」>「データ利用の設定」>「メディアストレージを削除」「ウェブサイトストレージを削除」。
Instagram、Facebook、多くのゲームアプリ: 実は、これらのアプリには公式のキャッシュクリア機能がありません。キャッシュを削除するには、一度アプリを完全に削除し、再インストールする必要があります。ゲームの場合は、この操作でローカルセーブデータが消えるリスクがあるので、事前にクラウドセーブ(iCloudやゲーム内アカウント連携)に対応しているか必ず確認してくださいね。
アプリを消した後も安心。よくあるQ&A
Q. 削除したアプリ、またダウンロードしたいんだけどお金かかる?
A. 一度購入または無料ダウンロードしたアプリは、あなたのApple IDに紐づいています。App Storeを開き、右上のアカウントアイコン>「購入済み」>「このiPhone上にない」から、過去の全アプリが一覧表示されるので、そこからタップすれば再ダウンロードできます。有料アプリも再度課金されることはありません。
Q. 「削除」と「取り除く(オフロード)」、結局どっちがお得?
A. 目的次第です!
- 完全に不要、不具合がある → 「削除」
- データは残したい、たまに使う → 「取り除く」
「取り除く」は、データを残せるスマートな節約術だと覚えておきましょう。
Q. キャッシュを消すと、ログイン情報やクレジットカード情報も消えちゃう?
A. ブラウザ(Safariなど)のキャッシュとCookieを削除すると、保存していたウェブサイトのログイン情報が消え、次回訪問時に再入力が必要になることがあります。ただし、iPhoneの「設定」>「パスワード」で管理されている自動入力情報や、Apple Payの設定は通常影響を受けません。クレジットカード情報は各サイトやアプリ内に個別に保存されている場合が多いので、心配な方は削除前に確認を。
さあ、実践! あなただけの最適なiPhoneアプリ削除を
いかがでしたか? iPhoneアプリの削除は、ただ消せばいいという単純な作業ではなく、あなたの目的に合わせて「削除」「取り除く」「片付ける」の中から最適な方法を選ぶことが大切です。
まずは「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」を開いてみてください。あなたのiphoneを占領しているアプリの正体が一目瞭然です。大きな容量を使っているものから、「これはもう使わないな」というものは完全削除。「データは残したいな」というものはオフロード。そうして一つひとつ整理していくことで、ストレージにも心にも余裕が生まれるはずです。
この記事が、あなたのデジタルライフをより快適で整理整頓されたものにするきっかけになれば嬉しいです。さっそく今日から、スマートなiPhoneアプリ削除を始めてみましょう!
