「そろそろスマホを変えたいけど、AndroidからiPhoneにしたら今のデータはどうなるんだろう?」
「メッセージや連絡先、大事な写真は無事に移せるの?」
そんな不安を抱えているあなたに、安心して乗り換えられるAndroidからiPhoneにする方法を徹底解説します。多くの人が懸念するデータ移行は、実は公式ツールを使えば驚くほど簡単。この記事では、移行の準備から完了後の調整まで、一歩ずつ丁寧にご案内します。
移行前の準備:これだけはやっておこう!
新しいiphoneの箱を開ける前に、ほんの少しの準備をするだけで、移行作業は格段にスムーズになります。焦らずに、この3つのステップを済ませましょう。
まずは、今使っているAndroidスマホのデータを確認・整理します。
| 移行前に確認・整理する項目 |
|---|
| 写真や動画:Googleフォトやクラウドにバックアップがあるか確認。不要な写真は整理して、移行時間を短縮できます。 |
| ストレージ容量:Androidスマホ内のデータ量を確認。新しいiphoneの空き容量を上回っていないかチェック。 |
| 移行が難しいデータ:後述する「LINEのトーク履歴」や端末内の音楽ファイルなどは別途対策が必要です。 |
次に、必要なアイテムを揃えましょう。
- 充電器:移行作業中、両方のスマホが充電できる状態が理想です。
- Wi-Fi環境:安定した高速Wi-Fiネットワークが必須。通信が不安定だと、転送が途中で失敗する原因になります。
- Apple ID:事前に作成しておくとスムーズです。まだの方は、移行後に作成しても全く問題ありません。
最後に、最も重要な心構えです。
「必ずバックアップを取る」
公式ツールは優秀ですが、万が一に備えて、Androidスマホの大切なデータはGoogleアカウントへの同期や、手動でのバックアップ(パソコンへのコピーなど)を行っておくことを強くお勧めします。これで準備は万全。いよいよ本番の移行作業に入りましょう。
本番!「iOSに移行」アプリでデータをスマートに移動
ここからが核心です。Appleが公式に提供している「iOSに移行」アプリを使えば、連絡先、メッセージ(SMS)、写真・動画、メールアカウント、カレンダーなど、生活の基盤となるデータをまとめて簡単に移せます。
具体的な手順をステップバイステップでご紹介します。
ステップ1:新しいiphoneでセットアップを開始
- 新しいiphoneの電源を入れます。
- 言語や地域を選択し、「クイックスタート」画面が表示されたら、「アプリとデータ」画面まで進みます。
- ここで「Androidからデータを転送」のようなオプションを選択します(画面表示はiOSのバージョンにより若干異なります)。
ステップ2:Androidスマホで「iOSに移行」アプリを準備
- AndroidスマホのGoogle Playストアで「iOSに移行」と検索し、Appleが提供するアプリをインストールして開きます。
- アプリ内の指示に従い、「同意して続行」をタップします。
ステップ3:2つのデバイスを接続
- ここで画面の指示が非常に重要です。iphoneの画面に表示される数字のコード(6桁または10桁) を、Android側の「iOSに移行」アプリに入力します。
- これにより、2台のスマホが安全な専用Wi-Fiネットワークで直接接続されます。
ステップ4:転送するデータを選択して開始
- 接続が完了すると、Androidスマホの画面に移行できるデータのリストが表示されます。
- 「連絡先」「メッセージ履歴」「写真とビデオ」など、移行したい項目にチェックを入れ、「転送開始」をタップします。
- 後は転送が完了するのを待つだけ。データ量によりますが、数分から数時間かかる場合があります。この間、両方のスマホを電源につないだまま、近くに置いておき、操作しないでください。接続が切れると転送が失敗する可能性があります。
転送が100%完了すると、新しいiphoneの方で設定を続行するよう促されます。ここまで来れば、メインのデータ移行はほぼ完了したも同然です!
要チェック! 特に注意したいデータの個別対応
「iOSに移行」アプリは便利ですが、OSの根本的な違いにより、自動では移せない、または特別な対応が必要なデータがあります。ここを理解しておかないと、「あのデータが消えてしまった!」と後悔することになりかねません。特に重要な2点について詳しく説明します。
LINEのトーク履歴を残す方法
AndroidとiOSの間でLINEを移行する場合、最も注意が必要な点です。
まず、知っておくべき基本ルール:
- 無料で使える「かんたん引き継ぎ」で移せるのは、直近14日間のトーク履歴のみです。
- 14日より前の大切なトーク履歴もすべて残したい場合は、月額130円(税込)の有料サービス「プレミアムバックアップ」を利用する必要があります。移行前にAndroid側でバックアップを作成し、移行後にiPhone側で復元する流れになります。
手順は次のとおりです(無料の「かんたん引き継ぎ」の場合)。
- AndroidスマホのLINEで:「設定」→「トーク」→「かんたん引き継ぎ」を開き、「かんたん引き継ぎQRコードを表示」をタップ。
- 新しいiphoneのLINEで:同じLINEアカウントでログイン後、QRコード読み取り画面を表示して、Android側のQRコードを読み取る。
※超重要注意点※
購入済みのLINEコイン(未使用分) や、ゲーム内通貨(LINEリズムフラッグなど)は、OSを跨ぐ移行では引き継ぐことができません。移行前に使い切ることを強くお勧めします。
その他の「移行対象外」データの対策
その他、以下のデータは自分で移動させる必要があります。
音楽ファイル、PDF、書籍など
- 音楽サービス(Apple Music, Spotify等)を経由せず、スマホ本体に直接ダウンロードしたファイルは自動移行されません。
- 対策:パソコンを介して手動でコピーするか、Google ドライブやDropboxなどのクラウドストレージを利用して、iPhone側にダウンロードし直します。
一部のアプリのデータ
- アプリ自体はApp Storeから改めてインストールしますが、ゲームのセーブデータやアプリ内の設定などは、そのアプリがクラウド連携(iCloudや独自アカウント)に対応していない限り引き継げません。
- 対策:移行前に、アプリ内にデータをクラウド保存する機能がないか確認しましょう。
一部の電子マネーの残高
- 「おサイフケータイ」(一部キャリア)や「モバイルWAON」など、Android独自の技術を使った電子マネーは、残高をiPhoneに移せません。
- 対策:移行前に残高を使い切るようにしましょう。
- 一方、「モバイルSuica」や「モバイルPASMO」、Apple Pay対応のクレジットカードは、アプリを再設定すれば問題なく利用できます。
移行完了! iPhoneライフを快適にスタートさせるための最初の一歩
無事にデータが移行できたら、最後の仕上げです。新しいiphoneの使い勝手をよくするための、最初の設定をいくつかご紹介します。
必須アプリをダウンロード
- App Storeを開き、必要なアプリ(銀行アプリ、交通系アプリ、SNSなど)を改めてインストールします。ほとんどのサービスは、同じIDとパスワードでログインすれば続けて使えます。
操作性の違いに慣れる
- Androidとの一番の違いは「戻るボタン」がないこと。iPhoneでは、画面の左端から右に向かってスワイプするのが基本的な「戻る」操作です。
- 画面の上端から下にスワイプすると「通知センター」、下端から上にスワイプすると「コントロールセンター」が開きます。少し練習すれば、すぐに慣れるでしょう。
Appleの世界を体験してみる
- iPhoneに乗り換えたなら、Appleが提供する連携機能「連続性」を試してみる価値大です。
- 例えば、MacやiPadを持っているなら、iPhoneでウェブサイトを読み始め、Macでその続きをシームレスに開く「Handoff」機能が使えます。
- AirPodsなどのBluetooth製品も、一度設定すればApple IDで紐づき、全てのデバイスで自動的に接続されます。
まとめ:正しい手順さえ知れば、AndroidからiPhoneへの移行は怖くない
いかがでしたか?
この記事でご紹介した「AndroidからiPhoneにする方法」は、決して複雑なものではありません。核心は、公式ツール「iOSに移行」アプリを正しく使うことと、LINEなど自動移行できないデータを個別にケアすること。この2点を押さえておけば、大切なデータを失うリスクを最小限に抑えながら、スムーズに乗り換えられます。
新しいiphoneは、高いセキュリティ、長期間にわたるOSサポート、そして洗練された使い心地が魅力です。移行の一歩を踏み出す勇気が出たなら、ぜひこのガイドを参考に、快適なiPhoneライフの始まりを楽しんでください。最初は操作性の違いに戸惑うかもしれませんが、多くのユーザーが「数日で慣れた」と語っています。さあ、あなたも次の一歩を踏み出してみませんか?
