iPhoneで5Gが使えない…そんなお悩み、抱えていませんか? 「せっかく最新のiphoneに機種変したのに、なんだか思ったより速くない」「設定が複雑でよくわからない」そんな声をよく耳にします。実は、iPhoneで5Gを快適に使うためには、「対応機種」「契約プラン」「正しい設定」 この3つの条件がすべて揃っていることが絶対条件なんです。
この記事では、あなたのiPhoneが5Gを最大限に活かせるよう、具体的なチェックポイントと設定方法を、会話形式でわかりやすく解説していきます。最後まで読めば、モヤモヤがスッキリ解決するはずです。
まずはここから!あなたのiPhone、5Gに対応している?
すべての始まりは、お手持ちの機種確認から。最新機種なら大丈夫、と思いがちですが、実は5G対応には明確なラインがあります。
5G対応の第一号は、2020年秋に登場したiPhone 12シリーズです。 つまり、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max以降に発売された全てのモデルが対象となります。具体的には以下の通りです。
- iPhone 13 シリーズ(13, 13 mini, 13 Pro, 13 Pro Max)
- iPhone 14 シリーズ(14, 14 Plus, 14 Pro, 14 Pro Max)
- iPhone 15 シリーズ(15, 15 Plus, 15 Pro, 15 Pro Max)
- iPhone SE(第3世代)
一方で、以下の機種は残念ながら5Gには対応していません。どれだけ高性能なプランに加入しても、通信は4G(LTE)のままです。
- iPhone 11 シリーズ以前のすべてのモデル
- iPhone SE(第2世代)
「ミリ波」についての重要な事実: アメリカなどで話題の超高速5G「ミリ波」ですが、日本国内で正式に販売されているiPhoneは、すべてこのミリ波には対応していません。日本の携帯キャリアが提供する5Gは「Sub-6」と呼ばれる周波数帯が中心ですから、こちらを意識すればOKです。
意外と見落としがち!キャリアの5Gプラン加入をチェック
機種が5G対応でも、肝心の契約プランが対応していなければ、宝の持ち腐れです。5G通信を利用するには、お使いの携帯電話会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)の「5G対応プラン」に加入していることが必須条件です。
特に機種変更のタイミングでは、端末だけ新しくしてもプランが古いまま、というケースが少なくありません。料金プランの詳細を確認し、「5G」や「データMAX」といった5Gサービスが含まれるプランに切り替えられているか、必ず確認しましょう。最近では、通信速度が制限される容量制限プランもあるので、ご自身のデータ使用量に合ったプランを選ぶことも快適な5G生活のコツです。
設定画面をのぞいてみよう!iPhoneを5Gネットワークに接続する方法
さあ、機種もプランもOKなら、次はiPhone本体の設定です。ここを間違えると、いつまでも5Gの恩恵を受けられません。たった数ステップで完了しますので、一緒に見ていきましょう。
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「モバイル通信」をタップします。
- 「通信のオプション」を選択し、「音声通話とデータ」をタップします。
- ここに選択肢が表示されます。
この最後のステップに、重要な2つのモードがあります。
- 5Gオート(推奨): これが多くの人にとって最も賢い選択です。iPhoneが自動的に状況を判断し、必要な時は5Gに、バッテリー節約や安定性を優先する時は4Gに切り替えてくれます。普段使いは、まずこの設定で問題ありません。
- 5Gオン: 常に5G接続を優先します。動画の高画質ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードを頻繁に行う方には向いていますが、その分バッテリーの消耗は早くなりがちです。
基本的には「5Gオート」に設定しておき、必要に応じて切り替えるのがベストプラクティスです。
設定したのに繋がらない?よくあるトラブルと解決策
設定を済ませても「5G」の表示が現れない、速度が上がらない…。そんな時は、以下のステップを試してみてください。多くの場合、これで解決します。
- 機内モードのリセット: 一番手軽で効果的な方法です。画面を上から下にスワイプして開くコントロールセンターで、機内モードのアイコンを一度タップしてオン(飛行機マークがオレンジになる)にし、数秒待ってから再度タップしてオフにします。これで電波の再接続が行われます。
- OSを最新版にアップデート: 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新のiOSがインストールされているか確認しましょう。通信に関する不具合は、アップデートで修正されることがよくあります。
- ネットワーク設定をリセット: 上記でダメな時の最終手段。こちらは少し強力です。「設定」→「一般」→「転送またはデバイスをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を実行します。注意点として、これまで接続したWi-Fiネットワークのパスワードが全て削除されますので、必要なパスワードは控えておくか、覚悟の上で実行してください。
実は知らない5Gのリアル。期待と現実のギャップ
「5Gにしたけど、劇的に速くなった気がしない…」これは多くのユーザーが感じる本音です。その背景には、主に3つの理由があります。
- 利用している5Gの種類: 先ほども触れたように、日本のiPhoneで使えるのは「Sub-6」という周波数帯です。これは、一部の海外で話題の超高速「ミリ波」と比べると、速度面でのインパクトは穏やかです。
- ネットワークの過渡期: 現在の5Gは、4Gの設備を土台にした「NSA方式」が主流です。これが完全に5G専用設備の「SA方式」に移行すると、より低遅延で安定した通信が実現すると言われています。
- iPhoneの賢すぎる設計: 実はAppleのiPhoneは、5Gの電波状態が悪いと、ユーザーの体感速度を落とさないために、安定した4G/LTEに自動的に切り替える機能を持っています。これは「繋がらない」ストレスを減らす賢い設計ですが、「5Gを使えていない」と感じる原因にもなっています。
とはいえ、大容量の動画をサクサム視聴したり、アプリをストレスなくダウンロードしたりする場面では、その差をしっかり実感できるはずです。屋外でのテザリング(インターネット共有)が格段に快適になるのもメリットの一つです。
気になるバッテリー消費。5Gと上手に付き合うコツ
「5Gはバッテリーの減りが早い」という話も聞きますね。これは事実で、一般的に5G通信は4Gよりも消費電力が大きい傾向があります。特に電波状況が良くない場所では、端末が頑張って電波を探すため、よりバッテリーを消耗します。
この課題を軽減するための対策はいくつかあります。
- 基本は「5Gオート」モード: 常に最速を求める「5Gオン」モードより、スマートに切り替える「5Gオート」の方が、総合的なバッテリー持ちは良くなります。
- 「低データモード」を活用: 設定 > モバイル通信 > 現在使用中の回線(番号)内にある「低データモード」をオンにすると、背景でのデータ通信を制限し、バッテリー消費を抑えることができます。
- バッテリーそのものの健康状態を確認: 特にiPhone 12などの初期の5Gモデルをお使いの場合、機種自体が発売から数年経過しており、バッテリーの性能が低下している可能性があります。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で最大容量を確認してみましょう。80%を切っているようなら、バッテリー交換を検討する時期かもしれません。
未来はどうなる?5Gのその先を見据えて
技術の進歩は止まりません。近い将来、あなたのiphoneの通信体験はさらに進化しようとしています。信頼性の高い情報筋によれば、2026年以降に発売される新型iPhoneでは、基地局を経由しない「5G衛星インターネット」への直接接続が可能になると言われています。これが実現すれば、山奥や海上でもスマホ単体でネットに繋がる、そんな未来がやってくるかもしれません。
さらにその先には、2030年頃の実用化を目指す「6G」通信の研究開発がすでに始動しています。通信は私たちの生活の基盤ですから、これからの進化にも目が離せませんね。
まとめ:iPhoneの5G対応は3点セットで完璧に
いかがでしたか? iPhoneで5Gをフル活用する道筋は、意外とシンプルです。
- 機種: iPhone 12以降の5G対応モデルか確認する。
- プラン: 契約している携帯キャリアの5G対応プランに加入する。
- 設定: iPhone内の「モバイル通信」設定で「5Gオート」を選択する。
この3点が揃えば、あなたも快適な5Gライフの仲間入りです。現状の日本の環境では、広く浅くカバーする「Sub-6」が中心であるため、常に目に見える超高速を体感できるわけではありません。しかし、ネットワークの進化は確実に進んでおり、大容量通信が必要なシーンでの強力な味方になってくれることは間違いありません。
ぜひこの記事を参考に、あなたのiphoneの設定を見直し、モバイル通信の新しい可能性を開いてみてください。iPhoneの5G対応、正しい知識と設定で、その真価を引き出しましょう。
