まず知っておくべき、OPPO A79 5Gの「充電の真実」
あなたは今、OPPO A79 5Gの充電器選びで迷っていませんか? 「純正品が一番?」「手持ちの充電器は使えないの?」「なるべくお金をかけずに、それなりの速さで充電したい」というのが本音ではないでしょうか。
実は、OPPO A79 5Gには、大きな特徴があります。それは、充電器もケーブルも同梱されていないこと。これは端末の価格を抑えるためのメーカーの判断ですが、ユーザーである私たちは必ず別途用意する必要があるのです。
そして、もう一つの重要な事実。OPPO A79 5Gは、OPPO独自の急速充電規格「33W SUPERVOOC」に加えて、業界標準規格である「33W PPS(Programmable Power Supply)」にも対応しているという、ハイブリッドな能力を持っています。つまり、必ずしも「純正品でなければダメ」というわけではないのです。
この記事では、スペック表だけではわからない実用的な視点から、あなたの生活スタイルと予算にぴったりの充電器を見つけるための「知識」を余すところなくお伝えします。
最大の落とし穴! 「急速充電対応」だけでは不十分な理由
「うちにある、前のスマホの“急速充電対応”と書いてあるアダプターを使えばいいんでしょ?」
そう思ったあなた、かなり危険です。
多くの競合記事で見落とされている、最も重要なポイント。それは「PPS」という規格です。
OPPO A79 5Gが対応している33Wのスピードを引き出すには、単に「USB PD(Power Delivery)対応」と書かれた充電器では不十分なケースが多いです。必要なのは、その中でも特に「PPS対応」と明記されている製品。PPSは電圧と電流をきめ細かく調整できる機能で、OPPOの端末が要求する精密な電力供給に応えるためにほぼ必須と言えます。
具体的な実測データを見てみましょう。
- 一般的な20W PD充電器(PPS非対応): 出力は約13Wに留まります。最大33Wの能力に対して、かなり控えめなパフォーマンスです。
- 45W以上のPD充電器(PPS対応): 出力は約28Wまで向上します。純正品の33Wに肉薄する、非常に実用的な速度です。
- 純正33W SUPERVOOC充電器: 理論上の最大値である33Wでの充電が期待できます。
この差は、例えばバッテリーが空に近い状態から50%まで充電する時間に、十数分以上の開きとなって表れます。朝の忙しい時間帯や、急な外出前には、この差は非常に大きいでしょう。
「急速充電」という言葉の裏側にある「規格の違い」にこそ、選択のカギが隠されています。
あなたのニーズ別! 充電器選びの3つのシナリオ
では、具体的に何を選べばいいのでしょうか? 「最速が良いに越したことはない」けれど、予算や使い勝手も大切ですよね。ここでは、よくあるユーザーのタイプ別に、最適な選択肢を考えてみましょう。
1. 「とにかく理論値通りの最速を追求したい」完全主義者タイプ
あなたに迷いはありません。OPPO純正の「33W SUPERVOOC 急速充電ACアダプター」を選ぶべきです。これは端末と最も深く連携して設計されているため、最速かつ最も安定して33Wに近い出力を引き出せます。純正品の安心感が何より大切という方にもおすすめです。
2. 「コスパと汎用性を両立させたい」スマートな実利主義タイプ
おすすめは、出力45W以上で、PPS対応をうたった汎用のUSB PD充電器です。例えばAnker Nano II 45Wのような製品です。
利点は3つ。
- 約28Wという、純正に迫る十分な高速充電が可能。
- 将来、ノートPCやタブレット、他のスマートフォンなど、幅広いデバイスの充電にも流用できる汎用性の高さ。
- 複数のポートを備えたモデルを選べば、複数機器の同時充電も可能に。
「純正品より少しだけ速度を譲って、将来性と利便性を手に入れる」という、賢い選択です。
3. 「どうしても予算を抑えたい」ミニマリストタイプ
すでに持っている5Wや10Wの古い充電器でも、充電「できない」わけではありません。しかし、満充電までに何時間もかかるストレスと引き換えになります。
最低限の投資として、PPS非対応でも構わないので「20WのUSB PD充電器」を購入する選択肢はあります。先述の通り13W程度の出力ですが、5Wに比べればかなり快適になります。あくまで「最低限の出費で、最低限の改善を図る」非常時の選択と捉えましょう。
意外と盲点! ケーブルの選び方で速度が変わる
充電器だけを一生懸命選んでも、実は半分しか準備ができていません。もう一つの主役、それが「ケーブル」です。
高速充電を実現するためには、USB PDおよびPPSのデータ通信に対応した「Type-C to Type-C」のケーブルが絶対に必要です。見た目が同じでも、中身(内部の配線)が異なるケーブルは山ほどあります。
選ぶときのポイントはこちら。
- 信頼できるブランドの製品を選ぶ: 規格に対応していることを明記しているメーカーが安心です。
- 電流容量(アンペア/A)を確認する: 少なくとも3A(アンペア)対応のものを選びましょう。5A対応ならより安心です。
- 純正ケーブルの購入も視野に: 純正充電器を買わなくても、純正の充電ケーブルだけを購入するのは非常に合理的な選択です。確実に互換性が保証されています。
安物の粗悪なケーブルは、充電速度が上がらないだけでなく、発熱や発火のリスクを高める非常に危険な要素です。ここでケチって後悔することのないようにしましょう。
安全に長く使うために知っておきたいこと
せっかく良い充電セットを揃えたなら、OPPO A79 5Gのバッテリーを長持ちさせたいですよね。実はこの端末には、賢いバッテリー保護機能が備わっています。あなたの日常の充電パターンを学習し、夜間の長時間充電時に100%になった後、過剰な充電(満充電状態の維持)を防いでくれるのです。
この機能を最大限に活用し、バッテリーの健康状態を長く保つためにも、信頼性の高い充電器とケーブルの使用は基本中の基本。特に、安全性を考えるなら、購入する充電器に日本の「PSEマーク」 が付いているかどうかは必ず確認してください。これは電気用品の安全性を保証する国の規格です。
まとめ:OPPO A79 5G充電器選びの結論は「PPS」にあり
いかがでしたか? OPPO A79 5Gの充電器選びは、単純に「高い安い」「純正か否か」で決めるものではないことがお分かりいただけたと思います。
今回の徹底解説で導き出される結論は、非常にシンプルです。
「33W PPS」という規格に対応している充電器を選ぶこと。
これが、純正品以外の選択肢を検討する上での、絶対的な判断基準となります。
その上で、あなたが「最速の33W」を取るか、「約28Wと将来性の汎用性」を取るかは、ご自身のライフスタイルと価値観に委ねられます。どちらを選んだとしても、適切なPPS対応ケーブルと組み合わせれば、満足のいく充電体験が手に入るはずです。
充電器は毎日使うもの。少しの知識を持つことで、あなたのスマートフォンライフは確実に快適になります。この記事が、あなたにぴったりの1台を見つけるための確かな道しるべとなれば幸いです。
