「あれ?Canonのバッテリー充電器、どこにしまったっけ…」そんなふうに家の中を探し回った経験はありませんか?あるいは、長年使っていた充電器が突然壊れてしまって、どうすればいいかわからず困っているかもしれません。安心してください。充電器がなくても、あなたのCanonカメラを復活させる方法はちゃんとあります。
今回は、Canonのバッテリー充電器が手元にないときにどうすればいいのか、具体的な解決策をわかりやすくお伝えしていきます。紛失や故障で困っている方も、新しい充電方法を探している方も、この記事を読めば次の一手がきっと見つかります。
まずは落ち着いて確認!あなたのバッテリー型番は?
充電器を探す前に、まずはお使いのカメラがどんなバッテリーを使っているかを確認しましょう。これがすべての第一歩です。
カメラからバッテリーを取り出して、表面を見てみてください。「LP-E6NH」や「LP-E17」、「LP-E12」のような文字が刻印されていませんか?これがバッテリーの型番です。もしバッテリー表面が擦れていて読みづらい場合は、カメラのバッテリー収納部の内側や、取扱説明書(マニュアル)にも記載されていることが多いです。
例えば、人気のエントリーモデル「EOS Kiss M2」の場合、マニュアルには「バッテリーパック LP-E12以外は使用できません」とはっきり書かれています。このように、カメラごとに使えるバッテリーは決まっているので、まずはその型番を特定することが大切なんです。
Canon純正充電器の種類と選び方
バッテリーの型番がわかったら、次はそれに対応する充電器を探しましょう。Canon純正の充電器にはいくつかのタイプがあります。
たとえば、EOS R50やEOS R10、EOS 9000Dなどで使われるLP-E17バッテリーに対応するのは「LC-E17C」という直付けタイプの充電器です。EOS Kiss MシリーズでおなじみのLP-E12バッテリーには「LC-E12」が対応しています。
中でも特に多くの機種で使われているのが、LP-E6シリーズのバッテリー(LP-E6、LP-E6N、LP-E6NHなど)です。EOS 5Dシリーズや6Dシリーズ、EOS R5、R6、R7など、たくさんのカメラで採用されています。このバッテリーに対応する純正充電器は「LC-E6E」(またはLC-E6)という型番です。
業務用の高級機種となると、また別の充電器が必要になります。EOS-1D X Mark IIIのようなプロ向け機種で使われるLP-E19バッテリーには、「LC-E4N」という2個同時充電可能な充電器が使われています。
純正充電器はCanon公式オンラインショップや、大手家電量販店、カメラ専門店で購入できます。価格はモデルによって異なり、一般的なモデル用であれば5,000円から6,000円程度、業務用の高機能モデルだと40,000円以上することもあります。
純正品を選ぶ最大のメリットは、安心して使えること。Canonが自社製品用に設計・テストしているので、安全面でも性能面でも信頼性が高いです。
充電器がないときの3つの解決策
では、具体的に充電器がない場合、どんな選択肢があるのでしょうか?主に3つの方法があります。
1. 純正充電器を新規購入する
まず考えられるのは、純正充電器を新たに購入する方法です。特に初めて購入する方や、安心・安全を第一に考える方にはこれがおすすめです。
購入するときのポイントは、必ずお使いのバッテリー型番に対応した充電器を選ぶこと。先ほど確認したバッテリーの型番をメモしておいて、それに合った充電器を探しましょう。検索するときは「LC-E6E 充電器」のように「型番 + 充電器」で検索すると見つかりやすいです。
2. サードパーティ製の互換充電器を検討する
2つ目の選択肢は、Canon純正ではない「互換充電器」を選ぶ方法です。サードパーティ製と呼ばれるこれらの製品は、純正品よりもリーズナブルな価格で購入できる場合が多いです。
最近の互換充電器は機能面でも進化していて、USB-Cケーブルで充電できるコンパクトなタイプも登場しています。これなら外出先でもスマホと同じケーブルで充電できて便利ですね。
ただし、互換充電器を選ぶときには注意点もあります。安全性を確認するために、CEマークやPSEマークといった安全基準の認証マークが付いているかチェックしましょう。また、商品説明に「LP-E6対応」と書かれていても、実際にはLP-E6NやLP-E6NHにも使える場合と、使えない場合があるので、必ず自分のバッテリー型番が対応対象に含まれているか確認してください。
信頼できる販売元やブランドから購入することも大切です。ユーザーレビューを参考にしたり、カメラ愛好家の間で評判の良いメーカーを選んだりすると、失敗が少なくなります。
3. カメラ本体でUSB充電する方法
実は、充電器がなくても充電できる方法があります。それが「USB充電」機能です。最近のCanonカメラの多くは、USBポートを通じてカメラ本体に装着したバッテリーを直接充電できます。
例えば、EOS R5やR6、R7、R50などのミラーレス機種は、USB PD(Power Delivery)規格に対応した充電器を使えば、カメラを撮影しながら給電(充電)することが可能です。これは大きなメリットで、長時間の撮影時にもパワー切れを気にせず撮影を続けられます。
旅行先で充電器を忘れてしまったときも、スマホ用のUSB-Cケーブルとモバイルバッテリーがあれば充電できるのは本当に助かります。
USB充電を利用するときのポイントは3つあります。まず、お使いのカメラがUSB充電、特に「給電」(撮影しながらの充電)に対応しているか、マニュアルで確認してください。次に、給電に対応している場合は、USB PD対応で9V/3A(27W)以上の出力ができる充電器やモバイルバッテリーを用意しましょう。出力が不足していると、給電が開始されないことがあります。最後に、ケーブルにも注意。USB Type-AからType-Cへのケーブルでは充電できない場合があるので、両端がType-Cのケーブルを使うことをおすすめします。
充電に関するよくあるトラブルと解決法
充電器を手に入れても、うまく充電できないことがあるかもしれません。そんなときの対処法も知っておきましょう。
特に旧型のLC-E6充電器で時々起きる現象として、充電器のランプが点滅して充電が進まないことがあります。これはバッテリーを長期間使わなかった後に起こりやすいようです。Canon公式サポートでは、このような場合、充電器からバッテリーを一度取り外し、10秒ほど待ってから再接続することを推奨しています。この手順を数回繰り返しても改善しない場合は、バッテリー自体の寿命が考えられます。バッテリーも消耗品なので、2〜3年使っていると充電容量が減ってくることがあります。
高額な業務用充電器(例:LC-E4N)が必要な場合、純正品以外の選択肢は限られるかもしれません。そんなときは、充電だけでなくD-Tap出力やUSB出力も可能な多機能充換器を提供しているサードパーティメーカーの製品を検討する価値があります。購入前には、必ずレビューや適合情報を確認しましょう。
あなたにぴったりの充電方法を見つけよう
Canonバッテリー充電器が見当たらないときの対処法、いかがでしたか?混乱したり焦ったりする気持ちはよくわかりますが、解決の道はちゃんとあります。
まずは落ち着いて、あなたのバッテリー型番を確認してください。それがすべてのスタート地点です。そして、あなたの状況や好みに合わせて、3つの選択肢から最適な方法を選びましょう。
「確実性と安心を第一に考える」なら純正充電器の購入がおすすめです。「コストを抑えつつ、便利な機能も欲しい」なら互換充電器を検討してみてください。「とにかくシンプルに、ケーブル1本で済ませたい」なら、カメラのUSB充電機能を使う方法がぴったりかもしれません。
さらに、USB給電に対応したカメラをお持ちなら、30W以上の出力があるUSB PD対応モバイルバッテリーを1台用意しておくと、外出先での撮影が格段に楽になります。これがあれば、充電切れの心配をせずに思い切り撮影に没頭できますね。
カメラのバッテリーと充電器は、撮影活動の生命線です。適切な方法で充電環境を整えて、あなたの写真ライフをより充実したものにしてください。素敵な写真が撮れますように!
まとめ:Canonバッテリー充電器の賢い選び方
Canonバッテリー充電器が見当たらないときは、まずバッテリー型番を確認し、純正品・互換品・USB充電の3つの選択肢から、自分のニーズに合った方法を選ぶことが大切です。それぞれにメリットがあり、状況によって最適な選択は変わってきます。正しい知識を持って適切な充電器を選べば、これからも安心してCanonカメラを使い続けることができます。
