外出中にタブレットを使っていると、いつの間にかバッテリー残量が減っていてヒヤッとすること、ありますよね。動画を観たり、オンライン会議をしたり、電子書籍を読んだり。タブレットはスマホよりも消費電力が大きく、1日の途中で充電が切れることも珍しくありません。そんなときに頼りになるのがモバイルバッテリーです。今回は、タブレットに最適なモバイルバッテリーを選ぶためのポイントと、おすすめの5製品を紹介します。
タブレットはスマホより電力消費が大きい理由
タブレットは画面サイズが大きく、高性能なCPUやGPUを搭載しているため、動画再生やゲーム、ビデオ通話などをすると電力の消費量が一気に増えます。特に外出先では充電環境が限られるため、「あと少しで会議なのにバッテリーが切れた…」というトラブルも起こりがちです。
そのため、タブレットを日常的に持ち歩くなら、モバイルバッテリーは“お守り”ではなく“必需品”といえます。
タブレット用モバイルバッテリーを選ぶときのチェックポイント
容量(mAh)は20,000mAh以上が安心
一般的なタブレットの内蔵バッテリーは5,000〜10,000mAhほど。つまり10,000mAhのモバイルバッテリーでは、フル充電1回でほぼ空になってしまいます。外出先で2回以上充電したい人や、複数のデバイスを同時に使う人は20,000mAh以上を目安に選ぶのがおすすめです。
20,000mAhあれば、スマホは3〜4回、タブレットなら1.5〜2回ほど充電できます。1泊2日の旅行でも電池切れの心配を減らせます。
出力(W数)とPD(Power Delivery)対応を確認
タブレットを効率よく充電するには、高出力対応が欠かせません。出力が低いと充電に時間がかかったり、そもそも充電できなかったりすることもあります。
最近の主流はUSB Type-CポートによるPower Delivery(PD)対応モデル。タブレットであれば最低でも18W以上、できれば30W以上の出力を確保したいところです。特にiPad Proなどでは高出力対応モデルでないと十分なスピードで充電できません。
サイズ・重量のバランス
大容量モデルはその分重くなります。20,000mAhクラスなら約400〜500g前後が多く、持ち歩きにはややずっしり感じることも。毎日持ち歩くなら15,000mAh程度のコンパクトタイプ、出張や旅行では25,000mAh以上の大容量モデルと、用途に応じて選ぶのが現実的です。
安全性と信頼性
モバイルバッテリーは内部にリチウムイオン電池を搭載しているため、過充電や発熱に注意が必要です。購入時は「PSEマーク」があるかどうかを確認しましょう。また、過電流防止や温度管理などの保護機能があるモデルは安心して使えます。
タブレットにおすすめのモバイルバッテリー5選
ここからは、タブレット利用者に評判の高い5つのモバイルバッテリーを紹介します。容量や出力、携帯性のバランスが取れたモデルを厳選しました。
1. UGREEN Nexode モバイルバッテリー(20,000mAh/130W)
UGREENのNexodeシリーズは、タブレットからノートPCまで幅広く対応できる高出力モデル。最大130W出力に対応し、USB-Cポートを2基搭載しています。20,000mAhの大容量で、iPadなら約2回フル充電可能。PD対応で充電速度も非常に速く、外出先での作業もストレスなくこなせます。
・20,000mAhの大容量
・最大130W出力でタブレットやPCにも対応
・USB-C×2/USB-A×1の3ポート搭載
特に出張や旅行などで「タブレットもノートPCも同時に充電したい」という人に最適です。
2. MOTTERU PD140W モバイルバッテリー(25,000mAh)
国内ブランドMOTTERUの大容量モデルは、PD140W対応の超高出力が魅力。25,000mAhという圧倒的容量で、タブレットを2回以上フル充電可能です。ディスプレイで残量が数値表示されるため、バッテリーの管理もしやすいのが特徴。
・超大容量25,000mAh
・PD140Wで超高速充電
・残量表示付きで安心
大画面タブレットを頻繁に使うクリエイターや出張族におすすめです。
3. Baseus PD145W モバイルバッテリー(20,800mAh)
中国発の人気ブランドBaseusのPD145Wモデルは、スタイリッシュなデザインと機能性の両立が特徴。20,800mAhと大容量ながら本体は比較的スリムで、バッグにもすっきり収まります。4ポート搭載で、タブレットとスマホを同時に高速充電できます。
・145Wの高出力対応
・20,800mAhの十分な容量
・同時充電対応の4ポート構成
デザイン性も高く、日常使いにもマッチします。
4. 小型・軽量モバイルバッテリー(10,000mAh)
容量は控えめながら、軽さ重視で人気のモデル。10000mAhクラスで200g前後の軽量タイプは、サブバッテリーとして持ち歩くのに最適です。Type-C入力対応で、タブレットの「ちょい足し充電」に便利。日常の外出でタブレットを少し使う人におすすめです。
・軽量で持ち運びやすい
・Type-C入力対応
・価格も手頃
1日中外で作業しない日や、荷物を減らしたいときにぴったりです。
5. モバイルバッテリー(10,000mAh/2025年モデル)
シンプルでコスパに優れた10,000mAhクラスの新モデル。軽量設計で、スマホやイヤホンと併用したいときに活躍します。タブレットをフル充電するには少し物足りませんが、補助電源としては十分実用的です。
・コンパクトサイズで日常使いに便利
・PD対応でタブレットにも使用可能
・シンプルなデザインで扱いやすい
メイン電源としてではなく「保険的に持っておく」感覚で使うと便利です。
タブレット向けモバイルバッテリー選びのコツまとめ
・タブレットには20,000mAh以上の容量が安心
・出力はPD対応の30W以上を目安に
・用途に応じて重さとサイズのバランスを取る
・PSEマークと保護機能で安全性を確認
・同時充電できるモデルなら複数デバイスでも便利
モバイルバッテリーは、単に容量が多ければ良いというものではありません。出力やポートの数、安全性、携帯性など、総合的に見て選ぶことが大切です。
外出時の充電切れ対策にもおすすめな「タブレットに最適なモバイルバッテリー」
外でタブレットを使う時間が長い人ほど、モバイルバッテリーの重要性を実感するはずです。特にオンライン会議や資料閲覧など、途中で充電が切れると作業が止まってしまいます。
今回紹介したモデルはいずれも、容量・出力・安全性のバランスが良く、外出時でも安心して使えるものばかり。タブレットの充電環境を整えておくことで、どんな場所でも快適に作業や娯楽を楽しめます。
「タブレットに最適なモバイルバッテリー5選!外出時の充電切れ対策にもおすすめ」──これを機に、自分のライフスタイルに合った1台を見つけて、電池残量を気にしない自由な時間を手に入れてください。
