「パソコンほどではないけれど、タブレットで文字を早く打てるようになりたい」。
そんなふうに思ったこと、ありませんか？
リモート授業や在宅ワーク、SNS投稿など、今やタブレットでも「文字を正確に・スピーディーに入力できる」ことが欠かせなくなっています。
この記事では、初心者でも楽しく続けられる無料のタイピング練習アプリと、上達のコツをたっぷり紹介します。
タブレットでタイピング練習するメリット
まず、「わざわざタブレットで練習する意味ある？」と思う人もいるかもしれません。
でも実は、タブレットにはタイピング練習にぴったりの特徴があるんです。
- 画面が広いからキーが打ちやすい
- 外出先でもサッと練習できる
- スマホよりも「パソコン操作に近い感覚」で練習できる
特にiPadなどは外付けキーボードをつければ、ほぼノートパソコンと同じ感覚で打てます。
一方で、画面タッチタイプにも独自のコツがあり、「どちらでも対応できる柔軟な入力スキル」を身につけられるのも大きな強みです。
初心者でも安心！無料で使えるタイピング練習アプリ
ここでは、特に人気が高く、タブレットでも使いやすい練習アプリを紹介します。
どれも基本無料で使えるので、まずは気軽に試してみましょう。
プレイグラム タイピング（Webブラウザ対応）
子どもから大人まで人気のタイピング練習サイト。
ひらがな・カタカナ・英単語など、レベルに応じてステージを選べます。
ゲーム感覚で進められるので、飽きずに続けやすいのが特徴。
ブラウザで動くため、iPadやAndroidタブレットでもすぐに利用できます。
TypingClub（タイピングクラブ）
世界中で利用されている定番の無料Webアプリ。
レッスンが200以上あり、1つずつクリアしていくことで自然と指の動きが身につきます。
日本語対応している点もうれしいポイント。
アカウントを作れば練習データを記録でき、自分の成長を可視化できます。
10FastFingers
「自分のタイピング速度を知りたい！」という人におすすめ。
1分間で何単語打てるかをテストする形式で、全国のユーザーとスコアを競うこともできます。
ランキング形式でモチベーションが上がるので、腕試しにも最適です。
Learn Typing Fast（Androidアプリ）
ホームポジションや指の使い方を基礎から学べるアプリ。
カラフルなインターフェースで楽しく練習できるほか、初心者用チュートリアルも充実しています。
外出先でスキマ時間に練習したい人にぴったりです。
Typist（iPad対応）
シンプルながら、しっかりしたレッスン構成が魅力のアプリ。
英語配列をベースにしているため、英文タイピングを身につけたい人にも最適。
アニメーションとサウンドのフィードバックがあり、打鍵感が心地よいです。
タブレットタイピングを上達させる7つのコツ
アプリを使っても、ただ漠然と練習しているだけでは伸びにくいもの。
ここでは、効率よく上達するための具体的なコツを紹介します。
1. ホームポジションを覚える
すべての基本はここから。
「F」と「J」に人差し指を置き、他の指をその周辺に並べる。
最初はゆっくりでOK。正確に押せるようになることが第一歩です。
2. 視線は画面、指は見ない
手元を見ながら打つ癖がつくと、スピードが頭打ちになります。
最初はミスしても構わないので、画面を見たまま打つ練習を続けましょう。
3. 短時間でも毎日続ける
1日10分でもいいので、継続が大切です。
筋肉記憶が定着するまでの期間は、だいたい2〜3週間。
「昨日より1キー多く正確に打つ」くらいの気持ちで十分です。
4. ゲーム感覚で楽しむ
ゲーム形式の練習は、飽きずに続けられる最大の秘訣。
ステージをクリアしていく達成感がモチベーションになります。
特にプレイグラムのようにキャラクターや音楽があると、自然に集中力も上がります。
5. 外付けキーボードを活用する
物理的なキーの感触を覚えると、ブラインドタッチの精度が一気に上がります。
Bluetoothキーボードをつなげれば、ノートPCとほぼ同じ練習環境が作れます。
打鍵音や反発力があるだけで、練習の実感が全然違います。
6. 正確さを意識して打つ
スピードよりもまずは正確さ。
速さを意識しすぎるとミスが増え、結局修正に時間がかかります。
「1文字ずつ確実に」から「正確に速く」へ、段階的に切り替えましょう。
7. 定期的にスコアを測る
TypingClubや10FastFingersなどのスコアテストを定期的に行うことで、自分の成長を数字で実感できます。
結果が目に見えると、練習のモチベーションが持続します。
タッチキーボードでも上達できる？
タブレットでは物理キーがないため、「本当に意味あるの？」と疑問に感じる人も多いでしょう。
しかし、実際はタッチキーボードでも十分にスキルアップ可能です。
むしろ、スマホ入力やフリック操作とは異なる感覚を身につけられるので、入力スピード全体の底上げになります。
もし本格的に仕事やレポート作成などで使う予定があるなら、外付けキーボードを導入するのがベスト。
でも、日常的なメールやSNS投稿であれば、画面キーボードでも問題ありません。
大事なのは、「打つことに慣れる」こと。毎日の中に練習時間を少しずつ組み込みましょう。
続けやすい環境をつくる
タイピング練習は、続けることが最大の壁です。
だからこそ「楽しく続けられる環境づくり」が大切になります。
- タブレットを常に手の届く場所に置く
- 練習アプリをホーム画面の1ページ目に配置する
- 上達をメモして「見える化」する
小さな工夫でも、習慣化のハードルは一気に下がります。
上達を数字で確認できるアプリを使うのもおすすめです。
タブレットでタイピング練習するなら、今がはじめどき
パソコンを開くのは少し面倒だけど、タブレットなら手軽に練習できる。
そんな環境が、いまの時代には整っています。
無料アプリを活用して、毎日少しずつでも指を動かすこと。
正確さを意識して続けていけば、自然とスピードはついてきます。
画面タッチでも外付けキーボードでも、自分に合ったスタイルで続けることが一番大切です。
タイピングは、一度身につけば一生もののスキル。
今日からタブレットで始めてみませんか？
「タブレットでタイピング練習するならこれ！」と思えるアプリと出会えれば、楽しみながら確実に上達できます。
