車に乗るとき、スマホや専用ナビを使っている人は多いですよね。でも実は「タブレット」を使えば、もっと快適に、そしてお得にカーナビ環境を作れるんです。今回は、タブレットをカーナビとして活用するための方法と、おすすめアプリを5つ紹介します。
タブレットをカーナビ化するメリット
まず「なぜタブレットなの?」という疑問から。
一番の理由は画面の大きさと柔軟性です。スマホよりも広い画面で地図が見やすく、操作もしやすい。さらに専用ナビのような地図更新料がかからず、アプリを変えるだけで機能を追加できるのも魅力です。
もうひとつのメリットはコストパフォーマンス。
中古や旧モデルのタブレットでも十分使えるので、専用ナビを買うよりはるかに安く済みます。車を乗り換えても使い続けられる点も長所です。
タブレットカーナビ化に必要なもの
1. GPS機能
カーナビの命は位置情報。
タブレットにGPSが内蔵されているかどうかを確認しましょう。Wi-Fi専用モデルではGPSがない場合がありますが、その場合はBluetooth接続の外部GPSレシーバーを使えば解決します。
2. 通信環境
リアルタイムの渋滞情報や地図更新には通信が必要です。
Wi-Fiモデルでも、スマホのテザリングを使えばOK。オフラインで使いたい人は、地図を事前にダウンロードできるアプリを選ぶのがコツです。
3. 電源と固定具
ナビアプリはバッテリーを消耗します。
シガーソケット用のUSBアダプターを使って常時給電できるようにしましょう。
また、走行中にタブレットが動かないよう、車載ホルダーでしっかり固定するのも必須です。ダッシュボードやエアコン吹き出し口に取り付けるタイプが人気です。
タブレットでカーナビを使う手順
- タブレットを準備
GPS付きモデルを選び、最新のOSにアップデートしておきましょう。 - 車載ホルダーを設置
視線の移動が少ない位置に固定し、安全運転を優先します。 - 電源を確保
長距離運転でも充電が切れないように常時給電。 - ナビアプリをインストール
Google PlayまたはApp Storeでカーナビアプリをダウンロードします。 - 目的地を設定して出発
オフライン地図を事前に用意しておけば、電波が弱い場所でも安心です。
タブレットナビのメリットと注意点
メリット
- 地図が見やすい大画面
- 地図更新が無料
- アプリで多機能に拡張できる
- 音楽再生や動画視聴など他の用途にも使える
注意点
- GPS精度が機種により異なる
- 通信がないとリアルタイム情報が使えない
- 車両の一部機能(バックカメラなど)とは連動しない
- 運転中の操作は危険
運転中に画面操作をしないよう、音声案内を活用したり、助手席の人に操作を任せるのがおすすめです。
オンラインとオフラインの違い
通信環境があるときは、渋滞情報や最短ルートをリアルタイムに反映できます。
一方で、通信がなくてもオフライン地図機能を持つアプリを使えば、事前に地図をダウンロードしておくだけでナビとして利用可能です。山間部やトンネルが多いルートでは、オフライン地図を活用するのがベストです。
おすすめカーナビアプリ5選
ここからは、実際にタブレットナビ化で人気の高いアプリを紹介します。
1. Googleマップ
定番中の定番。
無料で利用でき、地図の更新も自動。オフライン地図を事前に保存すれば、通信なしでもナビ可能。音声案内や交通状況の表示も正確で、海外旅行時にも便利です。
2. Yahoo!カーナビ
日本国内で特に人気。
渋滞情報や交通規制をリアルタイムで反映し、ETC割引やガソリン価格などの情報も確認できます。シンプルで見やすいUIと無料で使える点が魅力です。
3. カーナビタイム(NAVITIME)
有料アプリですが、その分精度が高く、ドライブルートの最適化や渋滞回避などが得意。音声案内の質も高く、通勤・旅行など頻繁に運転する人におすすめです。
4. Waze(ウェイズ)
Google傘下のアプリで、他のドライバーから寄せられた渋滞・事故・検問情報をリアルタイムで共有。コミュニティベースの情報が強みで、渋滞回避ルートの提案が早いのが特徴です。
5. Yahoo! MAP
徒歩や電車ルートにも対応しつつ、車のナビ機能も充実。周辺の飲食店や駐車場を探すのに便利で、タブレットを「観光ナビ」として使いたい人にもぴったりです。
タブレットナビをもっと便利に使うコツ
音声案内を活用する
視線を逸らさず運転できるよう、音声ガイドを常にONにしましょう。Bluetoothスピーカーや車のオーディオに接続して聞くとより快適です。
定期的なアプリ更新
地図や交通情報は日々変化します。ナビアプリは定期的にアップデートして最新状態を保ちましょう。
ナビ以外の活用
ナビ中でも、音楽ストリーミング、ドライブレコーダーアプリ、天気予報アプリなどを組み合わせることで車内が一層快適になります。
タブレットカーナビ化に向いている端末
おすすめはAndroidタブレット。
GoogleマップやYahoo!カーナビなど、主要なナビアプリの互換性が高いです。
iPadももちろん使えますが、GPS非搭載のWi-Fiモデルには注意が必要です。
スペック面では、8〜10インチの画面・メモリ3GB以上・明るいディスプレイ を選ぶと快適。中古でも十分実用的です。
タブレットで車が変わる!まとめ
タブレットをカーナビとして使えば、車の中が一気に便利空間に変わります。
大画面で見やすく、地図更新も無料、アプリを入れ替えれば常に最新の機能を利用可能。専用ナビに比べてコストも抑えられるため、ドライブ好きにはまさに理想的な選択です。
「タブレット カーナビ 化」というキーワードが示す通り、今やカーナビは“端末を選ばない時代”。
タブレットを活用して、あなたのカーライフをもっと自由で快適なものにしてみませんか?
