最近、「タブレットにもなるパソコン」がますます注目を集めています。仕事でもプライベートでも、1台で何役もこなせる便利さが魅力ですよね。ノートPCとしての作業効率と、タブレットの手軽さを両立した2in1パソコン。今回は、そんな2in1タイプの魅力と選び方、そして人気モデルをわかりやすく紹介していきます。
そもそも「タブレットにもなるパソコン」とは?
いわゆる「2in1パソコン」と呼ばれるタイプで、ノートPCとしてもタブレットとしても使えるハイブリッド機です。最大の特徴は、ディスプレイ部分がタッチ操作に対応していること。ヒンジが360度回転して形を変える「コンバーチブル型」や、キーボードを取り外せる「デタッチャブル型」など、形状を自由に変えられる設計がされています。
パソコンとして文章を書いたり表を作ったりする日もあれば、夜にはソファでタブレットに変えて動画を見たり電子書籍を読んだり。そんな柔軟な使い方ができるのが2in1の魅力です。
2in1パソコンのメリット
1. ノートPCとタブレットを1台で完結
何よりも便利なのは、複数のデバイスを1台で済ませられる点。パソコンとタブレットをそれぞれ持ち歩く必要がなくなり、荷物がぐっと軽くなります。ビジネスでも学習でも、切り替えながら使えるのがうれしいところです。
2. タッチ操作とペン入力ができる
ほとんどのモデルがタッチ操作対応で、別売りのスタイラスペンを使えば手書きメモやイラスト制作も可能。紙のノート感覚で使えるので、クリエイティブな作業にも相性がいいですね。
3. 多様なスタイルで使える
机に置いてしっかり作業する「ノートモード」、プレゼンや映画視聴に便利な「テントモード」、そして気軽に操作できる「タブレットモード」。シーンに合わせて変形できるのが最大の特長です。
4. コンパクトで持ち運びやすい
軽量モデルが多く、カフェや出張先などでも使いやすい。リュックやトートバッグにもすっきり収まり、テレワークや学生の持ち歩きにもぴったりです。
2in1パソコンの注意点
もちろん万能ではありません。モデルによっては高負荷作業に不向きなものもあります。動画編集や3Dモデリングを頻繁に行うなら、ハイスペックCPUを搭載した上位モデルを選ぶと安心です。
また、キーボードの安定性にも差があります。デタッチャブル型は軽快な反面、タイピング時のぐらつきを感じることも。購入前にレビューなどを確認しておくと失敗しません。
どんな人におすすめ?
- 学生や社会人:授業ノートや資料作成、リモート会議に最適
- クリエイターやデザイナー:ペン入力でイラスト・設計図・メモ書きもスムーズ
- 外出が多い人:軽量で持ち運びやすく、場所を選ばず作業可能
- 動画や電子書籍を楽しみたい人:タブレットモードでリラックスして視聴できる
ノートPCとタブレット、どちらも欲しいけれど迷っている人にこそ向いています。
2in1パソコンの選び方
1. 変形タイプを選ぶ
- コンバーチブル型:ヒンジで画面が回転。常にキーボードが一体で安定感あり。
- デタッチャブル型:キーボードを完全に取り外せて軽快。タブレット感覚を重視する人におすすめ。
2. 画面サイズと重さ
持ち運びを優先するなら10〜13インチ。デスク作業中心なら14インチ以上も快適です。
重さ1.3kg以下ならモバイル利用もストレスが少ないでしょう。
3. 性能(CPU・メモリ)
- 一般作業なら Core i5 / Ryzen 5 + 8GBメモリ が目安
- クリエイティブ用途なら Core i7 / 16GB以上
- Web中心や学習用途なら Chromebook系の低価格モデル でも十分です。
4. ペン入力対応かどうか
手書きメモやイラストを多用する人は、スタイラス対応かを確認。ペンが付属しないモデルもあるため注意しましょう。
5. バッテリーと拡張性
外出先で長時間使うなら、10時間以上の駆動時間が目安。USB-CやHDMIなど、接続ポートの種類も忘れずチェック。
人気の2in1モデルを厳選紹介
Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10
Lenovoの定番シリーズ。薄型軽量ながら高い堅牢性を誇ります。Intel Coreシリーズ搭載でサクサク動作し、動画編集なども快適。スタイラスペン対応で仕事にも学習にもぴったりです。
HP OmniBook X Flip 14-fm
AI機能を備えた最新プロセッサ搭載モデル。360度回転ヒンジで、タブレット・ノート両方の使い勝手が優秀。画面品質が高く、クリエイティブ用途にもおすすめです。
ASUS Chromebook CM14 Flip
軽くてリーズナブル。ChromeOS搭載で動作が軽く、学生やオンライン授業向けに人気。Web中心の作業ならこれ1台で十分。
GM-JAPAN 10.1インチ 2in1 Windows11搭載
低価格ながらWindows搭載のコスパモデル。軽作業や動画視聴、サブ端末として最適。持ち運び用のサブPCにも使いやすい。
2in1パソコンを使うことで広がる日常
2in1パソコンは、単なる便利ガジェットではありません。
自宅でも外出先でも、「今やりたいこと」をすぐに形にできるツールです。
たとえば、朝はノートモードでレポート作成、昼は会議でテントモード、夜はタブレットで映画鑑賞。そんな使い方が自然にできるのが魅力です。
また、ペン入力を使えばアイデアをすぐ書き留められ、思考の流れを止めません。
「作業効率」と「創造性」を両立させるデバイスとして、2in1はこれからも存在感を増していくでしょう。
タブレットにもなるパソコンで、仕事も趣味ももっと自由に
タブレットにもなるパソコン=2in1は、生活や働き方を柔軟にしてくれる存在です。
軽快な操作性、持ち運びやすさ、そして1台で何役もこなす実用性。
あなたの使い方に合ったモデルを選べば、きっと「これで十分」と感じられるはずです。
これからのパソコン選びで迷ったら、ぜひ「タブレットにもなるパソコン」という選択肢を思い出してください。
1台で完結する快適さを、きっと実感できるはずです。
