タブレットって、動画を観たり調べ物をしたりするのに便利ですよね。でも「電話ってできるの?」と気になったことはありませんか?
実は、ちょっとした設定やアプリを使えば、タブレットでも電話をかけたり、ビデオ通話をしたりできるんです。この記事では、Wi-Fi通話やアプリの設定方法、SIM対応モデルでの通話など、タブレットで電話をする方法を分かりやすく解説します。
タブレットで電話はできるの?
結論から言うと、タブレットで「電話をする」ことは可能です。
ただし、スマートフォンのように電話番号を使って直接通話できるわけではありません。タブレットでの通話は大きく分けて以下の3通りの方法があります。
- Wi-Fiなどを利用して**通話アプリ(VoIP)**で話す方法
- SIMカードを使って携帯回線経由で電話番号で通話する方法
- スマホと連携して、スマホの電話番号をタブレットで使う方法
どの方法を使うかは、タブレットの種類(Wi-Fiモデルかセルラーモデルか)によって異なります。
Wi-Fiモデルのタブレットで通話するには?
Wi-Fiモデルのタブレットには電話番号機能がありません。そのため、「LINE」や「Skype」などの通話アプリを使ってインターネット経由で通話します。
この方式を「VoIP通話」といいます。VoIPは「Voice over Internet Protocol」の略で、インターネット回線を使って音声データを送受信する仕組みです。
代表的な通話アプリは次の通りです。
- LINE:無料で音声・ビデオ通話が可能。国内利用者が圧倒的に多い。
- Skype:固定電話や携帯電話にも発信できる(有料オプションあり)。
- WhatsApp/Messenger:海外ユーザーとのやり取りに便利。
- FaceTime(iPad専用):Apple同士なら高品質な音声・ビデオ通話が可能。
- Zoom/Google Meet:会議用途だけでなく1対1通話にも使える。
Wi-Fiがつながっていれば、これらのアプリを使って無料または格安で通話できます。
SIM対応モデルなら電話番号でも通話できる
セルラーモデルのタブレット(SIMカードが入るタイプ)は、スマホのようにモバイル通信が可能です。
ただし、すべてのSIM対応タブレットが音声通話に対応しているわけではありません。
一部のタブレットはデータ通信専用で、通話ができない場合があります。
音声通話対応のSIMを利用する場合は、契約前に「音声通話対応SIMカード」であるかを確認しましょう。
また、格安SIM(MVNO)の中にはデータ通信専用プランしか選べないものもあるため注意が必要です。
スマホと連携してタブレットで電話する方法
「タブレット単体では通話できないけど、スマホの番号で通話したい」という場合は、スマホとの連携機能を使うのがおすすめです。
iPhoneとiPadの場合
同じApple IDでログインし、「ほかのデバイスで通話を許可」設定をオンにすると、iPadでもiPhoneの着信を受けたり、発信したりできます。
この機能はWi-Fi環境下で動作するため、外出先では同じネットワーク内にある必要があります。
Galaxy(サムスン)端末の場合
Samsungの「Call & text on other devices」という機能を使うと、Galaxyスマホとタブレットを連携して発着信が可能です。
スマホのSIM契約を利用して通話できるので、タブレット側にSIMを挿す必要はありません。
Wi-Fi通話とは?意味を正しく理解しよう
「Wi-Fi通話」という言葉には2つの意味があります。
- キャリアのWi-Fi Calling機能
一部のスマホでは、携帯会社の回線を使ってWi-Fi経由で通話できる「Wi-Fi通話機能」があります。ただし、これはスマホ限定のサービスで、タブレットには基本的に非対応です。 - インターネット経由のVoIP通話
多くの場合、タブレットで言う「Wi-Fi通話」はこちらを指します。
LINEやSkypeなどのアプリを使って、Wi-Fi経由で音声通話をするという意味です。
つまり、タブレットで電話をしたい場合は「Wi-Fi通話=アプリ通話」と考えればOKです。
通話アプリの設定手順
ここでは、代表的なアプリ「LINE」を例に、通話を始めるまでの流れを紹介します。
- Wi-Fiに接続する
設定アプリから「Wi-Fi」をオンにして、SSIDとパスワードを入力します。
通信が安定している環境を選びましょう。 - LINEをインストール
AndroidならGoogle Play、iPadならApp StoreからLINEをダウンロード。 - アカウント登録またはログイン
電話番号での新規登録、またはスマホのアカウントでログイン。
Wi-Fiモデルの場合はスマホで登録して、タブレットでは「サブ端末」としてログインするのがおすすめです。 - 通話設定の確認
LINEアプリ内で「設定」→「通話」を開き、「通話の着信許可」がオンになっているか確認します。
これで、友だちリストから相手を選んで「通話」ボタンを押せば、音声・ビデオ通話が始まります。
通話ができないときのチェックポイント
アプリを使っても通話がうまくいかない場合、次のポイントを確認してみてください。
- ネットが不安定 → Wi-Fiを再接続、またはルーターに近づく。
- マイク・カメラの権限がオフ → 設定からアプリの権限を許可。
- 通話アプリが古い → 最新バージョンにアップデート。
- 相手が通話アプリをインストールしていない → 同じアプリを使う必要があります。
特にWi-Fiの電波が弱いと音声が途切れやすいので、安定した環境が大切です。
どの通話アプリを選ぶべき?
通話アプリ選びは「誰と」「どんな目的で」話したいかで決まります。
- 家族・友人と話すだけなら → LINEが一番手軽。
- 海外の相手と話すなら → WhatsAppやMessengerが便利。
- 固定電話や携帯にかけたいなら → Skype Out(有料)が使いやすい。
- 仕事の打ち合わせ中心なら → ZoomやGoogle Meetが安定。
それぞれのアプリに得意分野があるので、用途に合わせて選びましょう。
セルラーモデルを使うときの注意点
SIMカードを挿して電話番号を使う場合でも、次の点に注意が必要です。
- 音声通話非対応の機種もある(データ通信専用タブレットは通話できない)。
- 格安SIMでは通話アプリが必要なことが多い(050番号のIP電話サービスなど)。
- 料金プランを確認して、通話料金が高くならないよう注意。
格安SIMを選ぶ場合は、データ通信専用か音声通話付きかを必ず確認してください。
タブレットで電話を活用するコツ
せっかくタブレットで通話できるなら、快適に使いたいですよね。以下の工夫でより便利になります。
- Bluetoothイヤホンを使う:ハンズフリーで会話がスムーズ。
- スタンドで固定する:ビデオ通話中に画面が安定。
- バッテリー残量を確認:通話中は消費が早いので充電器を準備。
- 通知をオフにする:会話中に集中できる。
これだけで、通話の快適さがぐっと上がります。
タブレットで電話する方法をマスターしよう
タブレットは「通話ができない」と思われがちですが、Wi-Fi通話やアプリ設定を活用すれば、立派な“電話端末”になります。
Wi-FiモデルならLINEやSkypeなどのアプリを、SIM対応モデルなら音声通話SIMを。
スマホと連携すれば、さらに便利に使えます。
ちょっとした設定で、タブレットがあなたの新しいコミュニケーションツールに変わる。
これからは、動画も通話もタブレット1台でスマートにこなしましょう。
