「このタブレット、結局なんていう機種なんだろう?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
使っているうちに箱や説明書を無くしてしまったり、中古で買ったりもすると、機種名がわからなくなることはよくあります。この記事では、タブレットの機種を簡単に確認する方法と、これから買い替える人に向けたおすすめモデルの選び方を、わかりやすくまとめていきます。
タブレットの機種を確認する基本ステップ
本体の刻印をチェックする
まずは本体の裏面を見てみましょう。
AppleやSamsung、Lenovoなど多くのメーカーは、背面の下部に小さく「モデル番号」や「型番」を刻印しています。
たとえばiPadなら「A○○○○」という形式、Galaxy Tabなら「SM-T○○○」など。
この番号をネットで検索すれば、正式な機種名や発売年がすぐに分かります。
ケースをつけている人は一度外して確認してみるのがおすすめです。小さな文字なので、明るい場所で見たり、スマホのカメラで拡大して確認すると見つけやすいですよ。
設定画面から調べる
電源が入る状態なら、設定画面を開いて「端末情報」または「タブレット情報」を見てみましょう。
OSによって表示場所は少し異なりますが、多くの場合「設定 → デバイス情報 → モデル番号」などの項目に記載されています。
- iPadの場合:「設定 → 一般 → 情報」から「モデル番号」を確認
- Androidの場合:「設定 → タブレット情報 → モデル番号」など
- Windowsタブレットの場合:「設定 → システム → バージョン情報」から確認可能
型番が分かったら、メーカーの公式サイトに入力すると正確な製品名を特定できます。
メーカー別の具体的な確認方法
Apple(iPad)
モデル番号をApple公式のサポートページに入力すると、該当するiPadの世代と名称がすぐに表示されます。
Samsung(Galaxy Tab)
背面または設定画面の「デバイス情報」にある「SM-」から始まる番号を控え、Samsung公式サイトまたはGoogle検索で照合します。
Microsoft(Surface)
本体裏のキックスタンド内側にシリアル番号が記載されています。Microsoft公式のサポートページに入力するとモデルを判別できます。
機種確認後に知っておきたいタブレットの種類
タブレットには大きく分けて4つのOS(基本システム)があり、それぞれ特徴が異なります。
iPad(iPadOS)
Apple独自のOSを搭載したシリーズ。アプリの安定性が高く、アクセサリや周辺機器の対応も豊富。動画編集やデザインなどクリエイティブな作業にも強いです。
Androidタブレット
Samsung、Lenovo、Amazonなど多数のメーカーが採用。価格の幅が広く、カスタマイズ性が高いのが魅力です。用途や予算に合わせて選びやすく、エントリーモデルから高性能モデルまで揃っています。
Windowsタブレット
MicrosoftのSurfaceシリーズに代表されるタイプ。PCソフトをそのまま使えるのが最大の特徴。資料作成やリモートワークなど、仕事用として人気です。
Chromebookタブレット
ChromeOSを搭載し、Googleアカウントでクラウド中心に使うスタイル。教育用途やサブ端末としての需要が高まっています。
用途別・おすすめの選び方
持ち歩き重視なら軽量・小型モデル
7〜9インチ程度の小型タブレットは、軽くてバッグにも入りやすく、電子書籍やSNS閲覧にぴったり。
例:iPad mini、Lenovo Tab Mシリーズなど。
動画やゲームを楽しみたいなら中〜大型モデル
10インチ以上の画面があると、映画やゲームも快適に楽しめます。スピーカーの位置や音質もチェックポイントです。
例:Galaxy Tab S9、iPad Airなど。
仕事・勉強に使うなら高性能タイプ
複数アプリを同時に使うなら、CPU性能とメモリ容量が重要。
キーボードやペン対応のモデルを選ぶとノートPC代わりにもなります。
例:Surface Pro、iPad Proなど。
スペック選びのポイント
CPUとメモリ
動画編集や3Dゲームなど重い作業をするなら、高性能チップ(MシリーズやSnapdragon上位)を選ぶと安心。
日常使いなら中クラスのCPUでも十分です。
ストレージ容量
アプリや写真、動画を多く保存する人は128GB以上を目安に。
クラウド利用中心なら64GBでも問題ありません。
バッテリー持ち
外出先で長時間使うなら、10時間以上の連続使用に対応しているモデルがおすすめです。
通信方式
Wi-Fiモデルはコスパが高く、家庭内利用中心の人に◎。
外でも使いたい人はSIMフリーまたはセルラーモデルを選びましょう。
2025年注目のおすすめタブレット
iPad Air(M3チップ搭載)
軽量ながら処理性能が高く、動画編集や資料作成も快適。Apple Pencilにも対応し、万能モデルとして人気。
iPad Pro(M5チップ搭載)
プロ仕様の性能を誇るフラッグシップモデル。映像・音楽・デザインなどクリエイティブ作業に最適。
Galaxy Tab S9シリーズ
鮮明な有機ELディスプレイと防水機能を備えた高級Androidタブレット。Sペン付属で手書きメモにも対応。
Lenovo Tab M10 / P12
コストパフォーマンス重視のAndroidモデル。家族共有や学習用途に最適。
Microsoft Surface Pro 11
Windows搭載でPC並みの生産性。外出先での資料作成や会議参加にも強い。
タブレットを買い替えるタイミング
- OSアップデートが打ち切られた
- アプリが重くて動かない
- バッテリーの持ちが極端に悪くなった
- ペンやキーボードなど周辺機器が対応しなくなった
このような状態になったら、買い替えのサインです。
最近のモデルは省電力性能も高く、長く快適に使えるようになっています。
タブレット選びで失敗しないためのコツ
- 使う目的を明確にする(動画・勉強・仕事など)
- 予算を決める(性能よりも用途とのバランス)
- 実際に触って操作性を確認する
- アクセサリやサポート体制もチェックする
また、中古や整備済み製品を選ぶ場合は、保証や状態の記載をしっかり確認しましょう。
まとめ:このタブレットの機種を確認して、自分に合ったモデルを選ぼう
タブレットの機種は、本体裏面の刻印や設定画面からすぐに確認できます。
もし型番がわからなくても、メーカーサイトで照合すれば簡単に特定可能です。
そして、新しく購入を検討するなら、使い方や目的に合ったモデルを選ぶことが大切です。
iPadの操作性、Androidの自由度、Windowsの生産性など、それぞれに魅力があります。
「このタブレットの機種を確認する方法とおすすめモデルの選び方」を知っておけば、今の端末をより賢く使えるだけでなく、次に買うタブレット選びでも迷わなくなるはずです。
