タブレットを長時間使うとき、「角度が合わない」「手が疲れる」「スタンドがぐらつく」と感じたことはありませんか？
そんな悩みを解消してくれるのが、Lomicall（ロミコール）のタブレットスタンドです。
今回はその実際の使い勝手を、安定性や角度調整のしやすさを中心に、率直にレビューしていきます。
Lomicallタブレットスタンドってどんな製品？
Lomicallは、スマホやタブレット向けアクセサリーを手がける人気ブランド。
特にこのタブレットスタンドは「アルミ合金製」「角度調整可能」「滑り止め付き」という特徴で知られています。
対応サイズは4〜13インチ。iPadシリーズ（mini / Air / Pro）やGalaxy Tab、Kindle、Microsoft Surface Goなど、ほとんどのタブレットで使えます。
素材はアルミニウム合金で、光沢を抑えたマット仕上げ。手に取るとひんやりしていて、見た目にも高級感があります。
本体の重さは約260g前後。見た目より軽いですが、低重心設計なのでしっかり安定します。
デザインと質感：シンプルだけど“ちゃんと高級感あり”
まず感じたのは「安っぽくない」こと。
アルミのフレームはしっかりしており、Apple製品のような質感です。角も滑らかに加工されていて、触ったときの引っかかりもありません。
余計なロゴや装飾がないため、どんなインテリアにも馴染みます。
色はシルバー・ブラック・グレーなどが定番。
特にMacやiPadと並べると統一感があり、「純正みたい」と感じる人も多いです。
作業デスクやリビング、キッチンカウンターなど、どんな場所にも自然に溶け込むデザインです。
安定性：見た目以上にしっかりしてる
タブレットスタンドで一番大事なのは、やはり「安定感」。
Lomicallスタンドは金属製で重量バランスが良く、下部にはゴム製の滑り止めがしっかり配置されています。
机の上に置いたときにズレたり揺れたりしにくく、動画視聴中に画面をタップしても動きません。
ホルダー部分にも柔らかいシリコンパッドがあり、タブレットを傷つけず、滑りにくくしてくれます。
タブレットを縦置き・横置きどちらでも安定して使える点も◎。
筆圧が強めの人がApple Pencilで操作するときも、軽く支えるだけで十分安定します。
ただし、角度を極端に倒した状態（ほぼ水平）で大きめのiPad Proを置くと、やや前に傾くことがあるので注意。
軽量であるがゆえの限界もあるため、机の上で安定させる位置を見つけるのがコツです。
角度調整のしやすさ：270°可動の自由度
このスタンドの大きな特徴が、角度調整のしやすさです。
ヒンジ部分がしっかりしていて、約270°の範囲でスムーズに角度を変えられます。
ネジやボタンで固定するタイプではなく、手でそのまま動かせる構造なので操作も簡単。
角度を決めた後はガタつかず、そのままキープ。
動画視聴や読書はもちろん、オンライン会議、レシピ閲覧など、シーンに合わせて最適な角度を作れます。
また、スタンド下部にスペースがあるため、ケーブルを通して充電しながら使えるのも便利です。
唯一の弱点を挙げるなら、ヒンジがやや硬めで、初めは力を入れないと動かない点。
ただこれは、角度を固定したときに動かない安心感の裏返しでもあります。
実際の使用感：使うシーンで分かる良さ
動画視聴では目線の高さに合わせやすく、長時間でも首や肩が疲れにくい。
料理中にレシピを見たり、オンライン会議でiPadを使ったりといった“ながら使い”にも最適です。
デスク上でパソコンのサブ画面としてタブレットを使うときも、角度調整で映り込みを防げます。
筆記用途では、軽く角度をつけると手の置き方が安定しやすく、Apple Pencilでのメモやイラストもスムーズ。
角度を変えるだけで用途が変わる、まさに“万能型スタンド”という印象です。
メリットまとめ
- アルミ合金製で高級感がある
- 滑り止め付きで安定感抜群
- 角度を自在に調整できる（最大270°）
- 充電しながら使える構造
- コンパクトで持ち運びしやすい
- コスパが非常に良い
この価格帯でここまでしっかりした作りのスタンドは少なく、初めて購入する人にもおすすめです。
注意点・デメリット
- 高さ調整はできない（角度のみ可変）
- 大型タブレットを水平に近い角度で置くとやや不安定
- 厚みのあるケースを装着した端末は合わない場合がある
- 角度を頻繁に変える人にはヒンジが少し硬めに感じることも
使い方次第ではこれらも気にならないことが多いですが、購入前に確認しておくと安心です。
他スタンドとの比較で見えるLomicallの良さ
他社製の樹脂スタンドや折りたたみ式スタンドと比べると、Lomicallは「安定性」「質感」「見た目の良さ」が明確に上。
プラスチック製の軽量モデルは安価ですが、タイピング時に揺れることが多く、長期使用では耐久性にも差が出ます。
Lomicallは金属製なので重量があり、ヒンジ部分もしっかり固定されていて、長く使ってもヘタらないのが魅力です。
また、スタンドの角度を細かく調整できる点もポイント。
他ブランドでは3〜4段階しか変えられないものが多い中、Lomicallは無段階で調整可能。
作業姿勢や環境に合わせて自由にセットできるため、実用性が高いです。
まとめ：Lomicallタブレットスタンドの使い勝手と魅力
Lomicallタブレットスタンドは、シンプルながら実用性に優れた製品です。
アルミボディの安定感、自由な角度調整、そしてデザインの美しさ。
どれを取っても「買ってよかった」と感じる仕上がりになっています。
もちろん、完璧ではありません。高さ調整ができない点や、重い端末を倒しすぎるとやや不安定になる場面もあります。
ですが、その欠点を補って余りある“使いやすさ”がこのスタンドにはあります。
動画視聴、オンライン会議、読書、イラスト作業。
どんな使い方でも自然に馴染み、日常のストレスを減らしてくれる。
それが、Lomicallタブレットスタンドの最大の魅力です。
安定感・角度・質感の三拍子がそろったこのスタンド。
「タブレットをもっと快適に使いたい」と思う人には、きっと長く付き合える一台になるはずです。
