ランニングウォッチの定番ブランドとして人気を集めるGarmin(ガーミン)。その中でも2024年に登場した「Forerunner 165(フォアランナー165)」は、初心者から中級者まで幅広く注目されているモデルです。この記事では、ガーミン165の発売日や予約開始日、注目すべき機能や選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。
ガーミン165の発売日と予約開始日は?
ガーミン165シリーズは、2024年2月22日(木)から予約がスタートし、正式な発売日は2024年2月29日(木)でした。ラインナップは2種類で、スタンダードモデルの「Forerunner 165」と、音楽再生機能を備えた「Forerunner 165 Music」が同時にリリースされています。
日本国内ではGarmin公式サイトや家電量販店、Amazonなどの正規販売店を中心に取り扱いが始まり、現在はオンラインでも安定して入手可能です。発売当初の価格は、165が税込39,800円、Musicモデルが税込44,800円でしたが、2025年現在では実売価格が3万円台前半まで下がることもあり、コストパフォーマンスの高さから再び注目されています。
ガーミン165とは?どんなモデルなのか
Forerunner 165は、ガーミンのランニングウォッチの中で「エントリーモデル」と「ミドルクラス」の中間に位置するモデルです。上位機種であるForerunner 265の機能を一部継承しながら、価格を抑えた設計が特徴。前世代のForerunner 55から大きく進化し、より直感的でスマートな体験ができるようになりました。
ガーミンウォッチが初めての人にも扱いやすいインターフェイスと、ランナーに必要な機能をしっかり押さえた構成で、「初めての本格GPSウォッチ」として選ばれやすい立ち位置です。
デザインと装着感の進化
まず注目したいのが、ディスプレイとデザインの進化です。1.2インチのAMOLEDディスプレイを採用し、解像度は390×390ピクセル。これまでの液晶タイプよりも鮮やかで、太陽光の下でも非常に見やすいのが特徴です。
また、タッチスクリーンと物理ボタンの両方で操作できる仕様になっており、ランニング中はボタン操作、日常ではタッチ操作と使い分けが可能。サイズは43mm径で、重量は約39g。軽量で腕への負担も少なく、長時間装着しても快適です。5ATM(50m防水)対応なので、汗や雨、シャワーでも問題なく使用できます。
バッテリー性能と使い勝手
バッテリー持続時間も魅力のひとつ。スマートウォッチモードでは約11日間、GPSモードでは約19時間と、頻繁に充電する必要がありません。これならフルマラソンの練習や長時間のアクティビティでも安心して使えます。
実際に使っているユーザーからも、「1週間以上充電なしで使える」「GPSの精度が高い」といった声が多く、ガーミンの安定感をしっかり継承していると評判です。
ランナーを支える豊富な機能
Forerunner 165の真価は、やはりランニングサポート機能にあります。
主な特徴をまとめると次の通りです。
- GPS/GLONASS/Galileo/みちびき対応で、位置情報の精度が高い
- PacePro(ペース戦略サポート)機能で、コースに合わせたペース配分を提案
- VO2 Max(最大酸素摂取量)やリカバリータイム、レース予測タイムの計測
- 手首ベースのランニングダイナミクス(上下動、接地時間など)
- トレーニング効果や負荷の可視化、レースウィジェットなど、トレーニング計画を立てやすい設計
こうした機能は、従来の上位モデルにしかなかったもの。Forerunner 165は、初めて「手首だけでランニングパワー計測」に対応したエントリー機でもあり、ガーミンユーザーの間でも評価が高いです。
健康管理とライフログ機能も充実
ランニングウォッチとしてだけでなく、日常の健康管理にも活躍します。
- 心拍数・ストレスレベル・呼吸数・血中酸素濃度(SpO2)
- 睡眠の質や回復度合いを可視化する「睡眠スコア」
- Garmin独自の「Body Battery」で、体のエネルギー残量を数値化
- 朝起きた時に体調や天気、予定、トレーニング提案をまとめて知らせる「モーニングレポート」
これらの機能は、日々のコンディションを把握してトレーニングを最適化するのに役立ちます。睡眠不足や疲労の蓄積を感覚ではなくデータで確認できる点が、他のスマートウォッチにはない魅力です。
Suica対応&音楽再生でスマートに使える
ガーミン165は、スマート機能も抜かりありません。Garmin Payを通じてSuicaに対応しており、コンビニや自販機での支払いが手首ひとつで完了。スマホや財布を持たずにランニングに出かけられるのは大きなメリットです。
さらに「Forerunner 165 Music」では、SpotifyやAmazon Music、LINE MUSICなどのプレイリストをウォッチに同期して再生できます。Bluetoothイヤホンとペアリングすれば、スマホなしで音楽を聴きながら走れるので、ワイヤレス派のランナーに人気です。
他モデルとの違いと選び方のポイント
「ガーミン165」と「ガーミン265」を比較すると、ディスプレイやSuica対応など多くの機能は共通していますが、265には「トレーニングレディネス」など上級者向けの機能が追加されています。
一方で、165はより軽く、価格も約1万円以上安いため、日常使いも兼ねたい人には165が最適。
「ランニングを始めたい」「スマートウォッチとしても活用したい」人には165。
「トレーニングデータを深く分析したい」「本格的にレースを走る」人には265。
そんな選び方が目安になるでしょう。
購入タイミングと価格動向
発売から約1年が経ち、2025年現在では価格が落ち着いてきています。
特にAmazonなどでは3万円台前半で購入できることもあり、「この価格でAMOLED+Suica+GPS精度+音楽機能」という組み合わせは非常にお得です。
さらに、発売後に配信されたアップデートでGPS精度や睡眠スコアの改善も行われており、初期よりも完成度が高まっています。性能と価格のバランスが取れた今こそ、買い時と言えるかもしれません。
ガーミン165はどんな人におすすめ?
こんな人におすすめです。
- 初めてランニングウォッチを買う初心者
- フルマラソン完走を目指す中級ランナー
- ランニングだけでなく日常の健康管理もしたい人
- 軽くて見やすいスマートウォッチが欲しい人
- Suicaや音楽機能でスマホレスな生活を楽しみたい人
逆に、トレーニングレディネスや高度なコンディション管理を重視する上級ランナーは、Forerunner 265やForerunner 955シリーズを検討するとよいでしょう。
まとめ:ガーミン165の発売日と注目ポイントをおさらい
改めてまとめると、ガーミン165シリーズは
2024年2月29日発売/予約開始は2月22日。
エントリーモデルとしての扱いやすさと、ミドルレンジ並みの性能を兼ね備えた、非常に完成度の高いランニングウォッチです。
AMOLEDディスプレイの美しさ、軽さ、Suica決済、音楽再生など、日常からトレーニングまで幅広く使えるバランス型モデル。発売から1年が経った今でも人気が続く理由は、その「コスパの高さ」と「ちょうどいい機能性」にあります。
これからランニングを始めたい人、スマートに体調を管理したい人にとって、ガーミン165はまさにベストな一台。発売日をきっかけに、その魅力を改めてチェックしてみてください。
