健康づくりを頑張ると保険料が安くなる——そんな新しい保険のかたちとして注目されている「住友生命Vitality(バイタリティ)」。
毎日の運動や歩数、心拍数を記録することでポイントが貯まり、ステータスが上がる仕組みです。
その中でもポイント獲得を効率よく進めるために欠かせないのが「スマートウォッチ」。
今回は、バイタリティでおすすめのスマートウォッチを5つ厳選し、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく紹介します。
住友生命バイタリティとスマートウォッチの関係
まず、そもそも「スマートウォッチが必要なの?」という疑問を持つ人も多いはず。
結論から言えば、バイタリティではスマートフォン単体でも歩数の記録はできますが、スマートウォッチを使うことでポイントを逃さず正確に記録できるようになります。
バイタリティのポイントは、歩数だけでなく心拍数を計測した運動(中強度以上のアクティビティ)でも貯まります。
そのため、腕につけるだけで自動で心拍データを取ってくれるスマートウォッチは、効率的にステータスを上げたい人の必需品なのです。
Vitalityでポイントを獲得するための仕組み
バイタリティのアプリは、特定のウェアラブルデバイスと連携することで日々のデータを自動取得します。
歩数や心拍数、運動の強度に応じてポイントが加算され、1週間の目標ポイントを達成するとリワード(ごほうび)ももらえる仕組みです。
ただし、どんなデバイスでも連携できるわけではありません。
2025年時点で公式に対応している主なメーカーは以下のとおりです。
これらのメーカーであれば、公式アプリ経由でVitalityアプリと自動連携でき、データが正確に反映されます。
選ぶ前に知っておきたい注意点
スマートウォッチを選ぶときに大事なのは、「公式対応機種かどうか」と「心拍データが正しく反映されるか」。
例えばApple Watchの場合、心拍データは「Apple純正のワークアウトアプリ」で計測したものだけが有効です。
他社アプリでの計測データはポイント対象外になるので注意しましょう。
また、複数のデバイスを併用しているとデータが重複したり反映が遅れたりすることもあります。
1台のスマートウォッチに絞って使うほうが確実です。
さらに、スマートウォッチ購入後には、Vitalityアプリ内で連携設定を済ませることを忘れずに。
Garmin(ガーミン)|運動ログが正確でランナーに人気
ガーミンはGPS精度の高さで知られるブランドです。
ランニングやウォーキング、サイクリングなど、外でのアクティビティを正確に計測できます。
心拍数も常時計測できるので、Vitalityの「中強度運動ポイント」も逃しません。
おすすめモデルは「Forerunner」シリーズや「Venu」シリーズ。
防水性やバッテリー持ちが優れており、スポーツ習慣のある人にぴったりです。
さらに、Vitality会員は専用サイトから割引価格で購入できることもあります。
Polar(ポラール)|トレーニング重視派に最適
Polarは、心拍数計測に定評があるフィンランドのブランド。
運動の質を細かく分析でき、トレーニング効果を数値で確認できます。
バイタリティでは心拍データが正確に反映されるため、効率よくポイントを稼ぎたい人に人気です。
代表的なモデルは「Polar Ignite」や「Polar Unite」。
どちらも軽量でフィット感がよく、日常使いにも最適です。
ジム通いをしている人や、運動強度を可視化したい人に向いています。
Fitbit(フィットビット)|日常の健康管理を重視する人に
Fitbitは健康習慣のサポートに強いブランド。
歩数や睡眠、ストレス、血中酸素レベルなどを総合的に記録できます。
Vitalityとの連携もスムーズで、日常のウォーキングや軽運動中心の人におすすめです。
「Fitbit Charge」シリーズや「Fitbit Versa」シリーズなど、シンプルで使いやすいモデルが多く、価格も手ごろ。
アプリの操作性も高く、初めてスマートウォッチを使う人にも扱いやすい点が魅力です。
Suunto(スント)|アウトドア派に強いタフモデル
Suuntoは登山やトレイルラン、ダイビングなどのアクティビティ向けに開発されたフィンランドブランド。
頑丈な設計と高精度なGPSが特徴です。
Vitality連携対応モデルを選べば、心拍データをもとにポイントを取得できます。
ただし、Suunto 3 Fitnessなど一部シリーズはVitality非対応の場合があるため、購入前に確認が必要です。
アドベンチャー志向の人や、アウトドアアクティビティを日常に取り入れたい人におすすめです。
Apple Watch(アップルウォッチ)|iPhoneユーザーの定番
Apple Watchは、iPhoneとの連携が抜群。
心拍数の計測精度が高く、ワークアウトの種類も豊富です。
Vitalityでは、Apple純正の「ワークアウト」アプリで計測した心拍数データがポイント対象になります。
また、バイタリティでは「Apple Watchアクティブチャレンジ」という特典プログラムもあり、条件を満たすとApple Watchを割引価格で入手できるキャンペーンも行われています。
iPhoneを使っている人なら、最もスムーズに連携できる選択肢です。
スマートウォッチを使うメリットと運用のコツ
スマートウォッチを使うと、単にポイントを貯めるだけでなく、日々の健康意識が自然と高まります。
歩数・心拍数・睡眠などのデータが「見える化」されることで、自分の体調変化に気づきやすくなるのです。
長く続けるコツは、生活習慣に自然に組み込むこと。
通勤時や買い物、散歩など、普段の動きがそのままデータになるので、無理にトレーニングをする必要はありません。
「昨日より少し多く歩こう」くらいの気持ちで続けるのがポイントです。
スマートウォッチ選びの落とし穴
見た目や価格だけで選ぶと、Vitalityのデータ連携がうまくいかないこともあります。
たとえば、安価な海外メーカー製のスマートウォッチの中には、Vitalityアプリに対応していないものも。
歩数は記録できても、心拍数データが反映されないことがあります。
また、スマートウォッチのアプリ更新やOSアップデートによって、連携が途切れることもあります。
定期的にアプリのバージョンを確認し、データが正しく同期されているかチェックすることが大切です。
住友生命バイタリティでおすすめのスマートウォッチを選ぶなら
ここまで紹介した5つのブランドはいずれも、住友生命バイタリティと相性が良く、運動データを正確に記録できます。
それぞれの特徴をまとめると次のとおりです。
- Garmin:運動ログ重視、ランナー向け
- Polar:心拍精度が高く、トレーニング管理に最適
- Fitbit:ライトユーザーや健康管理中心の人に
- Suunto:アウトドアやタフな活動向け
- Apple Watch:iPhoneユーザーに最もスムーズ
Vitalityの魅力は、「健康づくりがそのまま得になる」という点にあります。
だからこそ、日々の運動を自動でサポートしてくれるスマートウォッチを賢く選ぶことが、結果的に最も大きなリターンにつながります。
自分のライフスタイルに合った1本を見つけて、Vitalityをもっと楽しんでいきましょう。
