「スマートウォッチでGoogleマップを使える」――そんな未来が、もう現実になっています。
手首の上で地図を見ながら道案内してくれるって、ちょっとワクワクしませんか?
本記事では、Googleマップ対応のスマートウォッチを実際の使用感や特徴を交えて紹介します。
ナビ機能の便利さ、選び方のポイント、そして今人気のおすすめモデルまで、まるごとチェックしていきましょう。
スマートウォッチでGoogleマップを使うメリット
スマートウォッチでGoogleマップを使う最大の魅力は「スマホを取り出さなくていい」こと。
歩きながら、サイクリングしながら、さらには旅行先でも、手首の画面をチラッと見るだけで目的地までの道のりがわかります。
ナビ中は、画面に次の曲がり角や到着予想時間が表示され、振動で方向を知らせてくれる機種も。
両手がふさがっているときや、スマホを出しづらいシーンでは特に助かります。
また、車や自転車の運転中も、音声ではなく視覚と振動で案内してくれるので、視線移動を減らし安全性にもつながります。
さらに最近は、スマートウォッチ単体でもGoogleマップを起動できるモデルが増えており、スマホなしでもナビを継続できる時代が近づいています。
対応条件と使える機能を知っておこう
Googleマップが利用できるのは、主に「Wear OS 3 以上」を搭載したスマートウォッチ。
このOSはGoogleが開発しているため、同社のアプリとの相性が抜群です。
主な機能は次の通り。
- 手首で目的地を検索してナビを開始
- 徒歩・車・自転車ルートのリアルタイム案内
- 所要時間や到着予想時刻の確認
- 音声操作によるルート検索(「OK Google、渋谷駅までナビ」など)
ただし、公共交通機関のルート案内はウォッチ単体では非対応の場合があります。
また、オフラインマップを使いたい場合は、事前にスマートフォン側で地図データをダウンロードしておくと安心です。
ナビ中はGPSと通信をフルに使うため、バッテリーの減りは早め。長時間の利用を考えている人は、容量の大きいモデルを選ぶのがおすすめです。
Googleマップ対応スマートウォッチの選び方
1. OSとバージョンをチェック
まず確認すべきは「Wear OS 3以上」であること。
旧バージョンでは地図表示が制限され、通知だけに留まることもあります。最新OSを搭載したモデルほど、操作性や反応速度も優れています。
2. GPSと通信性能
ナビはGPSの精度が命。
スマホと連携して使うモデルならBluetooth接続で十分ですが、ウォッチ単体でナビしたいなら、LTEやWi-Fi対応モデルを選びましょう。
3. バッテリー持続時間
ナビ機能を使うと消費が激しくなるため、1日以上もつかどうかは大事なポイント。
省電力モードやデュアルディスプレイを備えるモデルなら、バッテリー切れの心配を減らせます。
4. スマホとの互換性
Googleマップのナビ機能はAndroidスマホとの相性が特に良好。
iPhoneでも使える場合がありますが、機能が限定されることもあるので注意です。
5. デザインと使い心地
日常的に身につけるものだから、デザインや装着感も大切。
見やすい画面サイズ、明るさ、操作しやすいボタン配置をチェックしましょう。
話題の最新動向:GarminもGoogleマップに対応へ
2025年には、Garminが自社スマートウォッチにGoogleマップのナビ機能を導入すると発表。
Garmin+Forerunner+965やVenu、Fenixなど、人気シリーズの一部が対象になります。
これにより、これまで独自マップ中心だったGarminユーザーも、Googleマップを使ったルート案内が可能に。
ただし現時点では、目的地の検索はスマートフォン側で行い、ウォッチは案内表示を受け取る形式が中心。
完全に手首だけで操作できるわけではないものの、利便性は確実に向上しています。
今後は他メーカーでも同様の機能拡張が期待されており、2025年以降は“Googleマップが標準搭載の時代”になる可能性があります。
ナビが便利!Googleマップ対応スマートウォッチおすすめ10選
ここからは、人気のGoogleマップ対応モデルを一挙に紹介します。
価格帯や特徴がそれぞれ異なるので、あなたの使い方に合うものを選んでみてください。
1. Google Pixel Watch 4
Google純正のスマートウォッチ。
Googleマップはもちろん、Gmailやカレンダーなどとの連携もスムーズ。
ナビ画面も見やすく、振動による案内が自然で直感的です。デザインも上品でビジネスにも◎。
2. Google Pixel Watch 3
コスパ重視派におすすめの旧モデル。
Wear OSの機能はほぼ同じで、Googleマップも快適に動作します。
価格がこなれてきている今が狙い目。
3. Samsung Galaxy Watch Ultra
ハイエンド志向の方に。
AMOLEDディスプレイの発色が良く、屋外でも地図が見やすい。
耐水・耐衝撃性能も高く、アウトドアやランにも最適です。
4. TicWatch Pro 5
デュアルディスプレイ搭載でバッテリー持ちが抜群。
Googleマップを長時間使うユーザーに向いています。
GPS精度が高く、ナビとフィットネス両方をこなせる万能機。
5. TicWatch Pro 5 Enduro
アウトドア志向の強化版。
金属ボディの頑丈さと省電力設計が魅力。
登山やキャンプなど、電源の確保が難しい環境でも安心です。
6. Xiaomi Watch 2
手頃な価格でGoogleマップ対応を実現。
初心者にも扱いやすく、通知・健康管理・ナビを一台でこなします。
デザインも洗練され、ファッション性も高め。
7. Garmin Venu 3
Garminの中でもスタイリッシュなモデル。
Googleマップ対応が始まり、Androidスマホと連携すればナビ表示が可能。
健康データと合わせて「走りながら目的地案内」も夢ではありません。
8. Garmin Forerunner 965
本格ランナー向けモデル。
高精度GPSと地図表示が得意で、Googleマップと併用すればランニングルート確認が一段と快適に。
トレーニング管理との両立が魅力です。
9. Fossil Gen 6
Wear OSを採用し、Googleアプリを幅広く使える定番モデル。
洗練されたデザインで、街歩きからビジネスまで違和感なく使えます。
10. Huawei Watch 4 Pro
Googleマップの機能は地域制限があるものの、最新ファームウェアで対応範囲が拡大。
旅行好きやガジェット好きの人に人気の一台です。
ナビ機能をもっと快適に使うコツ
- オフラインマップを事前に保存
通信が不安定な場所でも安心。スマホでダウンロードしておけば、ウォッチでもスムーズに表示できます。 - 省電力モードはオフに
ナビ使用時はGPSを多用するため、省電力設定だと精度が落ちることがあります。 - 音声操作を活用
「Hey Google、近くのカフェまでナビして」と話しかけるだけで出発準備完了。 - ストラップと装着感にも注目
長時間のナビ使用では装着感も大切。軽くて肌に馴染む素材を選びましょう。
まとめ:Googleマップ対応スマートウォッチで、道に迷わない毎日を
スマートウォッチの進化によって、「道案内」はスマホだけの機能ではなくなりました。
Googleマップ対応のスマートウォッチを使えば、手首の上でスムーズにルート確認ができ、日常の移動も旅行もぐっと快適になります。
街歩き、ランニング、サイクリング、出張――。
どんなシーンでも頼れる相棒として、あなたの行動範囲を広げてくれるでしょう。
ぜひ、自分のライフスタイルに合ったモデルを見つけて、「手首ナビ」のある毎日を楽しんでください。
Googleマップ対応スマートウォッチ特集!ナビ機能が便利な人気モデル10選
最新のスマートウォッチは、地図を見るための“新しい窓”です。
次に出かけるとき、ポケットからスマホを出す前に――手首を見てみましょう。
